令和7年(2025)7月7日(月)旧暦6月13日 赤口
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数530枚
- ♪笹の葉 さらさら のきばに ゆれて…… -
「のきばにゆれて」は、「家の軒先に立てられた笹が、風にそよそよと揺れている情景」を詠んだ一節。ですね。 あほまろは、これを聞くたびに、昭和の木造家屋の夜の風景や、蚊取り線香の匂いまで思い出してしまうのです。「のきば」という言葉は今では日常ではあまり使われませんが、日本語の中でもとても趣のある美しい言葉ですよ。 今日は7月7日、「七夕の日」。一年に一度、織姫(こと座の一等星・ベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が、天の川を渡って逢うことを許された特別な夜ですよ。 とはいえ、現実の宇宙では、ベガとアルタイルの間の距離はおよそ15光年。光の速さで旅しても、片道15年かかるという果てしない距離です。つまり、七夕の「年に一度の逢瀬」というのは、あくまで私たち地球から見た星の見かけ上の位置関係によるものであり、実際には、天の川の両岸でそれぞれ輝いている、はるか彼方の星同士なのです。 それでも、年に一度、空を見上げて想いを馳せるこの風習は、現代でもなお、私たちの心に優しい余韻を残してくれているのですね。 あほまろも、浅草神社境内の笹にそっと短冊を吊してまいりましたよ。織姫と彦星に届くよう、心を込めましたが、15光年も離れた星々ですが、想いだけは一瞬で届くと信じて。どうかこの願いも、天の川を越えて、空の向こうへ運ばれますようにお願い致します。 今日も蒸し暑い朝となりました。今日の東京は最高気温34℃の予報で、引き続き厳しい暑さが続きそうです。ただし、今朝の時点では「熱中症警戒アラート」は発表されておりません。ちなみに昨日は、東京都心にも熱中症警戒アラートが出されておりましたが、最高気温は35℃には届かず、34.9℃止まり。猛暑日にはわずか0.1℃足りなかったようでした。 とは言え、昨日は本当に蒸し暑かったですよ。 あほまろは、汗だくになりながら、かっぱ橋本通りの「下町七夕まつり」から入谷の「朝顔市」まで、写真を撮り歩いてまいりました。もう、全身ずぶ濡れで、まるで水をかぶったカッパのような姿で帰還いたしましたよ。もちろん、カッパ橋通りだけにね。 「下町七夕まつり」といえば、浅草から上野方面へと続く約1.2キロのかっぱ橋本通りが歩行者天国となり、かつては東京随一と称された七夕飾りが風に揺れ、華やかに通りを彩ったものでした。あの頃の煌びやかさを思い出すと、今回の飾りは正直、ちょっぴり寂しい気がいたしましたよ。 もちろん、あほまろが記憶の中で勝手に豪華さを美化している可能性もございますが、それにしても、飾り付けの本数も種類も、明らかに控えめ。コロナウイルスの影響で中止されていた期間もあり、再開後は予算や人手の都合で縮小せざるを得なかったのでしょうね。 それでも通りは賑わいを見せ、多くの人々が笑顔で歩いておりました。特に、外国人観光客の多さには驚かされましたよ。短冊の意味を尋ねる方や、かき氷を不思議そうにつつく子どもたちの姿も微笑ましく、「ああ、下町ってこういうものだったよな」と、改めて胸が熱くなったのでございます。願わくば、来年はもう少しだけでも、あの竹飾りが空を覆ってくれると嬉しいですね。 そして、その足で向かったのが「入谷朝顔まつり」。こちらは江戸時代から続く由緒ある伝統行事で、一時は途絶えたものの、復活後も毎年多くの朝顔愛好家が集まる夏の風物詩。あほまろも若い頃は、朝顔よりも売店の冷やしパインに夢中だったものでしたが、年を重ねると、不思議とあの花の清らかさが沁みてくるのですな。朝露に濡れた花びらを見ると、どこか心が洗われるような気がいたしました。 幸いにも、こちらのお祭りはコロナ後の制限が解かれ、かつてのにぎわいを取り戻しつつありましたよ。「こういう風景を次の世代にも残さねばならぬ」と、誰に頼まれたわけでもない使命感に包まれておりましたよ。 七夕の願いごとには、つい長々とあれこれ書き綴ってしまったあほまろですが、願いはひとつ。「この下町に、もう一度“ほんとうの夏”が戻ってきますように」。どうか、天の川の向こうまで、あほまろの願いが届いてくれますように。 おはようキョエちゃんママ。 今朝も浅草神社で、じっとあほまろの到着を待っていてくれましたね。「ごくろうさん」と声をかけてあげましたよ。 そして、鳥居の上には、キョエちゃんもちゃんとおりましたよ。