令和8年(2026)5月28日(木)  旧暦4月12日 先負
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 519枚
- 紫陽花は 雨を待つよに色を増し 鼻水すすり歩くあほまろ -

 梅雨の気配が、少しずつ浅草の空にも漂い始めてまいりましたね。今朝の外気温は21℃。湿度は60%を超え、空一面に雲が広がり、歩き始めた途端に肌へまとわりつくような蒸し暑さを感じる朝でございました。予報によりますと、今日の最高気温は26℃ほど。一時的に雨の降る可能性もあるようで、日中はさらに蒸し暑さが増してきそうですね。

 このところの気温の乱高下に、さすがのあほまろの老体もついて行けなかったのでしょうか。とうとう風邪を引いてしまったようでございますよ。
 今朝の散歩も、頭はズキズキ、鼻水はダラダラ。時おり頭痛まで加わり、いつものように軽やかに境内を歩くどころか、「これは修行僧の朝勤行か」と思うような重たい足取りになってしまいました。もっとも、鼻をすすりながらカメラを構える老人の姿など、観光客から見れば少々怪しかったかもしれませんね。

 それでも、毎朝歩き慣れた浅草寺の境内へ入ると、不思議と気持ちだけは落ち着いてくるのでございます。 境内の紫陽花も、いつの間にか美しく色づき始めておりました。青、紫、薄紅――朝露をまとった花々は、まるで梅雨の訪れを静かに告げる案内人のようでございますね。

 もっとも、あほまろは、この紫陽花を見るたびに、少々複雑な気持ちになるのでございますよ。

 もちろん、花に罪はありません。雨に濡れた紫陽花ほど風情あるものもありませんし、日本の梅雨にはよく似合う花でございます。しかし、その美しさの向こう側に、「これから毎日じめじめした季節が続くのか」と思ってしまうので、どうにも気分まで湿っぽくなってしまうのであります。

 若い頃は、雨もまた風情などと言っていたものですが、この歳になりますと、湿気は腰に来る、頭に響く、などと、現実的なことばかり考えてしまうのでございますよ。
 それでも、境内の紫陽花たちは、そんな人間の勝手な憂鬱など気にも留めず、黙って咲いております。

 晴れても咲く。雨でも咲く。
 その姿を見ておりますと、「少しくらい体調が悪くても、今日も歩けるだけありがたいことなのかもしれない」と、ふと思わされるのでございました。

「紫陽花は 雨を待つよに色を増し 鼻水すすり歩くあほまろ」(阿呆人也)

 境内の鐘楼下には、「隅田の花火(スミダノハナビ)」という、なんとも粋な名を持つ紫陽花が咲いておりますよ。
 この紫陽花は、夜空に弾ける花火を思わせる星形の八重咲きが特徴のガクアジサイでございます。小さな両性花を囲むように、白く繊細な装飾花がぱっと広がる姿は、まるで隅田川の夜空へ打ち上がる大輪の花火そのもの。咲き始めは清らかな純白ですが、時を重ねるにつれて、ほんのり淡い紫色へと変化していくのでございます。
 その移ろいの美しさは、まるで江戸の粋が花になったようでもありますね。

 いみじくも今日は「花火の日」。
 享保18年――今からおよそ三百年近く前、隅田川の両国橋付近で「水神祭り」の川開きが行われました。当時はコレラが大流行し、多くの命が失われた時代。人々は亡くなった方々への慰霊と、疫病退散への願いを込めて花火を打ち上げたのでございます。

 それが後に庶民の楽しみとして定着し、「両国川開きの花火」と呼ばれるようになったのでした。つまり、隅田川の花火というものは、ただ賑やかに夜空を彩る娯楽ではなく、人々の祈りと鎮魂の心から始まったものだったのでございますね。

 現在の「隅田川花火大会」は、毎年七月最後の土曜日に開催され、約百万人もの観客が訪れる東京を代表する大花火大会となりました。今年は七月二十五日開催予定とのことでございます。
 高層ビル群と東京スカイツリーを背景に打ち上がる花火は、江戸情緒と現代東京が同居する、まさに浅草ならではの風景。あの轟音と光の洪水を見ておりますと、「日本の夏はまだまだ捨てたものではない」と思わされますね。

 実はあほまろ、この花火大会を楽しむために、自宅のベランダから隅田川花火大会が見えることを優先条件として、29年前に浅草のマンションを選んだのでございますよ。
 ところが現実というものは、なかなか人の思い通りには参りません。

 年前までは、毎年橋の上に設けられた報道席から撮影をしておりましたので、せっかく花火の見える家を選んでも、自宅でのんびり眺めることなど叶わなかったのでございます。
 そして、一昨年からようやく報道席での撮影をやめ、「今年こそ自宅でゆっくり花火見物ができる」と思ったその時には、すでに遅し。なんと会場の真正面に、大きなホテルが堂々と建ってしまったのでありました。
 人生というものは不思議ですね。若い頃には見えなかったものが老いてから見えるようになり、やっと見ようと思った景色は、今度は建物に隠されてしまうのでございます。
 まるで、「世の中、そう簡単には思い通りになりませんよ」と、浅草の神さまに笑われているようでございますね。

