雲行きの怪しい朝になりました。出かける時は日が出ていたのですが、モモちゃんの用足しが終わると突然暗くなって今にも雨が降り出しそうになったかと思ったら、再び強い朝日が差し込んで来たり。天気予報では、午後から雨とのことでしたが、この調子じゃ午前中から雨が降り出すのでは無いでしょうかね。 散歩を早目に済まし、写真の現像(デジタル写真ですが、ROWデータで撮影をしているので、写真にするためにはデジタル現像が必要なのです)をしながら窓外を見るとやはり小雨が降り出してしまいました。いつものように我が家で写真を整理し、秘密基地に出勤してから文章を書いていると、外では激しい雨の降る音が・・・。あぁ、これで今年の桜も総て終わってしまうようですね。 桜は終わっても、また来年は満開の花を見せてくれます。その繰り返しが季節の風物詩として我々を楽しませてくれるのですけど、動物は命を終えると二度と再びこの世に息づくことは無いのですよね。我が家の三女のポーちゃん、いよいよ天に召される時がやって来たようです。この数日間、てんかんの発作が続き、昨日から水も食べ物も全くとれなくなってしまいました。それが今朝は、長い舌を出したまま体をピクピク震わせているだけなのです。昨夜は女房が夜通し付き添いながら時々乾いた舌に水を含ませてあげていたのです。この状態で病院に連れていっても、もう処置のしようが無いそうです。有るとすれば、人工的な機械で命をつなぐとこは可能でしょう、でも、植物人間のようになりながらも生かしてあげるのは忍びないですよね。このまま黙って住み慣れた我が家で最後を看取ってあげたい。それがポーちゃんにとって一番幸せな召され方なのでしょう。 あほまろが浅草に越して来たのは1999年11月、ポメラニアンのポーちゃんはその年のまだこの日が成人式だった1月15日、に我が家にやって来たのです。あの日は、忘れもしない出来事がありました。取引先から大相撲の桟敷席の券を頂き、初めての桟敷席での観戦に女房と盛り上がっていたのです。明日の観戦を前に、なんとなく総武線に乗って両国まで行ってみました。ずらりと並んで力士の旗を見ながら、早く明日にならないかな・・・。なんてことを考えながら、亀戸の天神様まで歩いたのです。その帰り、ペットの小島のウインドウ越にかわいいワンちゃんたちが遊んでいるのが目に入り、ちょっと中に入ってしまったのが運の尽き、ゲージの中からじ〜っと我々を見つめているポーちゃんと目があってしまったのです。 手のひらに乗っかるほどの大きさで、毛がむくむくと手まりのようにまん丸く、とっても愛くるしいポーちゃんでした。さっそく連れて帰ると、我が家で一番喜んだのがハニーちゃん。まるで自分の子供のように亡くなるまでかわいがってくれたのですよ。 普段は食事を終えたらすぐに自分の部屋に戻ってしまう子供たちでしたが、その夜は時間を忘れていつまでもポーちゃんの愛くるしい姿に酔っていたのでした。さて、翌日、いよいよ大相撲の観戦です。チケットには序の口の試合から観戦することが出来るとのことですが、やはりテレビの放送が始まる頃からが良いのかも、なんて午前中から時計を見上げながらそわそわ。まず国技館に入ったら券に書かれたお茶屋さんに行かなければならない。そこで、ご祝儀はいったい幾ら包んだら良いのだろう。頭の中は、かわいいポーちゃんの姿よりも大相撲の桟敷席のことでいっぱいだったのです。昼が過ぎ、女房が早く行きましょうなんてせかせすのですが、そこは、男の余裕を見せなくてはくせになる、なんて偉そうにポーちゃんと戯れていたりして。そっか、ちょっと早いけど行ってみるか。余裕の会話。実は、あほまろも朝から行きたくて行きたくて、うずうずしていたのですけどね。
