大型台風２０号は、今夜から明日にかけて関東地方に最接近するとの予報が出ています。その影響で今朝も浅草では雨が降り続いています。連日の雨でモモちゃんもすっかり諦め、あほまろの後をとぼとぼと着いてきます。ずぶ濡れで可愛そうですが、身体を震わせて水をはじき飛ばすとあほまろに怒られるのを知っているのか、濡れた身体でも我慢をしながら歩いているのです。
　毎朝、浅草寺本堂のお賽銭箱の前でお参りをするのですが、モモちゃんが濡れた身体をモジモジさせて気持ちが悪そうなので、ちょっと離れた手すりに繋いであげると、今がチャンスとばかりに大きく身震いをして水をはじき飛ばしていました。でも、“怒られないかな・・・”そんな顔してあほまろの態度を気にしているようでした。
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　昨日の日記の一部を訂正をさせてください。「夜９時〜１０時にかけて、浅草一帯を低空で飛び回るヘリコプター・・・」を、確認も無くドラマの撮影と書いてしまったのでしたが、隅田川に飛び込んだ男女を捜索する消防庁のヘリコプターでした。確かに午後６時頃にもヘリコプターが飛んでおり、こちらがドラマの撮影用だったとのことで、あような噂になってしまったのでしょう。数名の方からメールを頂き、この掲示場でも指摘されてしまいました。この場を借りて謝罪いたします。
　また、名前をど忘れした影向堂のお庭のオレンジの花はキンモクセイでしたね。こちらもメールや掲示板で教えていただきありがとうございます。
　今朝、甘い香りが漂うキンモクセイの花に、雨にもかかわらずハトが群がっているのです。食べ物が無くなったハトたち、いよいよお腹が空いてくるとこんなものまで食べてしまうんですね・・・。
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　昨夜、ＮＨＫのハイビジョン特集で、「白くまピース」の日本初・人工哺育の全記録という番組を観ました。平成11年12月白くまピースは愛媛県立砥部（とべ）動物園で双子で産まれたメスのくまです。しかし母親がストレスのため子育てが出来ず、飼育係の高市敦広さん親子が育てることになったのです。そこからピース成長の映像記録が始まったのです。
　地球最大の肉食獣といわれる白くまとて、動物です。犬や猫と同様に育ててくれた人への愛情をいつまでも忘れないのです。手のひらに乗るような小さな頃から５年経って２００キロを超えるほどに成長するまで、毎日ピースと共に暮らしていたのですから、高市さんに甘える態度はまるで我が家の犬たちの態度そっくりなのです。甘えて身体をすりつけてきたり、お腹が空いたよ・・・って甘えた声を出したり。
　しかし、動物園側としては、いくら慣れているといっても所詮は猛獣。いつか事故が起きた時の責任問題が恐いのか、高市さんとピースのスキンシップを禁止してしまったのでした。“ピースを人殺し獣にはしたくない”というのが理由です。それからのピースはストレスで腰がけいれんして動かなくなったり、食欲が無くなったり元気がありません。高市さんの姿を見付けると、檻越しに追いかける姿に涙が・・・。
　生後数ヶ月、まだ子犬ほどの時には、高市さんから離れまいと懸命に後を追いかけ、一緒に遊んでもらうのが大好きだったピース。遊び疲れて娘さんと一緒に居眠りをするピース。そんな小さな命を守り育ててきた高市さんの努力で、初めて白くまの人工哺育が成功したのです。「白くまピース」いつまでも元気でね。次は子供も産んでほしいな・・・。
　考えてみれば、我が家のモモちゃんもあほまろ家みんなで人工哺育したんです。モモちゃんは猛獣というジャンルの動物でなくて良かった・・・。
　戸部動物公園のサイトにピースの映像ライブラリーがあります。こちらをご覧ください。
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　今朝の大懸崖（だいけんがい）
　見た目は昨日と変化なしです。

　　
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　今朝の伝法院通り
　本屋さんのシャッターに「古書」と「地球堂」の文字が入っただけで、その他はまだ進展なしでした。
　　
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　仲見世の途中を入ったところにいつも故障中の貼り紙がされた公衆電話があります。最近ではグレーで液晶パネルが付いた公衆電話が一般的になって、この緑色も見かけなくなってしまいました。あと１０年もすると、“あ〜あんなのも有ったっけ・・・”、なんて、赤い公衆電話と共に懐かしいものとなっているのでしょうね。特に意味は無いのですけど、ちょっと気になったもので・・・。