あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)4月8日(火)旧暦3月11日 先勝

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今朝の撮影 Data
SONY α7CR
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
831

- カラスは神なのさ -

日記写真

  ここ数日、姿を見せなかったキョエちゃんが、今朝は久しぶりにその姿を現してくれましたよ。しかも、珍しく満開の桜の枝にとまって、薄紅色の花びらにスリスリと頬ずりしながら、柔らかい声で鳴いていたのです。まるで春を待ちわびていたかのように、そして、今日という日を祝っているかのようにね。
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 きっと、隅田川沿いのお花見客から餌のおすそ分けで忙しかったのかな。桜の季節は、人も動物たちも心が浮き立つものです。あほまろは、そんな光景を想像するだけで、胸がじんわりと温かくなってきましたよ。
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 みなさんは、お花見の席でカラスを見かけたとき、どんなふうに感じますか? 多くの方は「不吉だ」とか「気味が悪い」といった印象を抱くかもしれません。でも、あほまろはそうは思いません。よく見ると、くりっとした黒い瞳には賢さが宿っており、地面をふわふわ歩いたり、時にスキップするような、どこかおどけた仕草を見せてくれます。その姿はまるで子どものように無邪気で、見ていて思わず笑みがこぼれるほどに愛らしいものですよ。
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 今日は、そんなカラスたちも祝っているかのような「灌仏会(かんぶつえ)・花まつり」、つまりお釈迦さまのご生誕日なのです。仏教の開祖、釈迦が誕生したとされるこの日は、日本各地の寺院で、花で飾られた小さなお堂「花御堂」が設けられ、そこに立つ釈迦像に甘茶を注ぐ「灌仏」の儀式が行われます。この習わしは、釈迦が誕生した際、天より八大竜王が現れ、喜びのあまり甘露の雨を降らせたという伝説に由来しているのです。
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 浅草寺でも、本堂内と五重塔の前に花御堂が設置され、多くの参拝者が列をなすのです。そして静かに釈迦像に甘茶をそそぐのです。
 この甘茶には、実は「カラスザンショウ」という植物の名が由来となっているものがあります。カラスザンショウは、香り高い落葉低木で、その葉を揉んで発酵させて乾燥させると、自然な甘味を持つお茶が出来上がります。これを口に含むと、じんわりとしたやさしい甘さが広がり、どこか懐かしい気持ちになります。カラスと甘茶、この巡り合わせも、何か見えないご縁を感じずにはいられませんね。
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 また、カラスは古代から人智を超えた存在として語り継がれてきました。日本神話では、三本足の八咫烏(やたがらす)が神の使いとして登場し、太陽の導き手として崇められました。中国神話の金烏(きんう)もまた、天の使いとして知られています。さらに、旧約聖書のノアの箱舟では、ハトと共にカラスが飛び立ち、陸地の有無を確かめたというくだりもあります。
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 仏教においても、大黒天がカラスの頭を持った姿で描かれることがあり、ヒンドゥー教との融合を経て、今ではブータンの国鳥がワタリガラスであるというのも、なるほどとうなずける話です。カラスは決して「不吉な存在」ではなく、むしろ神聖で賢く、時に人間に知恵を授ける存在として、大切にされてきたのです。
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 あほまろは、そんなカラスたちが、花まつりの日の朝、あえて桜の枝に止まり、まるで祝福の歌を奏でていたように感じました。カラスたちも、あの高みから人々の祈りと感謝を静かに見守っているのかもしれません。
 今日は、あほまろも「花御堂」に手を合わせてお釈迦さまの遺徳に思いを馳せたいと思います。そして、五重塔の最上階に安置されている仏舎利にも、そっと手を合わせてまいります。あほまろは、日々の平穏と、出会ったすべての命に感謝しながら、こうして今日も日記を終えるのであります。
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 今朝の日の出は午前5時18分。
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 おはようビクトリー君。
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 まだ薄暗いけど、いつもの乱舞が始まりました。
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 ありがとう。また明日も踊ってね。
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 ハナモモはまだ花を保ってますよ。
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 浅草神社のソメイヨシノ。
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 キョエちゃんのあさ〜!
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 おはようキョエちゃん。
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 本堂に向かって、灌仏会を祝っているようでした。
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 キョエちゃんも桜はお好きですか。
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 花は好きじゃ無いけど、匂いは好きだよ。
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 じゃ、素直に好きって言いなよ。
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 だって、桜餅の匂いだから。
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 キョエちゃんは、花びらの匂いを嗅ぎながら去っていきました。
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 柳の新芽が春風になびいて桜との競演が美しかったですよ。
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 桜を撮り終えて戻ると、ビクトリー君とハトのハートちゃんが遊んでました。
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 ハトのハートちゃんの乱舞が見たいよ。
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 じゃ、ちょっとだけね。
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 と言いながらも、いっぱい踊ってくれました。
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 はい、お終い。
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 バイバイ、また明日ね。
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 満開のハナカイドウ。
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 おはようございます。今朝は開門3分半前にやって来た野崎さん。
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 毎朝、お逢いしていた遠間彩子(中央)さんとも今日でお別れです。遠間さんは、護国寺の老人マンショに移るとのことでした。いつまでもお元気で。たまには浅草寺にもいらしてくださいね。
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 おはよう益美さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 春の境内をご覧下さい。
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 カエデも大きく育ってきました。
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 ベニシダレザクラ(紅枝垂桜)が、見頃を迎えております。
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 昼間はまさに春本番の陽気となり、上着いらずで過ごせそうですよ。
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 日記を終えたら、浅草寺の「花御堂」を詣でてきますよ。
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 夕べの睡眠は77%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 散歩から戻っても、まだ寝てましたよ。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とタマゴとウインナーにバターパン。デザートはいちごとキュウイ。
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 今朝も、誕生祝を頂いたので並べてみました。墨田のおかあさん、ペコちゃんママ、ありがとう。妻のコレクションのゲッシーちゃんは、娘を連れてタイムマシーンで北に旅立つようでした。音威子府から天北線にて、ゲッシーちゃんの故郷の浜頓別に帰るんだって。
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 昨日のお昼の昼食は、弟子達と前田食堂にて懐かしの中華そば。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、肉まんにシュウマイ。デザートはデコポン。妻のコレクションは、弟子から頂いた「土佐鶴」を飾って、くれた、ウメちゃんとさくらちゃんでした。
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iPhone 16 ProMAX
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 昨日は、お天気が良かったので、弟子達と浅草散歩。
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 今年も早慶レガッタが行われるのですね。
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 早朝の浅草寺には、時折訪れるひとりのご老人がいらっしゃいます。毎回のように開口一番、「オレは、東京大学と同じ偏差値の慶応大学を卒業しているんだ」と、誇らしげに話されるのです。
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 その言葉を聞いている周囲の方々も、特に否定することなく、うんうんと頷いて聞いていますが、いざその方が去ったあとには、なぜ、東京大学に入らなかったのかなと、笑い交じりのつぶやきが漏れるのです(笑)
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Leica D-LUX 8

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