title

2019年11月21日(木)〜24日(日)
        四国観光列車「四国まんなか千年ものがたり」等

         「一日目」  「二日目」 「三日目」  「四日目」 
「乗り鉄・撮り鉄、たまに寄り鉄日記」MainMenuに戻る
日記写真

 続いての旅は高知駅より、「志国高知 幕末維新号」に乗車です。
写真00
 高知駅のホームにあがると、
写真00
 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のオープンデッキ列車「太陽号」が停車しておりました。
写真00
 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線にはさまざまな形態の車両が運行していますが、なかでも大人気はこの「太陽号」なのです。
写真00
 あほまろはまだ乗ったことが無かったので、停車時間に内部を拝見することができました。
写真00
 「太陽号」は車両の先頭が、クジラをイメージして施されたデザインの珍しい列車なのです。
写真00
 室戸岬の奈半利駅に向かって右側、海側がオープンデッキになっています。
写真00  土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線には、この他に黄色い車体に縦縞でタイガースのロゴマークまで入った「タイガース列車」という車両も運行し、てタイガースファンたちに大人気なので、次回は絶対に乗ってみたい列車ですね。
写真00
 「志国高知 幕末維新号」が入線してまいりました。
写真00
 2017年9月23日に運行を開始したJR四国の観光列車で、坂本龍馬を始めとする土佐の志士たちをラッピングしたキクハ32形トロッコ車両とキハ185系気動車の2両編成で、土休日を中心に土讃線の高知〜窪川間を1日1往復しておりますが、残念ながら2019年11月30日(土)がラストランを迎えるので、その一週間前にようやく滑り込んだのでありました。
写真00
 本当はラストランに乗りたかったのでしたが、きっぷは発売開始からわずか30秒で売り切れてしまったとのことで、一週間前のクラブツーリズム団体旅行に申し込んだのでありました。

