あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)7月25日(金)旧暦閏6月1日 赤口

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
795

- かき氷 見まがう花に蜜を追い 蝶と蜂とが涼むひととき -

日記写真

 真っ青な空を背景に、今年もサルスベリの花が見事に咲き誇っております。まるで真夏の陽射しに逆らうかのように、枝の先からこぼれ落ちそうなほどの花々が、ピンク色の波を打つように風に揺れておりましたよ。
 あほまろは、この花のもこもこ感がどうにも昔の「かき氷」に見えてしまうのですよ。おかげさまで、今朝もレンズ越しに食欲と格闘してしまいまいそう……(笑)

「かき氷 見まがう花に 蜜を追い 蝶と蜂とが 涼むひととき」(阿呆人也)
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 そんなあほまろの妄想をよそに、サルスベリの蜜を求めて集まる虫たちの動きは真剣そのもの。アゲハチョウは、まるで舞台女優のようにゆったりと羽ばたきながら花から花へと優雅に移動し、その後を追うように、働き者のミツバチたちがせっせと花芯に顔を突っ込んでおりました。
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 今朝は幸いにも、あのクマバチやスズメバチといった乱暴者の姿は見当たりませんでしたので、撮影も命がけにならずに済みましたよ。以前などは、スズメバチの集団にビビって撤退したこともあったのですからね。
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 それにしても、地上ではセミたちが「夏が来たぞー!」とばかりに全力で合唱中。空では蝶が舞い、花では蜂が働く。人間だけが「暑い暑い」と嘆いているのが、どこか滑稽に思えてまいります。
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 自然界にとっては、どうやらこの猛暑こそが“豊穣の時”なのでしょう。汗だくのあほまろも、ひとときカメラを構えながら、そのリズムに耳を傾けていたのでありました。
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 「スズメバチ 今日はお休み ありがたや 平和な朝に レンズもご機嫌」(阿呆人也)
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 今日は「かき氷の日」ですよ。それで、朝から無性にかき氷が恋しくなってしまったのですよ。
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 記念日の由来は、「な(7)つ(2)ご(5)おり」。そんな語呂合わせとか。「なるほど、こじつけにも風流があるじゃないか」と頷いてしまいましたよ。
 さらに調べてみると、昭和8年のこの日、山形県山形市でフェーン現象によって国内最高気温40.8℃が観測されたのだとか。そりゃもう、脳みそまで熱中症になりそうな暑さですね。この記録にちなみ、「かき氷が一番ふさわしい日」として制定されたのだそうです。いやはや、暑さも極まれば歴史になるというわけですね。
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 ところで、かき氷といえば現代では庶民の涼菓の代表ですが、そのルーツを辿ると平安時代の雅な世界へと誘われるのです。なんと、あの清少納言の『枕草子』にも「削り氷」が登場しているのですよ。
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 清少納言曰く――金属の器に刃物で削った氷を盛り、蔓草から採った甘い蜜「甘葛(あまづら)」を垂らしていただく。その趣向たるや、さすが王朝文学のおやつ。もちろん、当時の氷は富士山麓の氷室から運ばれた貴重品。庶民はおろか、貴族の中でも一握りの特権階級しか口にできない、まさに“氷の宝石”だったようですね。
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 それが今や、屋台のシロップかけ放題。氷の原価よりもシロップ代のほうが高いのではと疑いたくなる現代。とはいえ、あのシャリシャリを口に入れたときの脳天を突き抜ける冷たさ――これぞ日本の庶民の夏の快楽であるます。
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 あほまろも、今夜はあの昔ながらの赤い「いちご味」、もしくは練乳たっぷり「宇治金時」なんて野暮なことはせず、大胆にも「魔王」か「黒佐藤」をたっぷり飾って、涼やかな江戸の宵を味わってみたいと思いますよ。
 そして、恒例の狂歌も添えておきますね。

