あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年10月20日 (木) 旧暦9月18日友引

- 小春日和 -

日記


 小春日和って表現がぴったりの朝です。ポーちゃんは気持ちよさそうに走っています。その姿を優しく見守るモモちゃんに、どうだ凄いだろう!とでも言いながら、周りを回ってみたりして、得意そうに走り回るポーちゃんでした。モモちゃんにも自由に走らせてあげたいですね・・・。
  
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 あほまろが大好きな場所。毎朝お参りしているお地蔵さん広場です。今月始め、ここの鉄柵が古くなってあちこちサビが出てきたので総てが撤去されたのです。“あ〜、鉄柵を新しくするのだろうな・・・”、そんなこと思っていたのですが、今朝見ると、柵の変わりに笹が植えられているのです。自然の垣根が出来るのですね。それも三重に笹の垣根なんて、とっても風流じゃないですか。
 この広場には、戦災で消失した痛々しい痕跡を残した銀杏の大木も有り、垣根が完成した暁には銀杏の由来の掲示板でも掲げて新しい名所にしても良さそうな場所なのですよ。
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 今朝の大懸崖(だいけんがい)
 観察って難しいですね。今朝は、全く変化を感じませんでした。写真で後ろの方が黄色く見えるのが、直射日光があたっているので黄色く見えるだけなのです。まだ暫くはこの調子が続くのでしょうね・・・。
  
       
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 今朝の伝法院通り
 まだ大きな変化は見られませんが、お天気が良くなったので、工事も順調に進むことでしょうね。
  
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 「蛍雪」この言葉はもちろんご存じですよね。旺文社の受験雑誌「蛍雪時代」を由来とする「蛍雪天神」が湯島の赤城神社境内に出来ました。真新しいお社の正面の額に飾られたこの文字を見ていると、“♪仰げば尊し我が師の恩・・・”、ついついそんなメロディーも浮かんできませんか。(朝日新聞に詳細が期されています)
 昨夜のあほまろは、久しぶりに集まった友人たちとこの赤城神社境内に三ヶ月前にオープンした「赤城亭」という居酒屋(?)で盛り上がったのです。実は、この居酒屋は赤城神社の宮司と、あほまろの友人が共同経営している居酒屋なのです。神社の境内、それも鳥居をくぐったすぐ側、誰もがこんなところに居酒屋を造って良いの?って思うような場所なのです。浅草神社でいえば、神楽殿が居酒屋に変わってしまったって感じかな。
 食事は、固有名詞を思い出せないのですが、あの神殿に備えるような白木の献上台っていうか、武士の切腹時の短刀を乗せる台。お芝居で、覚悟を決めてケツに敷いて一気に腹を切るアレを使っているのです。また、お酒は神様にお供えする白無垢のそれも蓋付きの御銚子です。食事は結構おいしくて安いので、みなさんもお近くにお越しの節には行ってやってくださいね。
 神社に備えられたお下がりを使っているので、銘柄なんて判らない。それも安上がりって訳ですかね・・・。これで、給仕さんが巫女さんの格好だったらもっと雰囲気でたのに・・・、なんて不謹慎なこと考えちゃいけないのかな、ここまで出来るんだったら、それも有りじゃないの経営者君!。
 そうです、その神社にありがたい「蛍雪天神」が祀られたのです。昔は菅原道真公を祀った社があって受験生で賑わっていたのですが、先の大戦で消失してしまったそうです。今回、旺文社の援助で60年ぶりに復興したってわけ。これで、来年の受験シーズンには湯島天神のように大勢の受験生で賑わう、かもね。
 いや〜、神社も生き残りをかけて様々なことを企画するんですね。どっちかというと、居酒屋より受験生の心を掴む方に投資した方が儲かるかもよ。
 この神社と居酒屋は、今度の(土曜日だったかな?)テレビ番組の「ぶらり途中下車」で、山形弁の西洋人が偶然見付けて気に入った!、その偶然の撮影に4日を有したそうです。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 28-135 F3.5/5.6 IS
撮影枚数38