令和7年(2025)7月5日(土)旧暦6月11日 仏滅
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数568枚
- サルすべり 受験にすべると 言うけれど… -
さあ、今年も「さるすべり劇場」の開幕まで、あとわずかでございます。 あほまろは、毎朝の境内散歩で季節の移ろいを肌で感じておりますが、ここ数日、そろそろ真夏のシンボル「百日紅(さるすべり)」が咲き始める気配を感じておりますよ。 写真をご覧くださいな。この新芽の伸びっぷり、まるで「いよいよ出番です」とでも言わんばかり。境内の百日紅の花は、濃いピンクの花弁が、まっすぐに伸びた新しい枝の先端につきます。そして、その名のとおり、枝を次々と伸ばしては咲き続けること百日間。これが「百日紅(ひゃくにちこう)」の名の由来でございます。 それがどうして「さるすべり」などという、ユーモラス極まりない別名がついたのか、不思議でなりませんよね。ご存じでしょうか、「猿も木から落ちる」という例の諺。その猿でさえも、つるりと滑り落ちてしまいそうな幹のつるつる具合に由来しているのです。 ところが、世間にはこれを「縁起が悪い木」だとする向きもございます。「すべる」なんて、受験生や勝負ごとには禁句でございますからね。あほまろも、「滑って転んで大損害」なんて人生の一幕を何度か体験しておりますので、その気持ちはわからないでもありませんが、まあ、迷信は迷信。信じるも信じないもご自由に。 むしろ「さるすべり」は、縁起の良い木とされているのですよ。ご存じでしたか? インドの「無憂樹(むゆうじゅ)」。これはお釈迦様がお生まれになったときに咲いていたとされる神聖な樹木。それに似ているということで、日本のお寺の境内にはよく植えられているのであります。ここ浅草寺も、もちろん神聖な樹木でありますよ。 ちなみに、英語名は「crape myrtle(クレープ・マートル)」。ちりめん(クレープ)のように縮れた花弁の姿と、ギンバイカ(myrtle)に似た花を咲かせることに由来しているのですが、ここに“猿”の要素はまったく登場しません。つまり、西洋ではサルなんぞ滑っておりません。 あほまろは、真夏に咲く鮮やかな花が大好きです。炎天下でもしおれず、むしろ「これでもか」と咲き誇るその姿に、毎年元気をもらっているのですよ。夏の暑さを吹き飛ばすようなピンクの花々。境内の百日紅が咲くのが、今から待ち遠しい限りですよ。 ここで狂歌を一句 「サルすべり 受験にすべると 言うけれど すべってもなお 咲く花もある」(阿呆人也) 転んでも咲いてしまえば勝ちと、開き直りの境地。あほまろ流、人生応援歌でございました。 今日の東京は、朝からムッとするような空気に包まれておりますよ。 予報によれば、最高気温は33℃とのこと。もはや真夏日というより、体感的には「蒸し焼き注意報」発令でございますな。熱中症には、くれぐれもご用心くださいませ。涼しい場所で、こまめに水分補給。これが鉄則でございますよ。 ただし、ここでひとつ注意点を。世の中には「水の代わりにビールでいいんじゃないか」などと、都合の良いことを考える阿呆もおりますが、あほまろもそのひとり。ビールはあくまで嗜好品、水分補給にはなりませんので、念のため。 とは言いましても、あほまろは明後日から禁酒を始める予定でございますので、それまでは「これも水分補給の一環」と自らに言い訳しながら、せっせと泡の立つ水分を摂取する所存であります。 健康第一、でも我慢は第二。今夜も麦の雫に乾杯しつつ、明後日の禁酒開始に向けて、静かなるカウントダウンを始めますよ。 おはようキョエちゃん。 今朝のキョエちゃんは、なぜか屋根の上から降りてきませんでしたね。 そうそう、そこは見晴らしが良いのでしょう。鳥たちにとって、朝の第一報を受け取るには最高の場所。まさに、“鳥瞰図”というやつでございますよ。 その姿、どこか遠い空の先を見つめているようで、「今朝はどんな人間模様が展開されるのかしら」とでも思案しているようにも見えましたよ。 そんな高所からの観察に夢中なキョエちゃんを見上げながら、ふと下を見ると、おやおや、キョエちゃんママが悠然と歩いてきましたよ。たまには下からの眺めも悪くありません。地上には、地上なりの光景と喜びがあるものです。 あほまろに挨拶をして、ぴょんと、狛犬さまでひとやすみ。 誰かが申しておりました。「上見れば欲しい欲しいの星ばかり、下見て暮らせ、星の気も無し」と。 欲を見上げてはきりが無い。見下ろすことで、ありがたみが見える。今朝のキョエちゃん親子、まるでその教えを身をもって示してくれているようではありませんか。 