あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)4月19日(土)旧暦3月22日 赤口

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今朝の撮影 Data
SONY α7CR
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
688

- 仲良き事は美しき哉 -

日記写真

 あほまろは日々、浅草寺の境内を歩きながら、空を舞うカラスたちの暮らしに目を向けているのです。カラスと聞けば、多くの方が「群れをなして騒がしく飛び交う鳥」といった印象を抱くかもしれませんが、実はその群れをつくるのは、いずれも独り身のカラスたちなのですよ。
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 境内に暮らすカラスたちは、現在およそ十羽ほど。その中でも、影向堂の裏手や弁天山付近に棲みついているのは、つがいとなったカラスたちで、それぞれが小さな縄張りをもち、まるで家族のように暮らしているのです。
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 あほまろの友だちキョエちゃん親子も、見た目には仲の良い夫婦のように見えるかもしれませんが、実は親子。キョエちゃんにはまだパートナーはおらず、母鳥であるキョエちゃんママが一羽で子育てをしてきたのです。
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 カラスは実に一途な生きもの。一度つがいになると、その絆が解かれることはほとんどありません。毎年めぐってくる繁殖期も、変わらぬパートナーとともに巣をつくり、雛を育てるのです。今年もまさにその繁殖期に入り、キョエちゃんのパパはせっせと巣づくりに励んでいる様子。
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 そんな早朝のひとときだけは、キョエちゃんママがキョエちゃんのそばに寄り添い、羽を休めさせてあげています。今朝もどこからか見つけてきた餌を、愛情こめて口移しで与える母の姿に、あほまろは胸が温かくなりましたよ。
 「仲良き事は美しき哉」。(でも、あほまろはナスビが嫌い。)
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 キョエちゃんも、いつか素敵なパートナーを見つけて、ママのように優しい家庭を築いてくれることでしょう。その日を思い描きながら、あほまろは毎朝、境内の空を見上げるのですよ。
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 カラスという鳥は、あまりにも身近な存在であるがゆえに、時に人間の生活圏に入り込み、「害鳥」として嫌われることも少なくありません。しかし、あほまろは思うのです――彼らの営みには、人間と変わらぬ感情の機微や、絆の深さが確かに宿っているのです。
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 昨年の春、縄張りを越えて迷い込んだキョエちゃんを、親鳥が命がけで助けるのを手伝ってあげたことを、キョエちゃん親子はいまだに覚えているのです。それで、あほまろが姿を見せると、羽音を鳴らしながら近づいてきて、多彩な表情や仕草で応えてくれるのですよ。
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 カラスは、観察すればするほど奥の深い生き物です。どうか皆さんも、先入観だけで嫌わずに、あほまろの友であるキョエちゃん親子の姿を、少しだけ優しい目で見守っていただけたら嬉しいです。その小さな黒い瞳に、きっと、私たちと同じような温もりを見つけられるはずですからね。
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 今朝の日記はキョエちゃん親子から始めてしまいましたが、今日はちょっとした歴史のひと幕に思いを馳せてみたいと思いますよ。
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 本日4月19日は「乗馬許可記念日」です。これは、かつて武士の特権とされていた乗馬が、明治4(1871)年のこの日から、庶民にも正式に認められるようになったことを記念した日なのです。江戸時代、馬に乗ることは単なる移動手段ではなく、れっきとした「武芸十八般」の一つ。刀や槍と並ぶ戦場での重要な技芸とされ、武士にのみ許された、まさに威厳の象徴でした。
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 それが明治維新による封建制度の解体とともに、一般庶民にもその技術を学ぶ門戸が開かれたのです。しかし、明治以降に発展したのは、日本古来の「騎射」や「流鏑馬」とは異なり、洋式の馬術。乗馬が軍事からスポーツへと変貌していった時代の流れが、そこに感じられます。
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 そんな歴史の節目に呼応するかのように、本日午後、浅草・隅田公園内の特設馬場では「浅草流鏑馬(やぶさめ)」が開催される予定です。かつては浅草神社の正月行事として執り行われていたこの伝統行事も、昭和58年、観光振興の一環として台東区が復活させたものです。
 鎌倉武士の狩装束を纏った射手たちが、疾駆する馬上から3つの的を次々に射抜くその姿には、現代に蘇る中世の息吹が感じられます。馬の蹄の音とともに風を切る矢の音が、観る者の胸を震わせることでしょう。まさに時代を超えた迫力と美しさの融合です。
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 さて、気になるのはお天気でございます。今朝の浅草は高気圧に包まれ、外気温はすでに16℃と、朝にしてはやや高め。日中はさらに気温が上がり、予想では30℃近くにまで達するとのこと。春を飛び越えて、初夏の陽気すら感じられそうですね。屋外で長時間観覧される方は、くれぐれも熱中症対策をお忘れなく、水分補給と日よけ対策を万全にしてお出かけくださいね。
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 乗馬許可記念日、流鏑馬、そして春から初夏への境界線。すべてが重なり合う今日という日に、浅草の風景がまた一段と奥深く、趣あるものに映ってまいりますよね。
 どうぞ皆さま、目に見える歴史の舞台を楽しみながら、同時に心に映る静かな時間も味わっていただければと思います。あほまろは、今日も変わらぬ朝の散歩を通して、こうした日々のかけがえのなさを噛みしめているのでありました。
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 今朝の日の出は午前5時3分。
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 おや、昨日は見かけなかったビクトリー君が飛んで来ましたよ。
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 さっそく乱舞を始めてくれました。
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 ビクトリー君が乱舞を終えると、ハトのハートちゃんの出番ですよ。
 なぜ、ハートちゃんなのか、鼻先をご覧になると納得ですよ。
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 今朝もあほまろの周りを踊ってくれました。
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 ありがとう、ハトのハートちゃん。
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 境内のハナモモ。
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 ツツジの前のシモクレン(紫木蓮)。
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 浅草神社のソメイヨシノは完全に終わってしまいました。
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 再び、キョエちゃんママですよ。
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 こちらはキョエちゃん。
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 明日も遊びましょうね。
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 おはよう益美さん。
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 おはようございます。今朝は開門3分半前にやって来た野崎さん。
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 おはよう陽子さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 春の境内をご覧下さい。
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 去年から落ちずにしがみつくソメイヨシノの一枚の葉。まだ頑張ってます。
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 ツツジが満開になりました。
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 雄木(おぎ)の花が、まるで小さなブドウの実のように枝先にぎっしりとついてます。
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 これからこの雄花が放つ花粉が、近くの雌花へと届き、秋に銀杏の実を結ぶのですよ。
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 奥山の梅の実。
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 昼間は気温が上がり、最高気温は30℃前後に達する予想です。
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 三社祭の股木提灯が着き始めましたよ。
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 もう「天空半影」の時期は過ぎましたが、東京スカイツリーのてっぺんに来た太陽を撮ってみました。
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 今日は混雑する流鏑馬は見飽きたので、秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は60%でした。
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 おはようヒロちゃん。まだ寝てた。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とシャケとホタテの粕漬けに振り掛けごはん。デザートはいちご。
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 妻のコレクションは、娘を連れてタイムマシンで音威子府。平成元年5月1日に廃止される天北線最の取材に行く、ゲッシーちゃん。
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 三ヶ月も待たされた写真機が届きました。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 あほまろ励酒中。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、娘が買ってきた台湾料理。妻のコレクションのクルマスキーちゃんと雪子ちゃんが、ウメちゃんから頂いた日本酒と、「黒佐藤」を飾ってくれましたよ。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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