あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)9月6日(土)旧暦7月15日 先負

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
XX

- 眠れねどトンボは夜を耐えしのぎ
 あほまろもまた明けを待つ身よ -

日記写真

 あほまろは、いまだに痛風の痛みに苛まれております。昨夜は、禁断の鎮痛剤ロキソニンを前に「副作用」という文字が頭をよぎり、勇敢にも服用を控える選択をしたのですが、その結果、熟睡など夢のまた夢。結局、夜を通してうたた寝程度しか得られず、今ごろになって睡魔が襲いかかってきている始末なのです。こうなると、思考能力などとうに雲散霧消、頭は空っぽで「日記をどう綴ろうか」と考える余裕もございません。したがって、今朝の記録は簡単に済ませることにいたしましょう。
 とは申せ、この時期の早朝は、散歩の楽しみのひとつとして星空を仰ぎ見る絶好の機会でもあります。今朝も、オリオン座がくっきりと夜空に浮かんでいたようで、ウメちゃんママがその美しい瞬間を写真に収め、わざわざ送ってくださいました。ありがたいことです。
 ウメちゃんママがカメラに向かって手を振ってくれました。(YouTubeのライブ配信から) 写真00
 もちろん、わが家からでも本来なら星空を望むことができるのですが、あいにく現在は大規模修繕の真っ最中。マンション全体が工事用シートに覆われており、外の景色は一切遮断。天体観測どころか、昼間でさえ「牢屋暮らしか」と思うほどの閉塞感でございます。
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 そんな中、昨夜の台風を避けるかのように、シートの端に一匹のトンボが避難しておりました。か弱き羽を風雨から守るため、じっと身を潜めていたのでしょう。その姿は夜明けまで変わらず、やがて朝日が昇るとともに姿を消していたと、妻が教えてくれました。小さな虫ですら、必死に生き抜こうと戦っているのです。
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 思えば、痛みに耐えて眠れぬ夜を過ごすあほまろなど、まだまだ贅沢。トンボの姿に「生き延びる」という力強さを見せられ、改めて気づかされました。あほまろも弱音を吐いている場合ではありませんね。せめてこの小さな命に倣い、痛みに抗いながら、今日を生き抜いていかねばならないと心を新たにいたしましたよ。

 「眠れねど トンボは夜を 耐えしのぎ あほまろもまた 明けを待つ身よ」(阿呆人也)
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 あほまろは、眠れぬ夜を耐え忍びながらも、こうして早朝の境内の様子を写真で届けてくださる方々の心遣いに深く感謝しております。自ら足を運べなくとも、仲間の眼差しを通して境内を眺められるのは、孤独な療養の中で何よりの救いでございます。
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 願わくは、観音さま――どうかこのしつこい痛風の痛みを取り除いてくださいませ。あほまろは、まだまだ写真を撮り、言葉を紡ぎ、浅草の朝を記し続けたいのです。
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「痛みにも 負けじと祈る 観音や 星もトンボも 友と寄り添い」(阿呆人也)
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 早く、元気なうめちゃんまちゅちゃんにも逢いたいですよ。
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 今朝は、アンズちゃんとクパちゃんもいらしていたようでした。
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 あほまろは、いまだ痛風に悩まされつつも、毎朝の散歩だけは心の糧として大切にしてきました。けれども、浅草神社に暮らしていたキョエちゃん一家が、縄張り争いに敗れて追い出されてしまったことで、その楽しみも半減してしまいましたよ。
 あの甲高い声で迎えてくれる親子の姿がなくなった境内は、まるで舞台から主演役者が降板したような寂しさでございます。ハトやスズメたちは相変わらず元気に舞い踊っているのですが、やはり、あの個性的な存在がいなくなった空間には、大きな穴がぽっかりと空いたままなのです。
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 けれども、鳥の世界も人間の社会も同じこと。時に争い、時に住処を奪われ、それでもまたどこかで生き抜いていくのが定め。キョエちゃん親子も、きっと別の空でたくましく羽ばたいていると信じましょう。あほまろも、痛みに負けずに羽ばたくための力を分けてもらいたいものです。

「追われても またどこかには 空がある キョエの羽音に 希望託して」(阿呆人也)
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 ここからは、肺門直前の境内の様子を益美さんが送ってくれました。
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 あほまろは、日ごと募る痛みに堪えながらも、やはり心の底から願わずにはいられません。
――あぁ、早く自分の足で歩きたい。
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「歩む日を 夢に描けば なお遠く 痛みの神は 足枷となる」(阿呆人也)
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 開門2分前に、野崎さんと陽子さんなどの、七福神が揃ってやってきましたよ。
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 今朝、益美さんから届いたお便りには、こんな一文が添えられていました。
「今朝はビクトリーくんには会えませんでしたが、消防署の前で片足に紐が絡まった鳩ちゃんに会いました。けれども、私は助けてあげられませんでした。ごめんなさい。」

 その言葉と写真を目にしたとき、あほまろの胸にも、なんとも言えぬ痛みが走りました。小さな命が不自由な足で生き延びようとする姿は、人間社会の縮図そのもの。気づいていても手を差し伸べられないことの歯がゆさに、心が締め付けられます。
 思えば一昨年の春にも、あほまろは同じような場面に出会いました。足に針金が巻き付いて動けなくなっていたハートちゃんを見つけ、薬を塗ってやったことがあったのです。指は数本失ってしまったものの、今では元気に歩き回ってくれています。あのときの安堵と喜びを思い出すと、なおさら今回の鳩ちゃんを助けてあげたかった、と悔しさばかりが募ります。
 人間が生み出したゴミや落し物に命が絡め取られていく、それを「運命」と呼ぶには、あまりに残酷。鳩たちは今日も空を信じて羽ばたこうとしているのに、地上には罠のような障害が散らばっているのです。
 どうかこの鳩ちゃんも、痛みに耐えながらも生き延び、やがては自由に羽ばたく日が訪れますように。

「絡まれて 飛べぬ羽にも 朝は来る 助けの手待つ 路地の祈りよ」(阿呆人也)
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 あほまろの昨夜の睡眠評価は「81%」と表示されておりますが、実際のところは全く熟睡とは程遠いものでした。グラフをご覧いただければ一目瞭然、ちょっと目を閉じたかと思えばすぐに覚醒、まるで「寝たり起きたり体操」を延々と繰り返していたような夜でございました。
 アプリの数字は「8時間26分ベッドにいた」と立派に記録されておりますが、そのうち「眠れた時間」はわずか5時間01分。しかも、その中身は「コア睡眠4時間27分」「夢わずか34分」「深い眠りゼロ」。
 おいおい、ゼロですか。機械にまで「あなたの眠りは浅い」と断言されると、さすがのあほまろも苦笑いするしかございません。
 これでは「眠りの達人」どころか「寝不足の芸人」でございますね。観音さま、どうか痛風の痛みとともに、この浅い眠りの呪縛も解いてはいただけないものでしょうか。

「眠れども 夢に届かぬ 浅き夜 数字は立派 心はボロボロ」(阿呆人也)。
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 おはようヒロちゃん。
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 ヒロちゃんもあほまろの動きで熟睡できなかったようでした。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とタマゴ焼きとお肉に納豆ご飯。食欲が無いのと寝不足で、残してしまいましたよ。
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 妻のコレクションは、早く治るようにと、旅の天使さんとラッキーーピンクさんを飾ってくれました。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、娘が買ってきた和風のお弁当。デザートはシャインマスカット。
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 妻のコレクションは、ゲッシーちゃんと娘の冬至ちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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