まだ50才そこそこかと思っているのに・・・、ひょっとしたらあほまろはもう61才のはずですね。あほまろが産まれた当時は病院なんかじゃ無く自宅でお産婆さんが取り上げてくれたそうです。母親が前日の夕方から産気づき、近所の方々が集まって夜通し見守ってくれたとか聞いたことがありました。確か、北海道の実家のどこかに、まだへその緒が仕舞ってあるはずですが、母親が亡くなってしまったのでそれがいったい何処に有るのかは知れません。たとえそれが見付かったところで、今となっては臍帯血バンクに寄付することなんて出来ないでしょうね。 いったい日本では何故へその緒をとっておくという習慣があるのでしょう。産まれた子が九死に一生の時に、へその緒を削って飲ませると、一度は必ず治るとか、へその緒は魔よけやお守りになるとの言い伝え、以前に知り合いのお医者さんから、「へその緒は重病になったときに、その成分が大切で、乾燥したへその緒を皮膚に埋めて難病を治したりする事例もあった」と聞いたことがありました。今では白血病の治療に臍帯血が利用されているってのも、そんな迷信が科学的に証明された結果なのでしょうね。昔の人はいったいそれをどうして知り得たのでしょうね。 そんな大切な物だというのに、我が子供たちのへその尾なんての、とっておかなかったよ。もしかしてこれって、子供たちにとっては、かなりいい加減な親と思われているかも・・・。でも、今夜は家族で高級食堂であほまろの誕生日を祝ってくれるようです。祝ってもらっても嬉しくない年なのに、それと、絶対に飲食代はあほまろが払うことになるんだよな・・・。 春本番となって暖かい朝が続きます。しかし、相変わらずモモちゃんは歩いたり抱っこされたりの散歩でした。あほまろは毎日カメラを持って歩いているのですが、当然ながら自分の姿を写すことは出来ません。でも、昨日、週末になると浅草寺境内にやって来る幸せな方々の写真を撮っていらっしゃる方が、誕生記念にとあほまろがワンちゃんを撮っている姿を持って来てくれました。写真に写った自分の姿、それは誰が見ても老人の姿、そんな実態を見ながら、いつもでも若いと思っているのは、あほまろの頭の中だけだったんだよな・・・。なんたって、61才になってしまったんですからね。 あほまろの姿は、新しくなった花やしき通りの踏み分け道の雰囲気を持った特殊な舗装に写っています。顔の表情は解りませんが、小太りでちょっとガニ股の体型は忠実に反映されているのが、気持ち悪いほどあほまろなんです。モモちゃんを抱っこした姿と、歩いている姿を撮ってみました。みなさん、これが、あほまろの姿なのです。
雷門前の歩道に横断幕が掲げられました。「やさしさが走るこの街この道路」と書かれているってことは、例の、揮発油(ガソリン)税など道路特定財源の一般財源化についての反発なのでしょうかね・・・。過去に雷門前にこんな横断幕が掲げられたことが無かったので、何か政治的な思惑を感じてしまいました。
伝法院のお庭です。どんどん落ちてしまった桜ですが、これもまた季節の雰囲気ですね。 仲見世の伝法院側に「浅草流鏑馬」の幟が並びました。 あほまろが毎朝、犬たちの健康ををお参りしている地蔵さん。今朝は、60年間も無事に生きながらえたことを感謝し、新たに迎える61才の日々もモモちゃんと一緒に楽しく過ごせますようにと、お祈りをしてまいりました。 まるで散った桜の花が、ツツジによって再び命を与えられたかのようですね。これもこの時期の風物詩でしょうね。 六角堂のシダレザクラも散り始めました。 ソメイヨシノよりも早く満開になったのに、今頃になってようやく葉っぱが出てきましたね。 背景の赤との調和が綺麗でしょ。あほまろが好きなアングルなのです。桜に軽く補助光が欲しいかもね。 『今朝の浅草神社』 浅草神社のソメイヨシノ。こちらはどんどん花を落としていきます。その奥を歩いているのは、レオちゃんとおばあちゃんですね。 一眼レフを持ったおばちゃんに“散った桜を撮ってもしょうがないでしょ”。なんて言われてしまいました。桜は、咲き始めと散り際の美しさを知って初めて満開の良さが解るのでは無いのでしょうかね。 あほまろは好きですよ。散り際もね。 浅草神社で最初に開花した枝、まだ花びらの一部が昨日のまま付いてますね。
