あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)12月14日(日)旧暦10月25日 仏滅

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今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
199

- ライカは“特別に良い写真”が撮れる魔法の箱ではありません -

日記写真

 今朝の外気温は3℃。冷たい雨が降る朝となり、今朝は開門を待たずに、少し早めに帰宅することにいたしました。 この雨は昼頃まで続き、時間帯によっては一時的に強まることもあるようです。
 午後には次第に天気が回復し、晴れ間が広がって日差しが戻る見込みで、気温も上昇するとのこと。昨日よりはやや暖かく感じられそうですが、それでも最高気温は10℃止まり。寒さには、まだしばらく用心が必要な一日になりそうですね。
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 今日はあいにくの雨模様。外へ出る気にもなりませんので、どうぞしばし、あほまろの戯言にお付き合いくださいませ。
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 またまた、新しいレンズが、あほまろの手元に届きました。どうしてこうも、箱を開ける前から心がそわそわし、指先が落ち着かなくなるのでしょうね。年を重ねても、この瞬間だけは不思議と少年のままなのですから、困ったものです。
 あほまろは、仕事や早朝散歩の相棒には、軽快で実用一点張りのSONY製写真機を使っております。一方で、趣味の世界ではどうかと言えば──これはもう「使っている」というより、「集めている」と言ったほうが正直でしょう。そう、ライカであります。

 ライカは、他の写真機より“特別に良い写真”が撮れる魔法の箱ではありません。操作はすべてマニュアル、ピント合わせは気まぐれ、シャッターを切るまでに妙に間があり、時には「ああ、もうっ」と小さく舌打ちしたくなることもあります。
 それでも、触れているだけで楽しい。ダイヤルを回し、金属の感触を確かめ、シャッター音に耳を澄ませる──その一連の所作そのものが、すでに写真なのです。
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 昨日発売になったばかりのズミルックスM 1.4/50 ASPH. Safariが届き、箱を前にして、あほまろはしばし無言。 そして気がつけば、頬がゆるみ、ひとりニヤニヤ。まるで鏡を見せられた子どものようで、これは人様には見せられません。
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 もっとも、同時に注文したズミルックスM 1.4/35 は、いまだ音沙汰なし。これもまたライカ流。「待つ時間」すら商品に含まれているあたり、商売上手というべきか、意地が悪いというべきか。
 ですが、待たされるほどに想いは募るもの。恋も写真機も、手に入るまでが一番美しいのかもしれませんね。
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 このレンズは、あほまろが愛用している Leica M11-P Safari のために選びました。
 渋いオリーブグリーンのボディに、Safariカラーのズミルックス。これがまた、驚くほどしっくり来るのです。誰に褒められなくとも構わない。
「あほまろが満足している」──それだけで、もう十分なのであります。
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 写真を撮る前に、まず“撮る道具”を愛でる。これぞ、カメラ好きの密やかな儀式。合理性や効率など、ここでは脇に置いておくのが礼儀というものです。
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 Safariのボディを手にすると、ふと、十年ほど前の記憶がよみがえりました。当時使っていたのは LEICA M8.2 SAFARI。そのストラップには、今も小さな歯型が残っているのです。
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 これは、今は亡き愛犬ナナちゃんが残していった、あほまろへの“いたずらの贈りもの”。革のストラップをかじり、少し傷つけてしまったあの日。
 当時は「こらっ」と叱ったものですが、今となっては、その一噛み一噛みが愛おしくてなりません。
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 この革も、すっかり使い込まれ、ひび割れや擦れが目立つようになりました。けれど、その傷は劣化ではなく、「時間の染み」。裂け目ひとつ、シワひとつに、暮らしと記憶がしっかりと刻み込まれているのです。
 新品には、新品の美しさがあります。しかし、こうした“傷を抱えた道具”には、新品には決して宿らない重みがあります。
 それは、共に生きた証。ナナちゃんと過ごした日々が、静かに、しかし確かに残っているのです。
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 カメラの革張りに残った噛み跡も、ストラップのほころびも、今ではすべてが宝物。
 それらを見るたびに、胸の奥がふっと温かくなる。写真には写らなくとも、記録の中には、ナナちゃんの面影がいつも寄り添っているのですから。
 これからも、あほまろはこれらのライカとともに、浅草の風景と時間を刻み続けます。 その一枚一枚のどこかに、きっとナナちゃんは写り込んでいる。そう信じて、今日もシャッターを切るのです。
 最後に、こんな狂歌を一首――

「噛み跡も味となりゆく革の紐 写らぬ犬の影を連れ撮る」(阿呆人也)

 みなさんにも、きっとありますよね。道具に残った、消せない傷。それは、失われたものではなく、今もなお続いている物語なのですから。
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 雨に濡れた境内で、ひときわ真っ赤に染まったイロハモミジが目に留まりました。まだ日の出前の暗い時間帯でしたので、今回はストロボを使って紅葉を写してみることにしました。
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 夜のライトアップに照らされた紅葉は、しっとりとした幻想的な雰囲気を醸し出しますが、真っ暗な闇の中でストロボを当てると、葉一枚一枚が浮かび上がり、思いがけず立体感のある表情を見せてくれますね。
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 自然光だけではなかなか得られない効果が狙え、写真としてもなかなか面白い仕上がりになりましたよ。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 冷たい雨の境内。
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 12月17(火),18(水),19日(木)に開催される、「納めの観音・羽子板」の準備が行われております。
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 明日は雨も止み、お天気が戻りますよ。明日がピークの双子座流星群も観察出来そうですね。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、煮込みうどん。お餅を入れて煮たので、ドロドロになってしまいましたよ。デザートはミカン。
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 妻のコレクションは、ルナちゃんとさくらさん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁しました。
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 妻のコレクションは、瘋癲のリリーさんとチリちゃん。
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Memo
iPhone 17 ProMAX

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