あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年10月1日 (土) 旧暦8月28日大安

- 秋の観光祭 -

日記


 今年も早いもので、3/4が終わり残すところ3月となってしまいましたね。暦によると、今日10月1日は、様々な記念日が制定されております。
 「印章の日」・「法の日」・「浄化槽の日」・「世界ハビタット・デー」・「国際高齢者の日」・「香水の日」・「コーヒーの日」・「デザインの日」・「ネクタイの日」・「メガネの日」・「国際音楽の日」・「土地の日」・「日本酒の日」・「赤い羽根の日」・「福祉用具の日」・「アウトドアスポーツの日」そして「東京都民の日」。このような記念日はそれら業者にとって意味のある日なのでしょうが、我々東京都民にとって直接恩恵を受けるのは、「東京都民の日」でしょう。
 博物館や動物園など東京都が運営する施設はすべて無料で開放される日なのです。思い出せばあほまろの子ども達が小学生の頃には学校で配られたのカッパのバッジを付けて上野動物園に行ったことがありました。なぜカッパだったのでしょうね。まさか東京都民の印がカッパだったのかな・・・。まだカッパのバッジって残っているのでしょうかね。
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 また、今日から「衣更え」です。気候に合わせて、衣服を冬服に替える日で、この風習は平安時代から始っていたのだそうです。とはいえ、まだそんなに寒い時期では無く、今朝も雷門前の交番の警察官が暑苦しく見えましたよ。最も、この風習は旧暦で行われてたもの。今年の旧暦11月1日は12月2日になってしまうのです。とはいえ、昔だって、12月まで夏服はやはりおかしいでしょうね。新旧入り乱れてしまった現在、いったいどの言い伝えが本当だったのかは別として、衣替えは新暦の6月1日と10月1日に行うようになり、明治以降の官庁・企業等もそれに従ったのです。
 今日は週末なので通学の子ども達の姿は見えませんが、週明けからは冬の制服を着た子ども達を見ることになるのでしょうね。
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 浅草寺境内には奉納提灯の取り付け枠も揃い、恒例の「菊茶屋」も完成しました。そして、仲見世一帯には「秋の観光祭」のポスターも貼られました。
 「秋の観光祭」は、
10月1日〜6日「生花展」、10月18日「金龍の舞・菊供養と菊お練り行列」、11月3日「白鷺の舞・東京時代まつり」と続きます。期間中の10月15日〜11月15日は大菊や盆栽・懸崖など、 愛好家が丹精込めて仕立て上げた菊が、多数展示される恒例の「菊花展」も開催されるのです。あほまろは毎年この菊の成長に合わせて衣更えを始めるのです。
 浅草もいよいよ秋本番になってきましたよ。
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 最近、街のあちこちで野生化したハトがゴミ袋を破いてエサを食べている光景をよく見ます。以前はカラスの行為と相場が決まっていたのですが、平和なエサ場であった浅草寺境内を追い出されてしまったハトがカラスの真似をしてゴミ袋を狙うようになってしまったのです。長年、浅草寺境内で何不自由無くのんびりと生活していたハトたちの末路、“平和の象徴でもあるハトがゴミ袋を突いている・・・”、何か今の日本の見せかけの平和を暗示しているかのようでもありませんか。そのうちにカラスのような駆除を始めるのかも。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数31