最終日は米子駅で目覚めました。寒夜は全く振動が無いと思いながら寝ていたのでしたが、瑞風は昨夜11時から米子駅に停まったままだったのです。
米子駅を出発したのは5:19、伯耆大山から伯備線に入って行きました。
6:21 伯耆溝口駅停車。
駅舎の壁に鬼が。それもそのはず、この地区は、日本最古の鬼伝説発祥の地なのです。それにしても、無人駅なのに大きな駅舎ですね。
どうしてここ伯耆溝口駅に停車しているのかは、折り返しに大山の朝日を望む時間待期のようですが、冬の日の出は遅いので望めません。
伯耆溝口駅を6:45 出発、7:19 大山口駅に戻り、再び山陰本線に入りました。
山陰最古の駅舎が残る「御来屋駅」に暫く停車。
上り下りの高校生を乗せた通学列車を優先するために、23分間の停車でした。
御来屋駅出発後にお部屋に朝食が運ばれてきました。、
9:12 最後の立ち寄り観光地、鳥取です。
今年鳥取に降りたの2度目です。
駅の砂丘蕎麦が有名ですが、砂は入ってませんよ。
瑞風バスが先回りして待ってました。
駅前には、因幡の白兎像。ワニに体の皮を剥かれて泣いている白兎と大黒様なのであります。
鳥取の民芸館と、
昔の病院も前回と一緒なので、解説はパス。
この沿道にも「瑞風」の旗が並んでおりました。
鳥取からバスで東浜駅近くのレストランで昼食です。
東浜駅には既に瑞風が停車しておりました。
浦富海岸は世界ジオパークに指定されいますが、この日は雨が降ったり晴れたり微妙な天気で外に出る気も失せましたよ。
荒れる日本海の波の音を聞きながらの昼食でした。
あまり美味しいとは思えない料理なので、早めに終えて、一足先に東浜駅でバスを待つことにしたのでした。
瑞風色の郵便ポスト、宍道駅でも見ましたね。
東浜駅は無人駅なのに、とっても立派な県境の駅舎なのです。
「瑞風」の立ち寄りに合わせて、車両の監修を行った浦一也により改築されたのです。ステンレス鏡面仕上げの天井や待合室の全面透明ガラス窓が特徴、いわゆる瑞風の駅としての存在感です。
瑞風がやって来る日は、地元の方々が歓迎の踊りでお出迎えしているのです。
ステンレスに写る踊りは、地元の音頭。
みんなでバラバラに揃って、♪あら、えっさっさぁ〜!
生憎の雨模様でしたが、駅には大勢のお見送りの方々がいらっしゃいました。
普段は無人駅なのに、駅員がいらっしゃいました。
岩美町へまたお越しください。
♪あら、えっさっさぁ〜!
12:45 東浜駅出発。
瑞風の旅もいよいよ最終の行程となったので、最後尾の展望車で過ごすことにしました。
浜坂駅で車掌交代で15分停車。ここから担当が福知山支社に変わるのです。
餘部橋梁に近付くと、展望デッキは大混雑でした。
あほまろは橋梁と海を入れたかったので、進行左側の端っこからカメラ構えておりました。
プライベート展望デッキも進行左側なので、ビデオも設置しておいたのです。
そろそろ餘部駅ですね。
瑞風は、餘部駅ホームに滑り込みました。
ホームのみなさんの歓声が生で聞こえるのも展望デッキの良さですね。
瑞風はスピードを緩めながら鉄橋に入って行きます。
平成29年11月に完成した「余部クリスタルタワー」。
余部橋梁は、平成22年8月に架け替えられました。
日本海が見えてきました。
雑誌用に狙っていたのは、正にこのアングルなのです。
新しくなってからは、まだ下から見たことが無いので、近いうちに来てみたいところなのです。
二つのトンネルを抜けると、
お隣の鎧駅です。
ここで海ともお別れ。
部屋に戻り、プライベートバルコニーの窓を開けての撮影に切り替えました。
福知山駅に入線。車体の反射が綺麗ですね。
福知山駅では、大勢の駅員さんが旗で見送ってくれました。
お馴染み福知山城。来年のNHK大河ドラマが始まったら観光客が押し寄せることでしょうね。
お部屋では、この旅最後の軽食の準備がされておりました。
軽食とは言え、結構なボリュームですね。
女房は疲れて寝ていたので、一人寂しく旅の最後を味わったのであります。
再びプライベートバルコニーから。
福知山を過ぎると、測度が落ちてきました。
すれ違う列車も増えました。
船岡を過ぎたので、そろそろ帰る支度をしなくちゃいけません。
部屋に戻って、荷物をまとめ送る準備をいたしました。
荷造りを済ますと、名残惜しいので、またまた展望デッキに来てしまいましたよ。
どんどん都会に迫っていますね。
とうとう陽が落ちてしましました。。
そろそろ京都、
ありがとう瑞風、ありがとう「ザ・スィート」。次はいつ「瑞風」に戻って来られるのでしょうか、それともこれが最後になるのかな・・・。
17:17 無事に京都駅に到着です。
みなさんありがとう。
ありがとう古賀さんお世話になりました。お元気で、さようなら。
瑞風は大阪に向けて出発です。
7号車、楽しい思い出をありがとう。
さようなら!
あぁ、行っちゃった。
Memo
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