あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)7月6日(日)旧暦6月12日 大安

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
639

- もうすぐ「四万六千日・ほおずき市」 -

日記写真

 あほまろの朝の散歩は、だいたい午前4時に始めますが、季節の巡りは早いもので、最近では夜明が少しずつ遅れてきております。今朝の日の出は4時31分。わずか数分の違いとはいえ、毎朝同じ時間に家を出るあほまろにとっては、確実に「暗くなってきたなぁ」と肌で感じるのです。今朝は、そのうす暗がりの中で、浅草寺境内の「四万六千日・ほおずき市」の提灯がふんわりと灯されておりました。こうした灯りには、単なる明かり以上の情感が宿っているようで、あほまろの心もほのかに温もったのでございます。
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 浅草の夏の風物詩「四万六千日・ほおずき市」が近いという合図ですよ。そう、今月9日と10日には、あの浅草寺の境内が朱と緑のほおずきで彩られる、あの祭りがやってくるのです。なかでも7月10日は「四万六千日」とされ、この日に観音様にお参りすれば、なんと、一生分──つまり、四万六千日分の功徳が得られると伝えられているのですよ。まさに、“お得な日”という表現すら陳腐に思えるほどの霊験あらたかな日。浅草らしい合理性と信仰が見事に同居した日とも言えるでしょうね。
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 そして明日は「七夕」。天の川を挟んで年に一度、織姫と彦星が逢えるというロマンチックな夜──のはずですが、東京では曇りや雨が多く、彼らもなかなか逢えずじまいなのかもしれませんね。そんな現実的な空模様にめげることなく、現在、浅草神社では「夏詣(なつもうで)」が開催されており、境内は色とりどりの短冊や七夕飾りで華やかに彩られております。風に揺れる短冊を眺めていると、そのほとんどが「試験に合格できますように」「良いご縁がありますように」「今年も平和に暮らせますように」といった、定番とも言える願いごと。それはそれで微笑ましいのですが、中には思わず目を見張るような“長文短冊”も見受けられましたよ。
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 ただし、短冊に書けるスペースには限りがあるのです。欲張って「あれもこれも」と詰め込むと、文字が小さくなりすぎて、読んでもらう前にスルーされてしまうかもしれません。神様だってお忙しいのですから、願いごとは一つに絞って、心を込めて書くのが一番。そうすれば、きっと天にもしっかり届くことでしょうね。

「願かけて 詰め込むほどに 字が細り 神読みづらく 首をかしげる」(阿呆人也)
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 さらに今日は、上野から浅草を結ぶ「かっぱ橋本通り」では、「下町七夕まつり」が繰り広げられております。スカイツリーを背景に、風に揺れる笹飾りが舞い踊り、道ゆく人々の目を楽しませてくれるのですよ。あの通りの賑わいを見るたびに、あほまろは「下町の底力」を感じずにはいられません。観光客も地元の方々も、あの笑顔があるからこそ、七夕の魔法は東京でもちゃんと息づいているのです。
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 境内では、「四万六千日・ほおずき市」で、ほおずきを売る屋台の区割りが行われておりました。
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 ところで、あほまろの故郷・北海道では、七夕祭りは一ヶ月遅れの8月7日に行われます。これを「月遅れの七夕」と申します。
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 なぜ遅れているのか──それは明治時代、太陽暦(新暦)に改暦されたことで、本来の旧暦の七夕(7月7日)が、季節感としては新暦の8月上旬と合致するからだそうです。夏の短い北海道では、7月初旬では笹も伸びず、夜空も明るすぎるため、少し遅れて「本物の七夕気分」を味わうのが理にかなっているのです。北国の人々は、短い夏を慈しむように祭りを遅らせることで、天の川をくっきりと眺める楽しみを守ってきたのでしょうね。
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 仙台の七夕まつり、盛岡の七夕まつり──いずれもこの「月遅れ」に合わせて行われる風習で、あほまろにとっても懐かしい夏の風物詩なのです。
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 子どもの頃、短冊に「お金持ちになりますように」と書いていたあの願いは叶ったのかどうか、今となっては曖昧ですが、こうして今も朝の散歩で願いを見上げる日々を送っていること自体が、もしかすると天の川を越えて届いた何かのおかげなのかもしれませんね。
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 今年の夏も、浅草の空の下で、願いと笑顔が交差しますように。そしてあほまろは、明朝もまた、薄明のなかで静かに祈るのです。