すっかりポーちゃんの経緯だけで日記を終えてしまいました。実は、昨日は苦しがっているポーちゃんには悪かったのですけど、あほまろの聖誕祭だったもので、家族と弟子でズワイガニのフルコースを堪能してきました。とはいっても、食事代金は当然あほまろが出さなければいけないだろうと、わざわざキャッシュを下ろしておいたのです。しかし、驚いたことに息子が今夜の食事は自分のおごりと大見得をきったのです。ちょっと心配ではありましたが、息子の大盤振る舞いですっかり全員が満足してしまいましたよ。考えてみたら、息子におごってもらうの、始めてじゃないかな・・・。
雲の流れが速く、シャッターを押そうと思った瞬間に影ってしまったり。
チコちゃんが帰って行くところに、レオちゃんがやって来ましたね。
仲見世を飾る造花の桜はいつも満開ですけど、 境内のソメイヨシノはどんどん散って、今朝は1〜2分ほどの花しかありませんでした。これで、雨が降ると総て落ちてしまうのでしょうね。 最後まで同じ位置から観察してみましょうね。五重塔の見える場所。 椿もそろそろ枯れ始めました。 まだ元気なのはシダレザクラだけですね。 『今朝の浅草神社』 浅草神社のソメイヨシノ。葉桜になる瞬間も好きですよ。 あ〜ぁ。ポーちゃんともお別れなのか・・・。
桜散る。今朝は、いつもと違って、ポーちゃんとの散歩を懐かしく思い出しますね。いつも、周りの景色も見ずに足下だけ見ながら歩いていたっけ。
ドイツから写真団体の方々がやってきました。 総勢20名で、日本の朝の光景を撮るのだとか。ドイツの写真連盟だそうです。ちなみに、カメラといえばドイツが有名ですが、今回のカメラマンは全員、ニコンかキャノンのカメラを持って来たそうです。浅草寺境内には4〜5名の方が活躍。モモちゃんも撮られてしまいましたよ。
ココアちゃんです。 いつも元気で良いですね・・・。 クッキーちゃんとココアちゃん。二匹寄るとティータイム。 バビちゃんも来ました。 ボブちゃんおはよう。最近は、モモちゃんも慣れてきましたね。 ヒナちゃんとゴンタ君です。 ボブちゃんとは仲良しなのに、ヒナちゃん、モモちゃんにはウ〜っていうんですよ。 レオちゃんもどんどん大きくなってきましたね。最初は片手の中に入るほどでしたが、今はおよそ倍くらいになったかな。 ポンタ君にゴンタ君、みんなが遊んでいるところには近づけないのでしょうか。 ほら、ロッタ君だよ。 ロッタ君のおかあさんは美人だとか、最近お逢いしないとか、近所にお住まいなのでしょうね。 観音裏広場を歩いているモナカちゃん。 ランディ君。 ショコラちゃんと、 グンちゃんです。 ゼロ君も。今朝はみんな観音裏に集まってしまいましたね。 ゼロ君のおかあさん、いつもみんなにおやつをくれるっての知っているのでしょうね。お座りをして待ってますよ。でも、モモちゃんは奥歯が無いので噛めないのですよ。 最後に登場したのはシオンちゃんでした。 今朝は元気なワンちゃんたちを見るたびに、ポーちゃんのことを思って悲しくなってしまいました。
シラクラさんの「暫」。今朝も田中画伯が作業中でした。 前田食堂の「連獅子」。 さわだ屋さんの「藤娘」と早川さんの「勧進帳」。今朝も進展無し。 『昨日の行事』 昨日は、最後の花見日和とあって、隅田公園には大勢の花見客が押し寄せました。 隅田川のあちこちに停船している花見船。 桜橋では、恒例の「桜橋花まつり」が開催されていました。 徳島の阿波踊り。このようなイベントでいつも思うのですけど、徳島の阿波踊り、よさこいソーラン、風の盆、花笠踊り等々どうして東京で地方の踊りしか披露できないのでしょうかね。東京には有名な「東京音頭」ってのも有るのにね・・・。 おまけにサンバまでが。 これも地方寄せ集めの東京だから許されるのでしょうね。 地元のおばちゃんたちによる、これも山形の花笠踊り。この後は歌謡ショーが行われ、なんと、かの有名な西城秀樹がやって来るんですよ。あほまろの側で見ていたおばちゃん、興奮した声で教えてくれましたよ。
平成20年4月1日(火)〜12日(土) AM10:00〜 PM18:00 浅草公会堂1階ホール 入場無料です。初日の様子、写真をクリックしてね。