やはり親子は以心伝心、ちゃんと役割分担ができているのか、ママは地上警備、キョエちゃんは上空監視といったところでしょうかね。 早朝の境内に佇むその姿は、まさに“神の使い”の風格。冗談抜きに、あほまろはそう感じているのでございます。 それにしても、日の出がだいぶ遅くなってきましたね。あほまろも、そろそろ撮影補助にストロボを持ち歩く季節になりましたが、やはり人工の閃光は、彼らには不評のようです。 キョエちゃん親子も、ピカッと光った途端に「カァ?」と一声、逃げてしまいました。まるで抗議でもするかのようなので、できるだけ自然光のまま、そっと、静かにシャッターを切らせていただきましたよ。 こうして、毎朝のおはようを交わすたびに、鳥と人間との間にも、ちゃんとした“絆”が生まれているのだなあと、しみじみ思うのです。 今朝もありがとうね、キョエちゃんママ。そして、見守ってくれているキョエちゃん。今日も一日、あほまろは頑張ってまいりますよ。 今朝の日の出は午前4時31分。 いつものように境内をゆっくりと巡っておりますと、おや、ビクトリー君もようやくお目覚めのご様子。 ところが今朝のビクトリー君、いつものように華麗な乱舞を見せるでもなく、こちらに軽く一礼したかと思った瞬間、ふいっと羽を広げて、どこかへ飛んでいってしまいましたよ。 ご機嫌ナナメなのか、それとも、あほまろの顔を見て「今日のところは省略」とでも思ったのか。 いやはや、ハトにも感情の波というものがあるのでしょうね。人間だって朝はぼーっとしている日もあるのですから、彼が少し無愛想だったからといって、責めるわけにもまいりません。 そんなビクトリー君の様子を、上からじっと見ていたのが、我らがキョエちゃん。 まるで、「あらあら、今日はご機嫌ナナメなのね」とでも言いたげな目つきで、頭をちょこんとかしげておりましたよ。 カラスにだって、ハトにだって、もちろん人間にだって、感情の波はあるのですからね。今日はビクトリー君の日ではなかった、それだけのこと。でも、そんな一瞬の出来事すら、見逃さずに見守っているキョエちゃんの観察眼は、なかなかのものです。 それにしても今朝の蒸し暑さときたら、まるで熱帯夜の続編のよう。キョエちゃんもさすがに少し羽を広げて、カアカア。風を呼び込もうとしておりましたよ。 できれば、午後からひと雨ほしいものですね。地面を潤すだけでなく、空気も、心も、少しだけ冷ましてくれるような、優しい雨。キョエちゃんと一緒に、そんな恵みを待ちながら、今日も浅草の朝は静かに始まっていくのでした。 合歓の花。 和洋折衷。 おはよう益美さん。聖天さんの手ぬぐいを広げてました。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 夏の境内をご覧下さい。 メイプルリーフ。 ソメイヨシノ。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。思わず「がんばれよ」と、毎朝、声をかけているのですよ。 「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也) バイバイあほまろ。 今日は熱中症警戒アラートが発表されてませんが、35℃付近の猛暑日が予想されております。最新の情報に注意してお過ごしくださいね。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は88%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、野菜とハムとチーズ。デザートはブルーベリーとアメチェリ。 妻のコレクションは、可愛いお花にちょっと手を伸ばそうとしたペコちゃん。ところが、「ちょっと、それは触っちゃダメでしょ!」と叱るのが、あの“ふうてんのリリーちゃん”でした。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、あまりお腹が空いてかなったので、ポタージュとサラダだけ。熱いので、「三岳」の水割りを飾っておきました。 妻のコレクションは、新顔のネネちゃんと名前忘れたちゃん。 Memo iPhone 16 ProMAX ------------------------------------------------ 「下町七夕まつり」 「入谷朝顔まつり」 Memo Leica D-LUX 8 Leica M11 APO-SUMMICRON-M f2.0/35mm ASPH. TRI-ELMAR-M f4/16-18-21mm ASPH.