令和7年(2025)7月21日(月)旧暦6月27日 友引
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数652枚
- 参院選が終わり、三連休の最終日も猛暑ですよ。 -
「青空を 背にして揺れる サルスベリ ずんぐり蜂の 空中バレー」(阿呆人也) 境内のサルスベリが今年も見事に咲き誇りました。濃い桃色の花が夏空に映え、その華やかさに誘われるように、朝からクマバチたちが賑やかに飛び交っております。 今朝の主役は、ひときわ大きな黒い影――ずんぐりむっくりのクマバチさん。あほまろが目を向けると、まるで待っていたかのように、花から花へと飛び移っては夢中で蜜を吸っている様子。見ているこちらが心配になるほどの勢いで花に顔を突っ込んでは、モフモフの体に花粉をたっぷりまとい、次へと飛び立っていくのでした。 それにしても、あの体格でよくまあ軽やかに飛べるものです。お尻の丸さといい、羽音の迫力といい、まるで空飛ぶ小さな力士。しかも、あちこちの花を荒々しく揺らしながら蜜を吸っているものですから、まるで「花の山の四股稽古」といった風情でございますよ。 とはいえ、このクマバチ、どうやら「キムネクマバチ」と呼ばれる種類のようでして、意外にもその性格は温厚。特に今朝飛んでいたのは、お尻の黄色が目立つオス。オスには針がないので刺される心配はありません。さらにメスであっても、こちらからちょっかいを出さなければ、まず刺すことはないとのこと。つまり、写真撮影においては非常にありがたい相手なのです。 しかし、ありがたいとは言え、被写体としてはなかなかの強敵。動きが早く、じっとしていてくれないのですから、あほまろのカメラが追いつく前に、次の花へぴゅーんと移動してしまうのです。やっとのことでピントが合ったかと思えば、もう背中しか見えておりません。これではまるで「背中で語るクマバチの美学」といったところでしょうか。 それでも、ひとしきり粘ってシャッターを切ると、青空とサルスベリの花、そして働き者のクマバチ――まさに、夏の詩(うた)がそこに結ばれておりました。 毎年のことながら、この時期のサルスベリは、人間にも昆虫にも、きっと小さなご褒美をくれるのでしょうね。あほまろも、蜂の羽音に混じって、心の中でひとつ「ありがとう」とつぶやいておりましたよ。 三連休の最終日、そして「海の日」の本日も、日本列島の広い範囲で夏空が広がっています。気象庁は、東京都や北海道を含む26の都道府県に対し、熱中症警戒アラートを発表しました。 日中は35℃前後の厳しい暑さが予想されており、熱中症への十分な注意が必要です。屋外での活動は無理をせず、日陰や涼しい場所で休憩を取りながら、こまめな水分補給を心がけましょうね。 参院選が終わり、ようやく町に静けさが戻ってまいりましたね。 ここ浅草は観光客でにぎわう町ゆえ、選挙期間中は選挙カーの大音量が響き渡り、暑さにもかかわらず窓を開けるのもためらわれる日々が続いていたのですよ。結果はと言えば、与党がまさかの過半数割れ。とはいえ、あほまろは政治の世界にはあまり首を突っ込まない主義ですので、テレビで「参院選」「参院選」と連呼されるたびに、「あれ? 山陰線の特集かしら?」と勝手に鉄道の方を想像しておりましたよ(笑)。 とはいえ、のんきに「線」と「選」を聞き間違えていられるほど、日本の現状は悠長でもありません。物価高に円安、少子化に気候変動、経済政策に混迷の渦と、課題はまさに山積。選ばれた方々には、「何とかしてくれ」という庶民の声を、選挙カーのスピーカーと同じくらい大きく受け止めていただきたいものです。 さて、本日7月の第3月曜日は「海の日」。そして、実は「日本三景の日」でもあるのをご存知でしょうか。この「日本三景」の始まりは、江戸時代の儒学者・林春斎(はやし しゅんさい)先生が寛永20年に著した『日本国事跡考』の中で、「松島」「天橋立」「宮島」を特に優れた三つの景観として挙げたことに由来しております。これら三景はいずれも国の特別名勝に指定され、日本人の心のふるさととも呼べる風光明媚な地として知られております。 とはいえ、今の日本には「三つどころか三百景はある」と言っても過言ではありませんよね。あほまろも鉄道旅を通じて全国津々浦々を巡っておりましたが、どの土地にも「ここを日本三景に加えたい!」と感じるような名勝が存在するのです。 たとえば、北海道の知床五湖――野生と原生が共存するあの神秘的な風景。青森県の奥入瀬渓流――夏は涼やかな流れに癒やされ、秋は紅葉のトンネルが夢のよう。兵庫県の天空の城「竹田城跡」は、雲海に浮かぶその姿がまるで幻。