 もっとも、完全に楽しめなくなったわけではありません。東京12チャンネルの中継をテレビで眺めながら、お腹へずしんと響いてくる打ち上げ音だけは、生で味わうことができるのでございます。映像はテレビ、音響は本物。これはこれで、なかなか贅沢な“半生花火”なのかもしれません。
 今年もまた、ベランダに椅子を出し、テレビ画面と窓の外を交互に眺めながら、「昔はここから全部見えたんだよなぁ」などと呟きつつ、のんびり花火の音を楽しむ夜になりそうでございます。

 そして境内では、「隅田の花火」の紫陽花が、静かにその季節を知らせてくれております。
 空へ打ち上がる花火は一瞬で消えてしまいますが、こうして毎年変わらず咲く花を見ておりますと、儚いものと、続いていくもの。その両方があるからこそ、人の記憶というものは美しいのかもしれませんね。

 あほまろにとっては、散歩の途中でふと足を止め、心を休める大切なくつろぎの場所なのですが、ここも来月からしばらく立ち入ることができなくなってしまうのです。

。

 今朝の日の出は午前4時28分。

 今朝も、ポーランドからいらっしゃっているヴォイテク氏とカシアさんご夫妻が、早朝の浅草寺境内を訪れておりました。
 お話をうかがうと、日本を訪れるのは今回で三度目とのこと。2024年には二か月間、2025年には三か月間、そして今年もまた三か月もの長期滞在を予定されているそうで、日本への深い愛情が伝わってくるのでございました。
 ご夫妻は、ポーランドの方々に向けた「日本案内」の本を執筆されており、その分厚い本を見せていただきましたが、なんと四百ページにも及ぶ大作。もちろん、あほまろにはポーランド語はまったく読めませんが、美しい写真が数多く掲載されており、ページをめくるだけでも、日本への温かな眼差しが伝わってきましたよ。

 内容は、日本各地を巡りながら、観光で訪れる方々への実践的なアドバイスを紹介するだけではなく、日本人にとっては当たり前の日常風景――四季折々の暮らし、食文化、居酒屋文化、街角の空気感までも丁寧に紹介しているようでした。
 我々日本人が何気なく暮らしている日常も、海外の方々から見ると、とても新鮮で特別なものに映るのでしょうね。

 日本ではアパートを借り、そこを拠点に各地を巡っているとのこと。来週は京都方面へ向かわれるそうですが、京都市内の有名寺社は多くのガイドブックで紹介され尽くしておりますので、あほまろとしては、ぜひ天橋立や伊根の舟屋、あるいは豊岡市の「コウノトリの郷公園」など、少し足を延ばした“日本の静かな原風景”も見ていただきたいと思ってしまいましたよ。
 六月十日にポーランドへ帰国されるとのことですが、まだ少し時間があるようなので、日本の奥深い魅力を、さらにたくさん見つけて帰っていただきたいものですね。

 そして驚いたことに、日本本の執筆を終えた後は、今度はアイスランドについての本も執筆予定とのこと。以前は旅行ブログを運営されており、スイス、ドイツ、チェコなどの地域プロモーションにも関わり、各国の観光団体とも協力されているそうでした。
 世界を歩き、その土地の魅力を自分の言葉で伝える――なんとも素敵なお仕事でございますね。

 もっとも、あほまろはポーランド語など一文字も理解できません。しかし最近は便利なAI翻訳という文明の利器がございますので、昔なら身振り手振りで終わっていたような会話も、今では不自由なく楽しめる時代になりました。
 そのうち鳩たちまで翻訳できる機械が現れたら、ビクトリー君の本音まで聞こえてしまうのかもしれませんね。もっとも、「餌まだ?」しか言わなかったら、それはそれで少々寂しい気もいたしますけどね。

 守護さんと益美さんも加わって、記念写真を撮ってあげました。

 ビクトリー君も本に載せてもらいたいな・・・。

 おはようございます。今朝は開門3分前にやって来た、野崎さんと高橋さん。

 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。

 満開を過ぎた「トウネズミモチ」。枯れ始めましたよ。

 イロハモミジはすっかり深緑となり、境内にも初夏の勢いを感じさせる風景が広がってまいりましたよ。
春のやわらかな若葉色も美しいものでしたが、今は力強く葉を広げ、「次の季節は私が主役」とでも言いたげな風情でございました。

 定点観察を続けているソメイヨシノの木。あほまろはこの木の幹桜の葉が好きで、その様子を記録し続けているのでございます。

 昨年から落ちることなく、新葉にそっと覆われながら、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。新葉の下ですよ。

「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく意地の四枚葉」(阿呆人也)

 見慣れた風景が消えて広々とした境内野工事が続いており、定点観察の場所に入れなく、寂しくなってしまいましたが、これもまた時の流れというものなのでしょうね。

 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。

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 夕べの睡眠は77%でした。

 おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、昨夜の残りのライスカレーでしたが、デザートがいっぱいだったよ。

 妻のコレクションは、もみじさんとグレースさん。

 昨日の東京スカイツリー。

 しゅと犬くん。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、ライスカレー。デザートはライチとアメチェリ。

 妻のコレクションは、音威子府の春さんと留さん。

Memo
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