観音裏広場にもソメイヨシノとシダレザクラが数本あります。日当たりのせいなのか、ことらはまだ満開に近い状態を保ってますよ。
宝蔵門の大提灯の下を歩いて来たのは、やっぱりビビアンちゃんのおかあさんと江利奈ちゃんでしたね。三ヶ月前にお亡くなりになったビビアンちゃんの供養と、江利奈ちゃんの健康をお願いに桜の香りがするお線香を持っていらっしゃいました。桜には香りは無いはずですが、臭いはほのかに甘い感じ。桜じゃなく桜餅の香りにした方がピンとくるかも。なんてこと考えながら、あほまろもお焼香しました。 始終笑顔の江利奈ちゃんです。おかあさんそっくりですね。
バビちゃんも江利奈ちゃんと遊びましたよ。 チョコちゃんとななみちゃんが立ち話中ですね。 バビちゃんもモモちゃんも仲間入りです。 まぁ、ちっちゃい! そう、これがちっちゃレオちゃんです。 散ってしまった桜の下をメイちゃんが歩いてきました。この後、みんなでご挨拶。 今日はおとうさんはおつとめなので、末っ子のおにいちゃんとお散歩ココアちゃん。 そこにお勤めを終えた、ご長男が帰ってきました。嬉しそうなココアちゃん。ココアちゃんのお家は男ばっかりの三人兄弟だったもので、初めての女の子に家族みんなが夢中なんですって。 稲村のおばあちゃんとボビちゃん。“私はもう雷門まで行ってきましたよ”いつもお元気ですね。 あらTさん、リヨン君と・・・もう一匹のワンちゃんの名前忘れてしまったよ。 アックス君が走ってきました。大きいワンちゃんの散歩はおとうさんも大変ですね。 チロ君です。 ロッタちゃん。突然お会いしたのでカメラの設定が狂ったままで暗くなってしまってごめんね。 最近、モモちゃんの相手をしてくれなくなったシオンちゃんです。モモちゃんは老犬なので、愛想が無いんですよね。
シラクラさんの「暫」。今朝も田中画伯が作業中でした。 前田食堂の「連獅子」。 さわだ屋さんの「藤娘」と早川さんの「勧進帳」。今朝も進展無し。 『昨日の行事』 昨日は、「隅田川着物園遊会」が開催されたので、浅草中に和服姿の女性があふれてましたよ。 外国人観光客のみなさん、和服の女性を見つけるて一緒に記念写真です。香港からの観光客のようでした。 あっちもこっちも和服、和服。あほまろも和服を着たかったのですが、写真を撮らなければいけないので・・・。え、和服有るのっていってますね。はい、ちゃんと持ってますよ。それが結構、様になるんですよ。 浅草神社の着物園遊会の受付です。 東京きものの女王様と記念写真を撮っているのは、かつてのギター侍かな。 せっかくの女王様も直射日光とシャドーがきつくて、おきれいに撮れませんでしたね。 浅草神社の能舞台では、十二単の着付けを行っていました。モデルはそれなりに高貴なお方なのかな。お顔はそれなりでしたけど・・・。 隅田公園の会場では、野点や帯締め実演なども行われていました。 スタンプラリーのチェックポイント。 伝法院では、「投扇興の集い」が開催されました。 競技開始前に、前回の優勝者により模範演技が披露されました。 みなさんとってもお上手ですね。 扇が蝶に当たって落とすと花散里で何点とか、当たらないと手習いにつき無点とか、源氏物語からとった風流な言葉が飛び交ってましたよ。 この日は伝法院のお庭も開放され、参加者は都会のど真ん中とは思えない春のひとときを楽しんでました。 競技会は、個人戦、団体戦とで争われました。 浅草芸者さんたちは、踊りや音曲のお稽古同様、手習いのひとつとして投扇興も練習されているのです。7月には、観音裏の見番において、「投扇興とお座敷おどり」も開催されます。みなさんも芸者衆と対戦してみませんか。
平成20年4月1日(火)〜12日(土) AM10:00〜 PM18:00 浅草公会堂1階ホール 入場無料です。初日の様子、写真をクリックしてね。