令和7年(2025)12月15日(月)旧暦10月26日 大安
今朝の撮影 Data SONY α1 II Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG iPhone 17 ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数199枚
- 再会!キョエちゃんママの「オハオハ」 -
お参りを終え、いつものように伝法院の脇を歩いていたときのことです。ふいに背後から、聞き覚えのある声が飛んできました。 「オハオハ」 この声は! あほまろの足は思わず止まって振り返ると、ベンチに立ってあほまろを見ていたのは――そう、キョエちゃんママでした。 あほまろは、思わず目を細めてしまいましたよ。 あのギャングカラス軍団に浅草神社から追い出されてしまって以来、すっかり姿を見かけなくなっていたキョエちゃん一家。 いったいどこで暮らしていたのでしょう。みんな元気にしているのだろうか、と、あほまろは毎朝、境内を歩きながら気にかけておりましたよ。 思い返せば、最後に会ったのは隅田川花火大会の翌日でしたね。 あの日、キョエちゃんママはキョエちゃんと子どもを連れて、浅草神社にひょっこり姿を現したのが最後。それから数えて、約五か月ぶりの再会ということになります。 それにしても、嬉しかったのは――、あほまろが毎朝、欠かさず声をかけていた「おはよー」を、ちゃんと覚えていてくれたことですよ。 カラス流にアレンジされた「オハオハ」ではありますが、これはもう立派な挨拶。人間より義理堅いではありませんか。この考えは、あほまろには通じますが、世間にはなかなか通じませんけどね。 ママの喉元を見ると、以前ギャングにやられた痛々しい傷は、すっかり毛に覆われていました。 自然の回復力というものは、つくづくたいしたものです。 人間なら、病院だ、湿布だ、薬だと大騒ぎするところですが、彼女は黙って生き抜いていたのでしょう。 キョエちゃんや子どもたちは元気にしているのかな。また顔を見せてほしい気持ちは山々ですが、今もあのギャングカラス軍団が居座っていると思うと、あほまろは少し心配になります。無理は禁物ですよ。 命あっての「オハオハ」ですからね。 それでも、今日こうして顔を見せてくれたことが、何よりの便り。また気が向いたら、時々でいいので、会いに来てください。あほまろは、ここでいつものように写真を撮り、いつものように空を見上げておりますからね。 「追われても 忘れぬ声の オハオハに 寒い境内 心温む」(阿呆人也) 鳥も人も、別れたあとに残るのは「声」と「記憶」。それを確かめられた朝に、あほまろは、冬の寒さも忘れてしまいましたよ。 今日は強い冬型の気圧配置となり、北日本では大雪や吹雪への警戒が呼びかけられているようです。一方、関東から西の太平洋側はおおむね晴れる見込みとのこと。ただし気温は14℃前後とされ、日差しの下ではほのかな温もりを感じられるものの、吹く風は冷たく、体感的には冬らしい一日となりそうです。お出かけの際は、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。 さて、明け方に見頃を迎えたふたご座流星群を一目見ようと、今朝は観音裏広場で30分以上、外気温6℃の冷たい空の下、夜空を見上げておりました。しかし、期待とは裏腹に流れ星を確認できたのは、わずか三つほど。それでも冬の星空を眺めるひとときは格別でしたが、さすがに体は芯まで冷え込み、少々風邪気味になってしまったようでした。 今年も残すところ、あと半月となりました。 今日は「年賀郵便特別扱い開始日」。この日を境に、郵便局の窓口やポストまわりが、どこか年の瀬の空気を帯び始めるのであります。 年賀状の特別扱いが最初に始まったのは、明治32年(1899年)。指定された郵便局だけでの試みでしたが、その後、明治38年(1905年)には全国すべての郵便局へと広がり、翌年には正式な制度として定着しました。 当時の人々にとって、年賀状は「新年最初の礼儀」であり、「生きておりますよ」という無事の知らせでもあったのでしょうね。 ところが時代は流れ、令和の世。