「かき氷 頭にキーンと 夏の味 されども沁みる 昭和の記憶」(阿呆人也)
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 本州付近は今日も夏の太平洋高気圧に覆われ、広い範囲で晴れの天気が続くようです。ただし、日中は気温が35℃を超える所もあり、厳しい暑さとなる見込みです。
 今朝の外気温はすでに27℃。朝から蒸し暑く、あほまろの額には汗が滲んで止まりませんでしたよ。今日は、長時間の直射日光下での活動は極力避け、こまめな水分補給と塩分の摂取を心がけてくださいね。そして、涼しい場所や日陰での休憩も忘れずに。熱中症対策をしっかりと行い、この夏を健やかにお過ごしくださいませ。
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 キョエちゃんのあさ〜!
 今朝はまだ夜が明けきらぬ薄明のなか、あほまろがやってくるのを、浅草神社の掲示板の上でじっと待っていてくれましたよ。
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 背景のビルの灯りがまだ眠たげに揺れているなかで、黒い影のようにシルエットだけが浮かぶキョエちゃん。ああ、都会の夜明けを背負ったキョエちゃん、恰好良いぞ!
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 まだ薄暗いけど、カラスが嫌がるストロボは避け、スローシャッターで撮ってあげました。わずかなブレもまた早朝の空気の揺らぎと思えば、これはこれで趣というものでしょう。 写真00
 最近のキョエちゃん、どうやら「おはよう」の練習をしているようなのです。まだ完璧とはいきませんが、「おは、おは」と低めの声で語りかけてくれるのがたまらなく愛らしい。
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 カラスの発声訓練、浅草神社前校舎にて絶賛開講中といったところですね。
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 ふと下を見やると、そこにはキョエちゃんママも。「おはよう」と言いたげにこちらを見ておりましたよ。
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 母娘そろって早朝のご挨拶とは、なんと律儀なこと。まるで、あほまろを「一日一善」の道へと導く朝の黒衣の使者たちのようでした。
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 それにしても、こうして毎朝会える喜びというのは、何ものにも代えがたい。人間同士ではなかなか通じ合わぬ挨拶も、カラスとの間ではちゃんと心が伝わってくるのですから、世の中、まだまだ捨てたもんじゃありませんよね。

「朝の声 黒き天使が おは、おはと 素直な真心 人よりまこと」(阿呆人也)
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 アメリカデイゴ。
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 夜明け前。
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 合歓の花。
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 今朝の日の出は午前4時43分。
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 いつものように浅草寺境内を巡回して、再び浅草神社に戻ってくると、どこからともなく聞こえてきました。
「おは、おは、おはよぉ……」
 あ、あの声は、キョエちゃんです!
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 降りて来て小首を傾げる姿が、まるで「おかえり」とでも言ってくれているかのようですね。
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 うん、これはもう“おはよう”の進化形、「オハカエリ」かもしれませんね。さすがはあほまろの特別講座の第一期生、カラス界の国語力は日々進化しております。
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 そこへ、音も無く羽ばたいてやってきたのがキョエちゃんママ。
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 玉垣の上から、しっかりと我が子を見つめ、ひと鳴き。「カァ、カァ」
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 するとキョエちゃん、トコトコとママの元へ。
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 どうやらママはどこかで朝のご馳走を見つけてきたらしいですよ。
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 そして、嘴と嘴を合わせて、口移しで分け与えておりましたよ。
 これが、ただのエサやりではないのです。母から子へ、空腹を満たす以上の“信頼”と“つながり”を交わしている、そんな気がしてならないのですよ。
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 コンクリートとアスファルトの都の朝にも、こんなぬくもりがあるなんて、まったく泣かせますよね。
 仲良きことは美しきかな――と、どこかで聞いたような言葉をふと思い出しながら、あほまろも思わず狂歌を詠んでみましたよ。

「玉垣で くちばし交わす 母と子を 見てはならぬと 目をそらす朝」(阿呆人也)
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 キョエちゃん親子と別れて、手水場に戻ってくると、はい、今日も彼は待っておりましたよ。あほまろの盟友、踊るハト界のプリンス、その名もビクトリー君の登場です。
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 しかし、お水はまだ出ておらず、警備員さんが蛇口をひねるのを待ちながら、まるで「それまでの間、ひと踊り」と言わんばかりに空中乱舞を披露してくれました。まるで水を呼ぶ巫女舞ならぬ、“水乞いの鳩舞(きゅうぶ)”とでも呼びたくなるような、優雅にして実用的な舞でございます。
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 思えばビクトリー君とあほまろが友達になって、かれこれ三年目。最初の頃はね、あの躍動感あふれる乱舞を撮ろうとシャッターを切っても、写真はほとんど“残像拳”のようなブレブレばかりで、どうにも日記には載せられませんでしたよ。まるで、幻のハトと対話しているような日々でした。
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 けれども、あほまろは諦めませんでしたよ。
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 毎朝、汗と忍耐と写真機設定の積み重ね。そのたゆまぬ努力の結果が、今日こうして、ビクトリー君の雄姿をきっちり捉えられるようになったのであります。
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 どうです、この羽ばたき、この翼の曲線美! まさに“飛ぶ宝石”、いや、“浅草の舞踏家”とでも呼びましょうか。
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 外国人のお姉さんも、カメラを向けてくれましたよ。
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 もっとも、この粘り強さを他のこと――たとえば、投資とか、語学とか、筋トレなんかに活かしていれば、もう少し豊かな老後が待っていたかもしれませんけどね。
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 だけど、ハトの舞を撮るために積み重ねた歳月が、あほまろにとっての“心の資産”というものであります。
 そう、自分だけの財産って、案外こういうことかもしれませんよね。
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 今朝もビクトリー君に捧ぐ狂歌を一首。