そして、宮崎県の高千穂峡では、神話の気配すら感じる渓谷の静けさに身を預けたくなります。 でも、あほまろの“個人的三景”は、ちょっとだけ風変わりですよ。まず春は、茨城県の「ひたち海浜公園」。湊線のディーゼルカーに揺られ、国営公園に広がるネモフィラの青一色の絨毯に立つと、空と大地の境目がわからなくなってしまいます。 夏から秋にかけては、JR内房線の金谷駅から歩いて登る「鋸山」。あの絶壁の上で足が震えたあの日、見下ろした東京湾の青さは、今でも目を閉じれば蘇る景色です。 そして秋、これは絶対に外せませんよ。青森県・十和田観光電鉄線(いまは廃線)で訪れた「蔦沼」。偶然出会った紅葉の水鏡、その美しさは、まるで湖面に絵を描く筆神のいたずら。息を呑むとはまさにこのこと。写真に収めても、その場の空気と感動までは閉じ込められませんでしたけどね。 どの景色も、列車に乗って出かけた先で、ふと出会った偶然の贈り物。だからこそ、あほまろにとっての「日本三景」は、心に刻まれる“記憶の三景”なのかもしれませんけどね。 あ、ちなみにそれらすべてを巡ったあとの帰路の風景も、あほまろにとっては“第四景”に入るのです。列車の窓から見える夕焼けの街、流れる雲、揺れる草、遠ざかる鉄塔。そう、旅は帰るまでが「絶景」なのでございます。 おはようキョエちゃん。 今朝は、浅草寺の屋根の上からあほまろが来るのを見てましたよ。 おはようキョエちゃんママ。 今朝も浅草神社の石柱の上で、しっかりとあほまろのことを見張っていてくれましたね。いつも通りの黒光りした羽毛、鋭くもどこか優しげな眼差し、そのたたずまいは、まさに境内の守り神の風格ですね。 今朝はキョエちゃんは降りて来ないのですね。 今日は“月の朝”。キョエちゃんは昔から、有明月が昇る朝には必ず空高く飛んで、月に向かって「カァー」と吠えるのが好きだったのよ。 なぜかって? それはたぶん、あの子が月に憧れているからです。まるで月が、遠いどこかにいる誰かへの伝言板のように見えているのかもしれませんね。いや、それとも、ただ単に「月に向かって吠えるとかっこいい」と思っているだけかもしれませんけどね。 あまり遠くへ行きすぎると、それは他のカラスの縄張りに入ってしまうことになりますよ。カラス社会も意外と厳しく、仁義と境界線にはとっても敏感。ほら、いじめられちゃう前に、帰ってらっしゃい。 合歓の花。 観音裏で合歓の花を撮っていると、カメラの視界にふわりと入り込んで来たのは、ビクトリー君とハートちゃん。どうやら今朝も、ふたり揃って裏広場で踊りの稽古を始めるつもりのようです。 ビクトリー君は、目で何か合図を交わすと、 いきなり空中に舞い上がりましたよ。 あほまろ思わず息を呑みましたよ。 ¥ 今朝の舞いは見事でした。羽ばたきに合わせて体をひねり、空中で急停止からのひとひねり。 これはもう鳩界のオリンピック種目にあったとしても、金メダルは確実でしょう。 ハートちゃんは少し控えめながらも、彼のあとを追うように軽やかに飛び、まるで“空の社交ダンス”を見ているようでした。 それにしても、今朝の踊りは不思議なものでしたよ。音楽もなければ観客もいないはずなのに、まるで「どこかで流れている見えない音楽」に合わせてリズムを刻んでいるかのよう。あの羽音がリズムなら、朝の光がメロディ、風が伴奏とでも言えるのでしょうかね。 あほまろはこの舞い、ぜひビデオに撮って音楽を後から重ねてみたいと思いましたよ。たとえばブレイキンのような激しいビートに乗せて編集すれば、“空飛ぶB-BOYビクトリー”として話題になるかもしれませんよ。 浅草の裏広場がストリートダンスの聖地になる日も近いかも…なんて、そんな空想をしながらシャッターを切る朝でありました。 「朝の空 羽ばたく恋の 即興舞 拍手は無くとも 花は揺れたり」(阿呆人也) アメリカデイゴの花。 今朝の日の出は午前4時40分。 境内をぐるりと巡って写真を撮り終え、ようやく水屋の前に戻ってくると、―ビクトリー君とハートちゃんが、まるで「おかえりなさい」と言わんばかりに待ってましたよ。 そして、ビクトリー君は、喉が渇いていたようで、あほまろの姿を確認するや否や、シュッと音もなく手水場の縁に飛び乗りました。 そのあとを追うように、ハートちゃんがふわりと舞い上がり、大きな翼をたたまずにゆるやかに滑空してきたのです。 その姿たるや、まるで朝の空気を抱きしめるグライダーのように音を立てずに空をすべるようでしたよ。 あほまろは思わず「お見事」と、拍手を送りましたよ。 しかし、ふたりの期待もむなしく、今朝の手水場にはまだ水が流れておりません。