令和8年(2026)3月24日(火) 旧暦2月6日 先勝
今朝の撮影 Data SONY α1 II Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG iPhone 17ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数711枚
- 柳芽や 桜に譲る顔をして 風に遊びて春を先取り -
浅草神社境内のソメイヨシノは、日ごとに開花を進め、そろそろ見頃の入口に立っているようです。もっとも、例年より少しばかり控えめな歩みで、今年は影向堂の桜のほうが一足先に春を誇っている様子。とはいえ、どちらもまだ三分から四分咲き――人間で言えば「まだ本気は出していませんよ」とでも言いたげな、そんな奥ゆかしい咲きぶりでございますよ。 しかし、あほまろの目は、どういうわけか桜ばかりを追いかけてはくれません。むしろ気になって仕方がないのは、境内のシダレヤナギなのであります。一昨日まで眠っていたかのような枝先に、今朝は薄緑の柳芽がずらりと並び、まるで春の合図を受けて一斉に目覚めたかのようでございました。 桜の淡い桃色と、柳のやわらかな緑。その取り合わせは古来「柳桜」と呼ばれ、春の情緒を象徴する美しさとして愛されてきました。風に揺れる柳のしなやかさは、咲き急ぐ桜とは対照的に、どこか余裕を感じさせます。急ぐ者と、待つ者――同じ春の舞台に立ちながら、その歩みはまるで違うのでございますね。 柳という木は、なかなか面白い性分を持っております。まず枝を伸ばし、そのあとに芽を出し、しかも葉より先に花を咲かせるのです。しかし、その花がまた風変わりで、ふわふわとした毛に覆われ、まるで小さな毛虫のようなのです。 可愛らしいと言えば可愛らしいのですが、どうにも世間様の人気は今ひとつ。今朝、訪れた観光客も、毛虫みたいで気持ち悪いとおっしゃってましたよ。 それでも、桜のような主役にはなれぬまま、ひっそりと春を告げているのでございました。 結局のところ、柳は花よりも芽吹きが美しい、少々損な役回りの植物なのかもしれません。派手さでは桜に敵わず、しかし静かな風情では決して引けを取らない――そんな立ち位置に、あほまろはどこか親しみを覚えてしまうのであります。 ただし、この「柳桜」の儚い共演も、長くは続きません。ほんの一週間ほどの短い命。気がつけば桜は満開となり、柳はすっかり緑を深めてしまう。春という季節は、どうしてこうもせっかちなのでございましょうね。 そして、柳の芽を見るたびに、あほまろの心は遠い故郷へと向かいます。まだ雪の残る早春、枝先に並ぶ銀白色の花穂――猫の尻尾のようにふわりと揺れるネコヤナギ。そのやさしい手触りと光景は、今もあほまろの記憶の中で、静かに息づいているのでございます。 春とは、ただ花が咲くだけではなく、こうして記憶をも呼び起こすもの。境内に吹くやわらかな風の中で、あほまろは今日も、少しだけ昔の自分と出会っているのでございました。 「柳芽や 桜に譲る顔をして 風に遊びて春を先取り」(阿呆人也) 桜に目を奪われる人々の足元で、柳はそっと春を楽しんでいる。そんなしたたかさもまた、春の味わいなのかもしれませんね。 今日は全国的に広い範囲で日差しが届くようですね。今朝の外気温は9℃。数字だけ見ればそれほど低くはありませんが、風が吹いていたせいか、少しだけ肌寒さを感じましたよ。 それでも昼間は気温が17℃まで上がり、散歩にはうってつけの陽気となりました。場所によっては桜も見頃を迎え、春のやわらかな光の中で歩くひとときは、なんとも心地よいものでございました。 しかし、明日は一転して雨の予報。今週は短い周期で天気が崩れるようですので、外出の際はこまめに天気予報を確認なさってくださいませ。春は気まぐれ――どうぞご油断なきように。 今朝の日の出は午前5時39分。 浅草寺の裏広場には観光客の喧騒も届かず、ただ静かな空気が流れる、とっておきの場所でございます。その片隅で、人知れず「時間の重なり」をそっと見せてくれているのです。 ハナカイドウの先にはすでに新たな花の気配が見え始めてきましたよ。 今朝は、わずか一輪だけが開花しましたよ。他にも枝先にはすでに新たな花の気配が見え始めているので、満開が楽しみですね。 宝蔵門前のシダレザクラが満開を迎え、早朝から数名の方々がカメラを構えておりました。 この桜、ただのシダレザクラではございません。日本三大桜のひとつとして名高い、福島県の「三春滝桜」の子孫樹と伝えられる、由緒正しき一本でございます。 その血筋を見事に受け継ぎながら、毎年欠かさず美しい花を咲かせ、訪れる人々に春の訪れを静かに告げてくれるのですよ。 ボケの花。 境内の河津桜。賑やかな花の季節が過ぎ、実を着けてきました。花の次は命をつなぐ実の季節なのですね。自然はこうして、同じ枝の上で次の営みを静かに始めているのですよ。 浅草神社のソメイヨシノはまだ2〜3分咲きでした。 シキザクラは、またしても満開の姿を見せております。昨年10月から、散っては咲き、咲いては散るという営みを幾度となく繰り返しており、まことに不思議な趣を持つ桜でございますね。 