あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年10月2日 (日) 旧暦8月29日赤口

- 怪しい雲行き -

日記


 テレビによると、“10月は地震がやって来る”、そんな特番も組まれているようです。過去のデータから見ても非常に危ない月なのだとか。それを証明するかのように昨日も千葉県東方沖と千葉県北西部で最大震度2が観測されております。
 今朝、雷門前から空を見上げると、東から西に向かって一直線に雲の筋が連なっているのです。これってもしや地震雲
 たしか、先日のテレビでもこんな雲が地震の予兆であるかのようにいわれていました。それが本当だとすると、千葉から茨城方面で地震が発生するのかも・・・。テレビでは、もし、地震が発生しても慌てず冷静になって行動するように注意を促しておりました。
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 煉瓦造り仲見世120年周年の記念行事「近代仲見世百二十年記念祭」が始まりました。仲見世の雷門前に「仲見世屋」と称するイベント小屋では、明治時代のカフェの女給さんのような格好の案内嬢がお客さんをお出迎えです。期間中の中末には、明治時代をイメージした記念手ぬぐいの販売も行われ、これを用いたスタンプラリーも仲見世一帯で行われております。また、商店街アーケードを利用して、明治時代の浅草風景の赤絵や写真パネルが展示されているのです。
 「仲見世屋」では、かつて浅草のランドマークだった陵雲閣(浅草十二階)の内部を紹介したからくり絵の拡大模型と、陵雲閣の展望台から撮影された三百六十度の大パノラマ写真も公開されております。本日は、12時半からこの「仲見世屋」では当時の風俗衣装を貸し出しての撮影会も行われるようです。ぜひ、今日の日曜日はご家族で浅草にいらしてください。
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 昨日、観音裏の富士小学校の「おたのしみ会」の会場をお借りして、みんなの自転車の会では、「声をかけま証」の配布を行いました。この運動は、自転車を利用する子どもたちが歩行者を避ける時に絶対に「ベル」を鳴らさないようにしましょうとのマナー教育の一環なのです。歩行者に避けてもらう時には、“すみません”、避けてもらったら、“ありがとう”、この二言だけで気持ち良く自転車を利用することが出来るのです。
 先日も、大阪の舗道上で自転車のベルに腹を立てた人が傷害事件を起こしたというニュースも流れていました。道路交通法では自転車は車道を走るもので、指定された看板の無い歩道は走ってはいけないのです。とはいえ、子どもたちに車道を走らせるのには危険も伴うため、台東区の8割以上の歩道が自転車通行可となっているんのです。しかし、歩道では歩行者が最優先です。自転車は歩行者の間を遠慮しながら走らなければいけないはず。そこに我がもの顔で「ベル」をチリンチリン鳴らして走り抜けていく自転車はトラブルの基でもあるのです。
 台東区の子供は自転車に乗ったら、やたら「ベル」を鳴らしません。たったこれだけを守ってくれる約束をしてくれた子どもたちに、免許証のような格好の「声をかけま証」を差し上げているのです。
 こらから、他の学校でもこの「声をかけま証」を配布する予定です。台東区に限らず、他の地域でもこんな運動を展開してみませんか。昨日はおよそ200名のよい子たちに「声をかけま証」を発行してまいりました。
 子供たちがマナーを守ることで、大人だってきっと判ってくれるはず。たとえ判ってくれなくても、子供たちが大人になった時には、そんな習慣がきっと身に付いているのだってことを祈りながら、みんなの自転車の会では、「声をかけま証」ボランティア活動を推進しているのです。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数36