 最初はキハ185系気動車に乗車します。
写真00
 そして、途中の伊野駅より、キクハ32形トロッコ車両に移動するのです。
写真00
 これ、もしもの気象変動に備えられる知恵なのでしょうね。
写真00
 何故、高知駅からトロッコに乗車出来ないのか不思議ですね。
写真00
 10:14に高知駅を出発し、10:37頃に伊野駅到着。ここからトロッコ列車に移動し、本領を発揮するのでした。
写真00  トロッコ列車の運転席です。
写真00
 窓のないトロッコ列車の開放感はやはり別格ですね。
写真00
写真00
 伊野駅から地元高校の生徒が乗り込んで、沿線の案内と、手作りお菓子とジュースの販売が行われました。
写真00
 続いて、地元観光協会の方々による名産品の販売です。
写真00
写真00
 トロッコ列車も終わりに近付いたことで、あちらこちらの沿線の方々がお見送りしてくれました。
写真00
写真00
 途中の佐川駅で列車交換停車。
写真00
 停車中のホームに降りて幕末偉人達をじっくり拝見。
写真00
写真00
 斗賀野駅を出ると、山肌に密着して建てられた白石工業の炭酸カルシウム工場が見えてきました。ここは、工場ファンには有名な場所らしい。
写真00
 停車駅では、地元の方々が手作りの飾りを配ってくれました。
写真00
 大間駅を過ぎると入り江が見え、
写真00
 入り江を過ぎると、ようやく黒潮太平洋が姿を現しました。
写真00
 お天気が良かったので、海はキラキラ光ってましたね。
写真00
写真00
写真00
 我々のツアーは、ここ土佐久礼駅まで。
写真00
 土佐久礼で、窪川方面からやって来た新車2700系気動車「特急あしずり6号」高知行とすれ違いました
写真00
 トロッコ乗車区間はここまでなので、乗客は再び後ろの185系に移動して窪川へ向かいますが、我々はここからバスにて「久礼大正町市場」に向かいます。
写真00
 ありがとう、行ってらっしゃい。
写真00
 汽車は出ていく煙は残る。この列車も残すところ後一往復になってしまうのです。
写真00
 土佐久礼駅。
写真00
 これから、「カツオ一本釣り」の漁法で知られる、昔ながらの漁師町「久礼大正町市場」であります。
写真00
 大正時代に大火に見舞われ、その際に大正天皇から復興費を賜ったことに感激し、それまでの「地蔵町」という名前を「大正町」に改めたそうです。
写真00
 田中鮮魚店で、カツオさばきの実演が始まりました。
写真00
 カツオの匂いに誘われ、猫ちゃんが近寄ってきました。
写真00
 おこぼれが目当てなのでしょうね。
写真00
 さばいたカツオは、豪快にワラ焼きです。
写真00
 田中さんは、慶応大学卒業とおっしゃってましたが、カツオのタタキと何か関係があるのでしょうかね。
写真00
 表面は真っ黒で豪快だけど、焼き時間が短いから、中身は刺身のようにフレッシュなんだって。
写真00
 確かにフレッシュで美味しそうですね。
写真00
 大吟醸のアテに美味しく頂きましたよ。
写真00
写真00
 駅の案内板はまだ国鉄表記のままということは、いったい何年前に設置されたのでしょうね。
写真00  ほろ酔いで幻を見たのか、とりあえず土佐大正駅に着きました。
写真00
 大正をなんとかせにゃあかんけど、昭和も平成もなんとなせにゃあかんのだ。
写真00
 さすがに駅名板はJRでしたよ。
写真00
 土佐大正駅からは、元祖トロッコ列車「しまんトロッコ」に乗車します。
写真00
 こちらのトロッコ列車も、最初は牽引するキハ54形気動車に乗り、トロッコ乗車区間の江川崎 より、後ろのトロッコに移動するのです。
写真00
 トロッコは、国鉄時代の無蓋貨車トラ45000形を改造した車両です。
写真00
 国鉄初のトロッコ列車として昭和59年にデビューし、平成25年10月5日(土)から水戸岡鋭治氏のデザインによりリニューアルされた車輌なのです。
写真00
 まずは、キハ54形気動車に乗るのです。
写真00
 土佐大正の次の駅が土佐昭和で、
写真00
 沈下橋を見ながら停まった駅は、
写真00
 平成では無く、十川駅でありました。
写真00
 ここからいよいよトロッコ乗車区間になるのです。
写真00
 四万十川も上流に来ると細い川になってしまうのですね。
写真00
 貨車を改造したトロッコ車輌なので、乗り心地は最悪でしたが、木のぬくもりを演出する空間に癒やされながら流れ行く自然を楽しみました。
写真00
写真00
写真00
 車体の山吹色のカラーリングは、元気を感じられる色であり、鬼北地域の田園風景・四万十川流域の川や山々の緑に映える色でもあるのだと、ホランティアのおせえさんが教えてくれました。
写真00
 そして有名名半家駅ですよ。 「半家」の名前の由来は、この地に住み着いた平家の落人が源氏方の追討を逃れるために「平」の横線を移動させて「半」にしたためと言われているらしい。
写真00
 ボランティアのおねいさんが、半家、半家を連発するので、本物の半家に失礼じゃ無いか。
写真00
 陽も落ちて来ました。
写真00
 トロッコ列車の乗車はここ江川崎駅までです。
写真00
 貨車の改造とは言え、あちらこちらに水戸岡鋭治色が漂ってますね。
写真00
 この飛び出した小さなテーブル、どこかで見たような。
写真00
 机の端の丸いつまみもどこかで見たような。
写真00
写真00
 貨車まで改造してしまう水戸岡鋭治氏は、たいした方ですね。
写真00
 我々を降ろした「しまんトロッコ」は、宇和島までの普通列車として運行するのであります。
写真00
写真00
写真00
 ありがとう、楽しかったよ。
写真00
 四国観光二日目を終了。ここからバスで今夜のお宿、四万十市に向かいました。
写真00
Memo
iPhone 11Pro MAX
SONY α7R IV
SONY FE 12-24mm F4 G
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS


         「一日目」  「二日目」 「三日目」  「四日目」 
「乗り鉄・撮り鉄、たまに寄り鉄日記」MainMenuに戻る