夜明け前の浅草寺境内、空はまだ青みを残し、街の輪郭だけがぼんやりと浮かび上がる静かな時間。遠くにはスカイツリーが細く伸び、まるで眠りから覚めきらぬ都会を見守っているようでございました。 そんな中、いつものようにビクトリー君が姿を現してくれました。しかし今朝の彼は、すぐにあほまろの元へは来ず、屋根の上で何かを探すように歩き回っていたのです。あの落ち着かぬ様子は、ただの朝の散歩ではなく、どこか「探している者」の影を帯びておりました。 レインボーちゃんの姿が見えなくなってからというもの、あほまろの胸の内にも、言葉にしたくない想いが静かに沈んでおります。争いの中で命を落としてしまったのではないか――そんなことは考えたくもありませんが、自然の世界は人間の都合などお構いなし。優雅に見える境内の朝も、その裏では厳しい掟が息づいているのでしょうね。 やがてビクトリー君は屋根から降り、低空飛行で境内を何度か巡りました。その飛び方は、どこか慎重で、どこかためらいがち。まるで何かを確かめるように、あるいは見失ったものを呼び戻すように、静かに空をなぞっておりました。 「探す影 屋根の彼方に春淡し待てど戻らぬ 羽のぬくもり」(阿呆人也) そして、いつもの棚の上へ――。 あほまろが声をかけると、彼は少しだけこちらを見て、いつものように近づいてきました。 「おはよう、ビクトリー君。」 しかしその歩き方は、やはりどこかおかしい。怪我をした右足をかばうように、ちょこん、ちょこんと羽根を広げながら進む姿は、痛々しくもあり、同時に懸命に生きる力強さも感じさせるのでございます。 外見には大きな傷は見えません。しかし、足を地に着けるたびに伝わる違和感――それは、見えない痛みなのでしょうね。人も鳥も、見えぬ傷ほど厄介なものはございません。 そこへ、ハートちゃんがやって来ました。彼女もまた、かつて足を失うという大きな試練を乗り越えた身。それでも今では、何事もなかったかのように歩き、日々を過ごしております。 その姿は、まるで「生きることに理由はいらない」と語っているかのようでございました。 「ほら、見てごらん」とでも言うように、ハートちゃんはビクトリー君のそばを行き来します。傷を負ってもなお歩き続ける姿は、何よりの励ましなのでしょう。 やがてピース君も加わり、三羽でのささやかな団らんが始まりました。けれど、その輪のどこかに、ひとつだけ空席があるのです。本来そこに居るはずのレインボーちゃんの不在が、かえって強く感じられてしまうのでございます。 ビクトリー君は、手水場の棚を行ったり来たりしながら、水を口に含み、また歩いては振り返る。その様子は、まるで「まだどこかにいるはずだ」と信じているかのようで、見ているあほまろの胸を静かに締めつけるのでした。 自然の中の営みは、あまりにも淡々としております。出会いがあれば別れもある――そんな当たり前のことを、今朝の境内は静かに教えてくれているようでございました。 それでも、あほまろは願わずにはいられません。ビクトリー君の足が一日も早く癒え、そして、もし叶うならば――あの光り輝くレインボーちゃんの姿を、もう一度この場所で見たいと。 春は出会いの季節などと申しますが、同時に別れの影も忍び寄るもの。それでもなお、生きものたちは今日も歩き、飛び、そしてまた明日を迎えるのでしょうね。 おはようございます。今朝は開門3分前にやって来た、野崎さんと高橋さん。 おはよう益美さん。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 奥山の奥に移動された「日本のナイチンゲール」と称される瓜生岩子像。 影向堂のソメイヨシノは、ここにきて少し足踏み状態のようでございました。 春の境内をご覧下さい。 イロハモミジの枝先に新葉の準備が始まってきました。 定点観察をしているソメイヨシノの幹にも桜が咲きましたよ。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。 「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく 意地の四枚葉」(阿呆人也) 境内の木々はすべて伐採され、現在は一帯を平らに整地する工事が進められております。かつて鬱蒼とした木立に包まれていた面影はすっかり消え、いまはただ、広々とした空が静かに広がるばかりとなりました。 今朝は「天空半影」が現れませんでした。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------ おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、肉入りさぬきうどん。デザートはイチゴ。 妻のコレクションは、宇宙人のシルバーとイイベ。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、ポタージュにチーズを乗せたクルミパン。 妻のコレクションは、チリちゃんにのぞみちゃん。 Memo iPhone 16 ProMAX