あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年8月17日 (水) 旧暦7月13日先勝

- 秋の気配 -

日記
写真館に深川富岡八幡宮例大祭をアップしました。


 昨日の地震、大丈夫でしたか。あほまろはちょうど電話中でしたが、とりあえず電話を切ってモモちゃんを部屋の中央に連れていき抱き抱えていました。あほまろの事務所にところ狭しと張ってあるホーロー看板、それがジャラジャラと唸り声を上げているかのように揺れているのです。幸い看板類は落ちて来なかったのですが、モモちゃんがお水を飲んでいるお皿の水が飛び散ってしまいましたよ。
 仙台付近が震源地で震度6弱。仙台市泉区松森のスポーツ施設「スポパーク松森」で、プールの屋根が落ちて大勢の方が被害を被ったのですが、NHK仙台からの中継映像でアナウンサーが、“これほどの大事故にもかかわらずけが人が16名で済んだってことは不幸中の幸いでした”、って言ってましたけど、16名も怪我をして不幸中の幸いって表現、不謹慎な言葉に聞こえませんか。
 お盆を終えて帰る人達でいっぱいだった新幹線も止まり、新幹線から降りて線路を歩く乗客を見ていると、昨年の新潟地震を思い出してしますね。
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 清しいかなや西風の まづ秋の葉を吹けるとき さびしいかなや秋風の かのもみぢ葉にきたるとき・・・。島崎藤村の「秋風の歌」のあほまろが好きな部分です。
 暑さは厳しいが、秋風が立ち始める頃になりましたね。今朝なんて歩いて風がとっても涼しく感じるのです。我が家の犬たちも快適そうに歩いてましたよ。モモちゃんよりちょっと早く出発した足の悪いポメラニアンのポーちゃん、宝蔵門から女房の後ろを着いて歩いてくる姿がとっても可愛らしかったよ。でも、悪い方の左後足をかばって歩いているので、斜め歩きになってしまうのです。ポーちゃんを見つけたモモちゃんも大喜びで走って近寄っていきました。家の中ではモモちゃんより威張っているポーちゃんですが、モモちゃんの歓迎をうけると、嬉しそうに尻尾を振っていましたよ。
 ポーちゃんが仲見世を去って行く後ろ姿を振り返りながら歩いているモモちゃんの頭の上に赤とんぼが舞っています。やっぱり気配はもう秋なのでしょうね。
 特に話題の無かった今朝は、涼しさについ笑顔になってしまう、モモちゃんと、歩き疲れて仲見世で座り込んでしまったポーちゃんの写真で秋風を感じてください。
 さびしさはいつともわかぬ山里に 尾花みだれて秋かぜぞふく・・・
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 “歯医者さんのお盆休みが終わったら行かなくっちゃ・・・”、お盆の前から歯の調子が悪くって固いものが食べれなかったあほまろでしたが、昨日からようやく調子が戻り、今朝になってとっても調子が良いのですよ。まったく、“お盆の間だけでも大丈夫なように仮の処置をしておく”、そんな歯医者の処置だったはずが、反対にお盆の間だけ調子が悪くされてしまったって結果ですよ。調子が戻ったのだから、下手に処理をされるよりはこのまま暫く放っておいた方が良いのかもね。なんて素人療法はいけないのかな・・・。
 お盆休みなので、別居している息子が彼女を連れて遊びに来ました。久しぶりに夕食を一緒に食べようということになったのですが、馴染みの寿司屋さんはお盆休み。それじゃ焼き肉にしようなんて言いだしたって、あほまろは歯の調子が悪いんだよ・・・、とも言えずに息子の言いなりに焼き肉屋です。それも、お盆の間だけの特別メニューとして、極上肉の盛り合わせ。それは良かったのですが、特別サービスなのか分厚く切った肉の固まり、そんなの食える訳ないしょ(←北海道弁)。しかたなく野菜を柔らかく焼いて、味噌付けてしゃぶるしかないべさ・・・。
 あほまろは肉が大好きです。でも、牛や豚はあまり好んで食べることはありません。大好きなのが羊肉、そう北海道名物のジンギスカンなのです。最近は都内でも食べれるようになり、色々食べてみましたが、本場の味の再現なんてのは東京では無理ですね。
 かつて、仕事で外国暮らしが多かった頃、どこの国でも、中華はもちろん、イタリアン、フレンチ、焼肉、お寿司など、日本で食べていたのとほぼ同じものが食べられたのですが、ジンギスカンだけは何処にも有りませんでした。羊の肉といえば、オーストラリアやニュージーランド、羊の肉を焼く料理はもちろん有るのですが、タレが違うし味は甘口。やっぱ、あので、あのタレで、あのの中で、ビールを片手にと四拍子揃って頬張るジンギスカンじゃなくっちゃね。
 なぜか歯の調子が戻ると、朝から突然ジンギスカンが食べたくなってしまったあほまろって変なやつかな。
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 世の中選挙戦に突入しました。まだ公示前だってのに候補者の名前を連呼する街宣車って違法じゃないのでしょうか。それとも、政治家先生は何をやってももみ消せることを前提に言ったもの勝ちを貫いているのかも知れませんね。
 法律を創り守るのが代議士先生の御仕事。その代議士に立候補をする人は、法律で裁かれている最中の人でも許されるのでしょうか。大阪では、政策秘書給与不正受給が発覚して議員辞職した元代議士先生が再び挑戦する構えでいるようです。しかし、現在は執行猶予中なのです。執行猶予中とは有罪が確定しておとなしくしている時期を与えられているっていうのに、これって絶対におかしくないですか。
 本人は会見で、「考え続けてきた。今も逃げるつもりはない」と批判を受け止める考えを示していますが、それも許されてしまうのが代議士さんの世界なのかも・・・。そういえば、北海道でも、もう一人、疑惑の総合商社と言われた裁判で、刑に服した
前科者が新党を作って立候補を表明しているようです。もう一度国会でこの二人の対決を見てみたい気もするけど、このご時世じゃどっちも無理でしょうね。
 どことなく、政治の世界も秋の予感なのかな・・・。

 注:代議士「国民から選ばれ、国民の意見を代表して国政を議する人。衆議院議員の通称」(広辞苑)


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5
撮影枚数34