携帯電話やパソコン、さらにはSNSが当たり前となり、新年の挨拶はボタン一つで済むようになりました。「あけましておめでとうございます」の文字も、インクの匂いではなく、液晶の光で届く時代です。 そこへ追い打ちをかけるように、郵便料金の値上げ。かつて63円だった年賀はがきも、今や85円。その結果、年賀状の発行枚数はピーク時から実に8割減とも言われています。 これでは「年賀状を書こう」という気持ちより、「今年はやめておこうか」という理性の方が勝ってしまいますね。 あほまろ自身も、実は10年ほど前に「年賀状じまい」をしてしまいました。 筆を持つ手が震えたからではありませんよ。「出す相手」と「出さない相手」を考えることに、少々くたびれてしまったのですからね。 最近では、企業でも半数近くが年賀状をやめる傾向にあるそうで、「年賀状を出さない」という選択が、すでに特別なことではなくなりつつあります。今後は、年賀状文化も静かにデジタル化され、物好き――失礼、一部の郵便愛好家に受け継がれていくのでしょう。 それでも、ポストに一枚だけ届く手書きの年賀状には、不思議な力があります。紙の重み、文字の癖、そして「この人は今年も生きているな」という確かな実感。合理性では測れない何かが、そこには残っているようですね。 年賀状は減っても、新年を寿ぐ心までは、なくならない。そう信じつつ、あほまろは今日も日記を書いております。 年賀状は出さなくとも、こうして言葉を残すことで、新しい年への挨拶に代えているのであります。 「ポストより 先に鳴るなりピロン音 賀状代わりに届く新年」(阿呆人也) 今朝の日の出は午前6時43分。 おはようございます。今朝は開門2分半前にやって来た野崎さんと高橋さん。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 冬の境内をご覧下さい。 定点観察中のイロハモミジ。 ソメイヨシノの葉のほとんどが散ってしまいました。 今日の外気気温は14℃前後で、日差しの下ではほのかな温もりを感じられそうですね。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は97%でした。 今朝の朝の朝食は、ポタージュにチーズパン。デザートは柿。 妻のコレクションは、オードリーさんと、紅葉の時期にやってきたモミジさん。 大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」が、昨日ついに最終回を迎えましたね。一年間続いた大河も終わってみればあっけないものですが、世間の熱量はどうやら最後まで盛り上がり切らなかったようですけどね。 昨日は、うめちゃんママが、「大河ドラマ館が昨日から無料になったので、行ってみませんか?」とお誘いを受け、せっかくなので足を運んでみましたよ。800円が無料になった最初の日曜日ですから、さぞかし混雑しているだろうと覚悟して行ったのですが……。 ところがどっこい、会場はガラガラ。人影まばらで、ゆっくり展示を見られるのはありがたい反面、「これはもしや…」と、視聴率の厳しさが静かに伝わってくる光景でした。展示物よりも来場者数の少なさのほうが、よほど雄弁だったかもしれませんね。 なお、この大河ドラマ館は、1月12日(月・祝)で閉館とのこと。ご興味のある台東区民の方は、混雑知らずの今のうちに足を運ばれるとよろしいかと思います。展示は落ち着いて見られますよ。 会場を出ると、蔦屋重三郎ゆかりのおみやげ屋が並び、大河ドラマにあやかった浅草の名店グッズも販売されておりました。その中でも目を引いたのが、「捕鯨船」のモツ煮込み味ポテトスティック。しかも、しっかり河野さんの写真入り。 味より先に笑いがこみ上げてくるあたり、さすが浅草商魂、抜かりはありませんね(笑)。 ドラマは終われど、土産は残る。それもまた、大河の余韻ということでしょうか。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、チーズたっぷりドリアとタケノコの煮物にマカロニサラダ。デザートはミカン。 妻のコレクションは、ロイヤルさんとさくらさん。 Memo iPhone 17 ProMAX