おはよう、ビクトリー君。
今朝の浅草寺は参拝客の姿もまばらで、本堂前は、まるであほまろとビクトリー君だけに与えられた貸し切り舞台のようでございました。ちょうど「愛鳥週間(バードウィーク)」の始まりにふさわしい、なんとも静かで優雅な朝でありましたよ。
昼間の浅草寺といえば、世界中から集まった観光客で身動きも難しいほどの賑わい。雷門から仲見世、本堂前まで、人の波が途切れることはありません。しかし、夜明け前から朝にかけての境内には、まるで別世界のような静寂が流れているのです。
聞こえるのは、カラスの鳴き声と、ビクトリー君たちの羽音だけ。本堂前をふわり、ふわりと舞うその姿は、まるで朝のお勤めをしている修行僧のようでもあり、「南無鳩菩薩」とでも名付けたくなるほどのありがたさでございますよ。もっとも、昼間になると観光客の落とした食べ物を狙って右往左往しておりますから、悟りの境地も朝限定なのかもしれませんけどね。
宝蔵門の後ろにいるのが、ビクトリー君ですよ。
昼間しか浅草を知らない方々が、この光景をご覧になったら、きっと驚かれることでしょう。人影も無い本堂前を、一羽の鳩が悠々と飛び回る姿など、まるで映画のワンシーンのように見えるかもしれません。しかし、これもまた、本当の浅草寺の姿なのですよ。
ただし、あほまろとビクトリー君がこうして遊べるのも、ほんの短い早朝だけ。開門を過ぎ、観光客が増え始める頃になると、彼はふっと姿を消してしまうのです。きっと、「人間の相手は疲れるから、そろそろ失礼しますよ」とでも思っているのでしょうね。
この時期は、鳩たちにとって大切な繁殖の季節でもあります。今朝もパートナーのレインボーちゃんの姿が見えませんでした。おそらく、どこか安全な場所で卵を温めている最中なのかもしれません。
鳩は年に七〜八回も産卵するそうで、一度に二個の卵を産み、およそ二週間で孵化。さらに四十日ほどで巣立っていくとのこと。人間から見ればのんびり歩いているように見える鳩たちですが、実際は子育てに追われる働き者なのでございますよ。
もっとも、鳩は繁殖力が強いため、都会では「増え過ぎ問題」などと言われ、なにかと嫌われがちな存在でもあります。しかし、あほまろには、境内をちょこちょこと歩き回る姿も、朝日に羽を光らせて飛ぶ姿も、昔から変わらぬ浅草の風景の一部に思えてならないのです。
現在、浅草寺境内に集まる鳩は三十羽ほどまで減ってしまいました。境内では樹木の剪定が徹底され、巣作りに適した場所も少なくなってしまいましたからね。猛禽類こそ現れませんが、カラスだけは鳩たちにとって油断ならぬ天敵。鳩たちは、人目につかぬ建物の軒下などを見つけて、ひっそりと子育てをしているのでしょう。
数年前、あほまろは空き家の軒先に作られた小さな巣を見つけたことがありました。細い小枝を雑に組み合わせただけの、直径二十センチほどの頼りない巣。その中には、親鳩よりひと回り小さな、産毛ふわふわの赤ちゃん鳩が二羽、まるで古びたぬいぐるみのように身を寄せ合っていたのです。
毎朝、そっと様子を見守るのが楽しみになっておりましたが、ある日突然、空き家そのものが解体されてしまいました。巣立つ前だっただけに、あの子たちは無事だったのだろうかと、ずいぶん気を揉んだものでございます。
「鳥獣保護法」では、卵の入った巣を勝手に撤去することは禁止されております。人間の都合ばかりを優先するのではなく、小さな命たちにも安心して暮らせる場所を残してあげたいものですよね。
ビクトリー君、そしてレインボーちゃん。
もしも、ふたりの子どもたちが無事に育ったなら、ぜひあほまろにも紹介してくださいよね。「あほまろだけは親切にしてくれますよ」と、教育してね。
「羽音のみ響く本堂朝ぼらけ 人なき浅草 鳩が主役に」(阿呆人也)
今朝のビクトリー君は、「今朝の羽音」ページにてご覧ください。
あほまろがビクトリー君と遊んでいるところへ、珍しいフィルムカメラを手にしたアメリカ人のお嬢さんがやって来ました。
彼女は、ビクトリー君の華麗な舞に目を留め、楽しそうにシャッターを切ってくれましたよ。お話をうかがうと、今回が初めての日本旅行で、旅の一日一日をフィルム一本に収めているとのことでした。
デジタル全盛の時代に、限られた枚数の中で旅の記憶を残すなんて、なんとも素敵な楽しみ方ですね。ビクトリー君の羽音も、きっとその一本のフィルムの中に、浅草の朝の思い出として刻まれたことでしょう。
今朝の観音裏。
週明けの今日も、本州付近は移動性高気圧の圏内となり、広い範囲で日差しが届くようです。 今朝の外気温は17℃。すっかり初夏の陽気となり、シャツ一枚でも歩いているうちに汗ばむほどでございましたよ。
今朝の日の出は午前4時39分。
いよいよ今週末は三社祭ですよ。
おはようございます。今朝は開門2分前にやって来た、野崎さん、梶原さん、高橋さん。
子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
奥山の奥に移動された「日本のナイチンゲール」と称される瓜生岩子像。
初夏の境内をご覧下さい。
開花し始めた「トウネズミモチ」
イロハモミジは見事に若葉を広げ、初夏の勢いを感じさせております。
定点観察を続けているソメイヨシノの木。あほまろはこの木の幹桜がことのほか好きで、散ってもなお、その様子を見届けているのでございます。
昨年から落ちることなく、新葉にそっと覆われながら、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。新葉の下で存在を確認できましたよ。
「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく 意地の四枚葉」(阿呆人也)
広々とした境内。見慣れた風景が消えて、寂しくなってしまいましたが、これもまた時の流れというものなのでしょうね。
あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
------------------------------------------------------
夕べの睡眠は89%でした。
おはようヒロちゃん。
今朝の朝の朝食は、野菜とトウモロコシとゆで卵にパン。デザートはパイナップル。
妻のコレクションは、旅の天使と女神さま。
昨日の東京スカイツリー。
あほまろお帰りなさい。
夕べの夜の夕食の晩ご飯は、娘が買ってきた、トウモロコシにマイセンのカツ弁当。デザートはミカンの何か。
妻のコレクションは、チリちゃんとレアちゃん。
MemoiPhone 16 ProMAX