「願い事 書く筆先に 迷いなし “今年も無事に 朝を撮れますよう”」(阿呆人也)
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 今日は、西日本や東日本の広い範囲が夏の高気圧に覆われ、晴れるところが多くなる見込みです。強い日差しに加え、暖かな空気の流れ込みや高気圧による下降気流の影響により、各地で気温が上昇し、最高気温が35℃以上の猛暑日となるところが多くなると予想されています。
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 東京都心でも、もし猛暑日となれば、今年初めてのこととなります。熱中症のリスクが非常に高くなりますので、炎天下での長時間の行動は避け、こまめな水分補給や適切な休憩を心がけるなど、熱中症対策をしっかりと行ってくださいね。
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 おはようキョエちゃん。
 おやおや、鳥居の上にキョエちゃんが二羽……と思ったら、ひとつは影でしたよ。照明がちょうどよい角度だったのでしょうか、まるで分身の術でも使ったかのように、並んでこちらを見つめていたのです。
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 いつも通りの時間に来てくれていたのですよ。あほまろが来るのを、じっと待っていてくれたその姿に、今日も胸がほっこりいたしました。影さえも、キョエちゃんの忠実な相棒に見えてしまうのは、きっとあほまろの思い込み──いえ、親しみの証なのかもしれませんね。

「影までも 連れて待つとは 律儀なり 朝の鳥居に 二羽のキョエちゃん」(阿呆人也)
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 鳥居の上からひとっ飛び──今度は、境内の照明の上にぴたりと着地したキョエちゃん。その背後には、まだ朝靄に包まれた五重塔が凛とそびえ立っておりましたよ。
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 あほまろがレンズを向けると、一緒にお参りいたしましょうと、本殿に向かって一礼。
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 下には見守るようなキョエちゃんママも。
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 その姿は、まるで“浅草の朝の安全点検係”。鋭い目つきで何かを見据えているかと思えば、ふと首をかしげたり、羽をすぼめて物思いにふけったり。
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 やっぱりただのカラスではありませんね。
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 親子で迎える朝の浅草。人の世界にも負けない、優しい時間が流れておりました。
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「高みから 見下ろす姿 誇らしく 下のママ見て 胸をはる影」(阿呆人也)
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 あほまろがいつものように茅の輪をくぐり、本殿にて手を合わせていると、ふと視線を感じて振り返ると、親子で見てましたよ。
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 あほまろの参拝を見届けてくれていたのですよ。
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 まるで神様の遣いのように、じっとこちらを見つめておりました。
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 もう、こうなってくるとカラスは“神使”です。稲荷の狐に劣らず、狛犬の上に立つ姿は実に様になっておりました。
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 れからも、キョエちゃん親子は浅草の静かな守り手。
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 あほまろは、そんな彼らの姿を大切に、毎朝のご挨拶を欠かさず続けていこうと思いますよ。
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 今朝の日の出は午前4時31分。写真はその20分後でした。
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 合歓の花。
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 和洋折衷。
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 今朝も境内の巡回を終えると、ようやくハートチャンが目を覚ましたようです。
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 まだ寝ぼけ眼なのか、踊りは少々ぎこちない。
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 それでも一生懸命に羽を広げ、いつもの“乱舞”を披露してくれましたよ。
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 まるで初心者ながらも舞台に立つことを夢見るバレリーナのよう。たどたどしい所作が、むしろ胸を打つのです。
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 手水場では、まだお水が出ていなかったのでしょうか。じっと佇んで、水の音を待っているようでした。
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 そんな健気な姿に、あほまろもついつい「もうすこしだけ、がんばれよ」と声をかけたくなりましたよ。

「朝の舞 ぎこちなくとも 羽ひろげ 水を待つ背に 夏の風」(阿呆人也)
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 おはよう益美さん。
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 おはよう陽子さん。
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 おはようございます。今朝は開門3分半前にやって来た、山本さん、五味さん、陽子さん、高橋さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 夏の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也)
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おや、影向堂の屋根の上にキョエちゃんかな。
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「カアカア」さようならと鳴いているようでした。
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東京都心でも熱中症警戒アラートが出ております。もし猛暑日となれば、今年初めてのこととか。
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 暑いけど、合羽橋の「下町七夕まつり」から、入谷の「朝顔市」に行ってみますよ。もちろん、涼しい所で休憩して水分補給を行いながらね。
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 夕べの睡眠は79%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、シチューにパン。デザートはキュウイ。
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 妻のコレクションは、音威子府の春さんとジェムちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 音威子府の黒い駅蕎麦が4年ぶりに再開したようです。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁。デザートはサクランボ。利尻の生ウニもあるので、未開封の「黒佐藤」を飾ってみました。
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 妻のコレクションは、レアちゃんとツイギーちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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