「舞ひとつ 水を呼ぶかと 羽根を打ち 観音さまに 鳩の祈りよ」(阿呆人也)
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 警備員さんが、ようやく手水場のお水を出してくれたその時、やって来ましたよ、ハトのハートちゃん。
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 でも…あれれ? せっかく出てきたお水なのに、なぜか飲もうとしない。首を傾げて、ちょこちょこと縁を歩きながら、なにやら困った顔つきでこちらを見ているではありませんか。
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「どうしたの、ハートちゃん。喉、渇いてるんじゃないの?」と、聞くと、くるっぽと小さく鳴いてこう答えたように見えました。
「だって、まだ届かないんだもの」
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 なるほど、確かにそうですね。手水場の水は出ていても、浅く溜まるまでには少々時間がかかる。その浅さを待つには、ハトの短い脚ではあと数センチが遠い世界。

「水出ても すぐにゃ届かぬ このくちばし 縁に佇む ハトのジレンマ」(阿呆人也)
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 縁にぴたっと立ち止まり、まるで雫が“飲みごろ”になるのを見計らっている様子は、もはや朝の儀式でございますね。
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 すると、後ろから一羽、また一羽と仲間たちがやって来ましたよ。「あ、もう出てるぞ」「まだ浅いけど、待てば飲めるぞ」とでも伝え合っているように見えて、なんだかハト界の朝のニュース速報を見ている気分になってしまいましたよ。彼らにとっても“タイミング”というのは重要なようですね。人間界と同じく、早すぎても、遅すぎても、水は飲めぬのです。
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 益美さんと、ハートちゃんたちの可愛らしい情景を眺めていると、柱の陰からそっと覗いているのは、ビクトリー君じゃありませんか。
「こっちにも注目してくれないかなぁ」とでも言いたげに、身を半分だけ乗り出して、じっとこちらの様子をうかがってましたよ。そのしぐさがまた、なんともいじらしいですね。
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 どうやら今日は、ハートちゃんの写真ばかり撮っているあほまろに、ちょっぴりヤキモチを焼いたのかな。
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 その気配を察した益美さんが、そっとビクトリー君の近くへ。すると、ビクトリー君、いつものように派手に乱舞するわけでもなく、静かに木のカウンターの上で、「今日は、舞いじゃなくて、ポーズで勝負」とでも言うように、ビクトリー君らしからぬ“モデル鳩”の顔をして、見事に益美さんとツーショット。その凛々しい眼差しと堂々たる立ち姿は、境内の顔役としての誇りをにじませておりましたよ。
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 おはようございます。今朝は開門2分半前にやって来た野崎さんと高橋さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 夏の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。
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「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也)
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  今日も猛暑。直射日光下での活動は極力避け、こまめな水分補給や塩分補給、日陰での休憩を心がけてくださいね。
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 暑いので、あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は80%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、肉と野菜炒めとトウモロコシに食パン。デザートは梨、間違い、無し。
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 妻のコレクションは、ユキちゃんと景子さん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 このアナウンサー、黒田さんと替わって欲しいかも。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、トウモロコシにハムチーズサンド。デザートは、分不相応だとは重々承知の一個350円の桃。それでもこの暑さに負けて、贅沢にお迎えしてしまったので、仕方なく「魔王」を飾ってあげましたよ。
 妻のコレクションのペコちゃんから、茄子のおみやげを頂いたので、ヒッピーちゃんにも分けてあげました。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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