あの龍の口も、今は静かに沈黙を守っており、水の一滴も落としてはくれませんでした。 「お水、出ないの?」とでも言いたげな目でこちらを見るビクトリー君。その瞳がちょっぴり切なかったので、あほまろも思わず「ごめんね、まだ朝早いからね」と小声でつぶやいてしまいましたよ。 そこへ、いつもの益美さんが笑顔でやって来られました。ちょうど良い機会なので、ビクトリー君と一緒に記念の一枚を撮ってあげようと構えたその瞬間――、バサッ! まるでタイミングを見計らったかのように、ビクトリー君が慌てて飛び立ってしまいましたよ。益美さんの肩の上あたりを羽ばたきながら通過して、まるで「今日は撮られる気分じゃないの」とでも言いたげな後ろ姿を残して、ひとっ飛びで画面の外へ。 あほまろは、シャッターチャンスのつもりなのに、ビクトリー君は知らない方に驚いたようです。 益美さんは、「あらあら、逃げられちゃったわ」と笑顔のまま。その姿に救われたのは、きっとあほまろの方だったかもしれません。ま、こういう偶然も写真の醍醐味。羽ばたく一瞬をとらえたおかげで、まるで鳩の精が益美さんの願いを天に届けに行ったかのような、そんな一枚になりましたね。 おはようございます。今朝は開門4分前にお友達の山本さん、五味さん、高橋さんとやって来た、野崎さん。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 夏の境内をご覧下さい。 メイプルリーフ。 ソメイヨシノ。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。 「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也) 連休最終日も良いお天気ですが、熱中症にはご注意くださいね。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 今朝の「天空半影」。陽子さんが送ってくれました。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は79%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、野菜とタマゴ焼きとハムサラダ。 妻のコレクションは、景子さんとソフィアさん。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、マカロニサラダとタケノコの煮物と、のり巻きに稲荷。 妻のコレクションは、みんなに呑まれてしまった「魔王」の新しい瓶を、花子さんと八千代さんが持って来てくれたけど、あほまろは明後日から禁酒なのに・・・。 テレビの多の里さんも残念でした。 Memo iPhone 16 ProMAX ------------------------------------------------ 昨日は暑さの厳しい一日でしたが、そんな中でも、あほまろは新しく手に入れたライカレンズのテスト撮影に出かけてまいりました。場所はもちろん、いつもの雷門周辺。浅草の顔ともいえるこの界隈は、どんなレンズでも被写体に困らない、まさに格好の試し撮りスポットなのです。 とはいえ、日差しの下での撮影はなかなか骨が折れます。汗をぬぐいながらシャッターを切っていると、周囲から聞こえてくるのは、やはり外国語ばかり。英語に中国語、韓国語、それに時おり耳にする聞き慣れない言葉も。浅草という町が、まさしく“世界の交差点”になっていることを、レンズ越しにひしひしと感じましたよ。 レンズの描写力は上々。けれど、あまりの人の多さに、レンズのテストというよりは、ひたすら観察者になってしまったような気もいたします。まぁ、それもまた浅草らしい写真散歩なのかもしれませんね。 「新レンズ 試すつもりが 人だかり ピントは人に 風雷神門」(阿呆人也) 「聞こえくる 声は異国の 波の音 雷門前 まるで国境」(阿呆人也) 「レンズより 重く感じる 夏の汗 手ブレの言い訳 今日は許して」(阿呆人也) 「撮るつもり 撮られぬ雷門 夏の午後 笑う観光 汗に沈黙」(阿呆人也) それにしても、昨日の蒸し暑さときたら尋常ではありませんでしたね。みなさんが手にしているのは、あの小さな携帯ファン。正直なところ、あほまろはその風のひと吹きを分けてほしくなってしまいましたよ。 これからの撮影には、レンズよりもまず“風力”の携行が必要かもしれませんね。 Memo Leica M10-R BP NOCTILUX-M 50mm f1.2 ASPH.