令和8年(2026)9月24日(木)  旧暦8月14日 先負
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 XXX枚
- 旅の楽しみは、帰るところがあるから -

 昨日まで降り続いた雨もようやく上がり、今朝の浅草の外気温は20℃でした。
 したことか、妙に蒸し暑い朝なのでしたよ。気温計は「秋ですよ」と言っているのに、身体のほうは「まだ夏じゃないの」と文句を言っております。
 どうやら季節というものは、暦のように几帳面には交代してくれないようですね。

 シルバーウィークの5連休も終わり、9月24日(木)の関東地方は天気が回復して、久しぶりに日差しが戻るようです。東京では最高気温が29℃くらいまで上がるとのことなので、せっかく秋になったと思ったら、夏が忘れ物でも取りに戻ってくるのでしょうかね。

 しかし、そんな東京の暑さを尻目に、あほまろはこれから北海道へ向かう新幹線の中で日記の書き換えを行っております。
 北海道では前線の通過に伴って広い範囲で雨となり、その雨が通り過ぎた後は気温がぐっと下がるようです。東京では半袖でもよさそうなのに、北海道では上着が必要になるかもしれません。
 同じ日本なのに、新幹線に乗っているうちに季節まで乗り換えるような旅になりそうですね。

 前泊と後泊を加えると、全部で五泊六日。
 浅草の早朝散歩を毎日続けているあほまろにとって、六日間も浅草を離れるというのは、かなりの大旅行なのであります。

 いつもの午前4時の雷門も、仲見世も、本堂も、浅草神社も、そして毎朝顔を合わせる朝友のみなさんとも、しばしのお別れです。
 もちろん、ビクトリー君たちにも留守番をお願いしておきましたよ。
 もっとも、あいつらにとっては、あほまろが北海道へ行こうが、外国へ行こうが知ったことではなく、数日来ないくらいにしか思っていないでしょうけどね。

 帰ってきた時に、
「どこへ行ってたんだよ」
 、ビクトリー君が怒って飛びかかってきてくれたなら、それはそれで嬉しいものですよ。

 今回の「THE ROYAL EXPRESS」の旅は、北海道を北へ北へと進みます。
 札幌を出発して大雪山の麓へ向かい、一日目は雄大な山々に抱かれた土地で一泊。そして二日目には列車で南稚内まで北上し、その先、日本最北端の宗谷岬を訪ねる予定です。

 宗谷岬――。地図では何度も眺めてきた場所ですが、実際にその地に立てば、その先にはもう日本の陸地はありません。
 晴れていれば、遠く海の向こうにサハリンの島影を望めることもあるという、日本のてっぺんです。
 浅草寺の境内を毎朝ぐるぐる歩いているあほまろが、とうとう日本の北の端まで行ってしまうのですから、散歩も長年続けると、とんでもないところまで延長されるものですね。

 列車の旅というものは不思議ですね。
 目的地へ着くことだけが旅ではありません。
 窓の外を流れていく景色を眺める時間も、食事を楽しむ時間も、同行する方々と語り合う時間も、駅に停車している時間さえも、すべてが旅なのです。
 そして、旅の楽しみは、帰るところがあるからこそ深くなるのでしょう。

 あほまろには、帰ればいつもの浅草があります。
 午前4時の雷門があります。
 まだ誰もいない仲見世があります。
 観音さまがいらっしゃいます。
 朝友のみなさんがいて、ビクトリー君たちが飛んで来て、観太郎君やおせんちゃんも、どこかからこちらを見ていることでしょう。

 あほまろには、帰ればいつもの浅草があります。
 午前4時の雷門があります。
 まだ誰もいない仲見世があります。
 観音さまがいらっしゃいます。
 朝友のみなさんがいて、ビクトリー君たちが飛んで来て、観太郎君やおせんちゃんも、どこかからこちらを見ていることでしょう。

 旅に出れば、普段は当たり前だと思っている「いつもの朝」が、実はかけがえのないものだったことに気づかされます。
 遠くへ行くから、近くのものが見えてくる。
 旅とは、そんなものなのかもしれませんね。
 もちろん、旅の途中でも「あほまろの浅草日記」は書くつもりですよ。

 もっとも、北海道にいるのに「浅草日記」と呼んでよいものか少々疑問ではありますが、二十数年間も続けてしまった看板ですから、今さら「北海道日記」に改名するわけにもまいりません。
 旅先から眺める浅草も、またひとつの「浅草日記」なのでしょう。

 しばらく浅草を留守にいたしますが、早朝参拝のみなさん、あほまろがいなくても、いつものように元気に観音さまへお参りを続けてくださいね。
 そしてビクトリー君たちを見かけたら、
「あほまろ爺さんは北海道へ遊びに行ったぞ」
 と、伝えておいてください。

。

 さて、これから長い長い鉄道の旅が始まります。
 上野を午前6時40分に出発した北海道新幹線で新函館北斗へ向かい、新函館北斗からは特急「北斗」に乗り換えて札幌へ。札幌到着は午後2時41分の予定です。

 およそ8時間。飛行機なら、あっという間に着いてしまう北海道へ、わざわざ一日がかりで向かうのです。
 しかし、乗り鉄のあほまろにとっては、それこそが旅なのですよ。
 早く着くことだけが旅の価値なら、新幹線も特急も必要ありません。
 車窓を流れる景色を眺めながら、コーヒーでも飲み、原稿を書き、ときどき居眠りをし、「まだ着かないな」と思う。
 その「まだ着かない」が楽しいのですよ。

 今朝はまだ開門前の浅草寺で、旅の安全を祈ってまいりました。

 人生も旅、目的地へ急ぐばかりでは、途中にある面白い景色を見落としてしまいます。
 あほまろも、いつの間にやら人生という長い列車にずいぶん長く乗ってまいりました。
 だからこそ、これからは急がず、慌てず、途中の景色を眺めながら進んでいきたいものです。
 そんなことを考えながら、今日は浅草を離れ、北へ向かっているのです。

 さて、北海道では、どんな景色に出会い、どんな人に出会い、どんな一枚が撮れるのでしょう。
 そして旅を終えて浅草へ戻った時、いつもの雷門が、いつもとは少し違って見えるかもしれません。  それもまた、旅の楽しみなのでしょう。

「浅草を 離れて北へ 汽車の旅 急がぬことも 旅のご馳走」(阿呆人也)

 今朝お逢い出来たのは、うめちゃんまちゅちゃんだけでしたよ。

 それでは、北の大地へ。行ってまいります。

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 夕べの睡眠は87%でした。

 昨日の東京スカイツリー。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、焼きそばに焼き鳥。デザートはかき。

 妻のコレクションは、旅の天使と女神さま。

Memo
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