今日もありがとう、キョエちゃん親子。 高きところからも、地べたからでも、あほまろはあなたの姿を見て、心を温めているのですよ。 今朝の日の出は午前4時30分。 境内をぐるりと一巡りして戻ってまいりましたら、やはりお出迎えはこの方、ビクトリー君でございますよ。 さっそく、お得意の乱舞を披露してくれましたが……、 どうやらこの蒸し暑さには勝てなかったようですね。羽ばたきは、いつものシャープなキレがやや鈍り気味。それでも、一生懸命に舞ってくれる姿に、あほまろの目尻は下がりっぱなしでございます。 無理は禁物ですよ、ビクトリー君。ハトの美学は、飛ぶことばかりじゃありません。 時には、日陰で羽を休めながら、風を感じるのもまた粋というもの。 どうか無理せず、涼しい場所を見つけて一休みなさってくださいね。あほまろは、毎朝ちゃんとあなたの姿を見守っておりますから。 どんなに舞が乱れても、どんなに飛ばなくても、ビクトリー君の優雅さは、もう「勝利」そのものなのですからね。 「勝ち名乗り 暑さに負けて 羽休め 舞わずともなお 名はビクトリー」(阿呆人也) いよいよ本格的な夏の訪れとともに、台東区はお祭りづくしの賑わいを迎えますよ。 まずは、7月4日から始まりました「下町七夕まつり」。かっぱ橋本通りには色とりどりの七夕飾りが揺れ、今日と明日は各種イベントも開催されます。歩いているだけで、どこか懐かしい下町の風が心に吹いてくるようですね。 そして、明日から8日までは「入谷朝顔まつり(朝顔市)」が開催されます。あの鬼子母神様の門前に、早朝から露店が立ち並び、夜明けの空に咲く朝顔の艶やかさは、まさに江戸の風物詩そのもの。 さらに、9日・10日には浅草寺にて「四万六千日・ほおずき市」が開催されます。一日お参りすれば四万六千日分のご利益があるという、ありがたい日。朱色のほおずきの灯りが、夏の夕暮れを彩る光景は、まさに浅草の夏の真骨頂でございますよ。 暑い日が続きますが、だからこそ、夏らしい風情を味わいたいもの。みなさん、ぜひ台東区にお越しいただき、下町情緒あふれる“夏の風物詩”を存分にご堪能くださいね。 汗をぬぐいながらも、どこか心が涼しくなる、そんなひとときを、どうぞ浅草でお過ごしあれ。 合歓の花。 「和洋折衷」。 おはよう益美さん。 今日は、よそ行きの姿で浅草寺の「おちゃとうび(お茶湯日)」でございます。 これは、毎月決まった日に行われる伝統行事で、浅草寺のご本尊にお茶湯を献じ、ご利益を願う特別な日とされております。特に月初めや功徳日に重なるお茶湯日には、静かに手を合わせる方の姿も多く見られ、境内の空気もどこか厳かでございますよ。 おはよう陽子さん。 おはようございます。今朝は開門4分前にやって来た、五味さん、山本さん、金山さんと、高橋さん。野崎さんはまだケアンズ。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 夏の境内をご覧下さい。 メイプルリーフ。 ソメイヨシノ。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。思わず「がんばれよ」と、毎朝、声をかけているのですよ。 「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也) 厳しい暑さが続きます。熱中症に警戒が必要ですよ。 おや、ふと目をやると、おまいり町で田中画伯がシャッター絵の修正をなさっておりました。 どうやら来週、NHKの街歩き番組がこのあたりを通るらしく、通りすがりに、偶然、絵を描く私を見つけてくれる段取りになっているので、その練習をしているんだよ。 そんなわけで、田中画伯も少しよそ行きの姿勢で筆をとり、シャッターの風情に磨きをかけているようでした。通りを行く人々には何気ない風景でも、偶然とはいえ、撮られるとなれば、やはり少しばかり気取ってみたくなるのが人情というものですからね。 さて、今日も暑いので、秘密基地に引き籠もってお昼寝でもしてますか。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は87%でした。 おはようヒロちゃん。 まだ眠たいよ。 今朝の朝の朝食は、野菜とサバの干物にピーナツ味噌ごはん。デザートはサクランボとキュウイ。 妻のコレクションは、祥子ちゃんと雪ちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、ライスカレー。デザートはスイカ。妻のコレクションは、千草ちゃんと音威子府のトメさん。 Memo iPhone 16 ProMAX