あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)7月4日(金)旧暦6月10日 先負

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
606

- 「見慣れた日常」に美を見出す「和洋折衷」 -

日記写真

 あほまろが今朝もいつものように合歓の花にレンズを向けていたところ、そのすぐ横で、アメリカからやって来たという女性が、夢中になって紫君子蘭、学名アガパンサス(Agapanthus)の花を撮っておられましたよ。
 聞けば、ご自宅のお庭でもアガパンサスを育てているとのこと。ただし、ご自宅の品種はもう少し色味が濃いのだそうで、「でも、こうした淡くて優しい色合いの方が好みなの」と、嬉しそうに語ってくださいました。
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 そのあと、彼女があほまろの背後を指差してこう言ったのです。確か、「This is such a harmonious fusion of Japanese and Western elements.」だったかな。
 整えられた松の枝と、その足元に咲き誇るアガパンサスとの共演が、まさに“和と洋の調和”に見えたようですね。
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 なるほど、それってまさしく「和洋折衷」じゃありませんか。 あほまろは正直、そんなふうに思ったこともありませんでしたよ。なにせ、松は境内の風景の一部、アガパンサスはこの季節の常連としか思っていなかったのですから。
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 でもね、そんな「見慣れた日常」に美を見出し、「異なる文化が調和している」と語る彼女の感性には、思わず唸ってしまいましたよ。 異国の方だからこそ見える風景、それはまるで、逆輸入された日本の美のようにも感じました。
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 あほまろも、これからはもっと素直な目で、当たり前の中にある“ちょっとした違和感”や“美しさ”を探してみようと思いますよ。 だって、そうすることで、自分が暮らすこの浅草も、もっと豊かに感じられるかもしれませんからね。
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 ああ、それにしても―― 「和洋折衷」とは、単に様式を混ぜ合わせることではなく、こうして自然と共にある“気づき”の中に、そっと息づいていたのですね。 見慣れた風景が、ふとした出会いで輝きを変える。
 あほまろも、そんな“目の温度”を忘れずにいたいと思わされる、朝の散歩でしたよ。

「和と洋が 咲き交わす庭 旅人の 目が気づかせる いつもの境内」
「見慣れたる 花と松にも 異国の目 折衷(せっちゅう)美とは 気づかぬ我目」(阿呆人也)
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 今朝の外気温はすでに26℃。日中は33℃を超える真夏並みの暑さが予想されています。今日も強い日差しが照りつけ、厳しい暑さが続きそうですね。
 日本の南海上には、台風の発生しやすい低圧部が形成されており、台風3号は東へ逸れたものの、今後も熱帯低気圧や台風の発生が見込まれています。最新の気象情報には、どうぞご注意ください。
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 とはいえ、本音を言えば、たまには雨でも降って、一時的にでも涼しくなってくれないかと願ってしまいますね。暑さ続きの毎日、少しでも身体を休められるひとときを望んでしまうのです。

「照るばかり 空もそろそろ 飽きたかな たまにゃ泣いても バチは当たらぬ」(阿呆人也)
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 今朝も、あほまろが鳥居の前に立つと、やっぱり待っていてくれましたよ。そう、我らがキョエちゃん。神聖な注連縄の上に、ちょこんと座るその姿は、まるで“朝の守り神”とでも言いたくなるような風格でした。
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 それにしても、このところの猛暑続き。
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 あほまろは滝のような汗をぬぐいながら、「あんた、暑くないのかい?」と声をかけたんですよ。
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 すると、どこからともなく、キョエちゃんママも飛んできて、二羽並んでじっとこちらを見つめてきました。
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 その表情、言葉にせずとも、あほまろには聞こえましたよ。
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 「……たまには、雨でも降ってほしいわね」
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 「羽根の下、蒸れてしかたないのよ……」
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 そんな呟きが、朝の空気にそっと溶けておりました。
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 カラスにだって、暑さはこたえるのかもしれませんね。
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 でも、今日も参拝客の見守る中、キョエちゃんはぴたりと鳥居の真上でたたずみ、境内の一日が静かに始まるのを待っていたのでした。
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「照る空に 願うはひとつ 羽根の中 カァと叫んで 雨を呼びたい」(阿呆人也)
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 今朝の日の出は午前4時30分。
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 四万六千日・ほおずき市は、今月9日・10日ですよ。
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 おはようビクトリー君。
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 今朝はいつもより少し遅れてのご登場でしたね。
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 どうやら昨夜の蒸し暑さにやられて、あまり眠れなかったのでしょうか。
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 羽根のつやはいつも通りでしたが、目元にはほんのり寝ぼけた風情が漂っておりましたよ。
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 それでも、律儀にあほまろの前に立つと、フラフラといつもの舞を始めてくれました。
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 ただ今日は、その動きがいつものキレッキレとは違い、まるで夢の中で踊っているような感じでしたね。
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 滑空するかと思いきや、地面すれすれギリギリの低空飛行。
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 おかげで、パートナーも少々困惑気味でしたけど、それもまた微笑ましい朝の一コマでした。
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 ありがとう、ビクトリー君。
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 今日のところは、もう無理しなくていいからね。暑さは人にも鳥にも容赦ありませんから、お互い“ほどほど”でいきましょうね。
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 眠りから覚めた合歓の花。
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 本堂前に戻ってくると、待っていたかのように現れたのは――、はい、ハトのハートチャンです。
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 今朝はひとりじゃありませんでしたよ。
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 パートナーさんと、仲良く二羽でやってきたのでした。
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 どうやら今朝も暑さに負けてしまったようで、真っ先に向かった先は、手水場。
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 ピチャ、ピチャッ……と音を立てながら、涼しげに水をついばんでおりましたよ。
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 炎天の中にも、こうした小さな“涼”のひととき。それを教えてくれるのが、鳥たちの暮らしぶりなのかもしれませんね。
「水を飲み 羽根にひととき 風まとう 暑さ忘れて 恋もひと休み」
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 おはよう益美さん。
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 おはようございます。今朝は開門3分半前にやって来た五味さんと高橋さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 夏の境内をご覧下さい。
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 境内のメイプルリーフ。
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 あほまろは、何を隠そう、この時期のソメイヨシノの葉の瑞々しい緑が大好きなのです。
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 春には華やかに咲き誇ったあの花も、いまはすっかり姿を消し、その代わりに残された葉たちが、静かに、しかし確かに、季節をつないでくれているのですよね。
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 桜といえば花の季節ばかりを思い浮かべるかもしれませんが、この夏の葉こそが、あほまろにとっての“深呼吸の景色”なのですよ。
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「咲くよりも 静けさを知る 葉のさざめき 花の記憶を 風にゆだねて」
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。思わず「がんばれよ」と、毎朝、声をかけているのですよ。

「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく ひとひらの意地」(阿呆人也)
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 バイバイ、あほまろまた明日。 写真00
 今日も蒸し暑い。こんな日はキンキンに冷えた麦茶が恋しくなりますよね。

「麦茶さえ 沁みる歳にも なりました 禁酒と書いて 酒に薄める」(阿呆人也)
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 今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は80%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とアジと芋に海苔ごはん。デザートは、輪切りのキュウイ。
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 妻のコレクションは、クルマスキーちゃんと花火に飽きたこまちちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、野菜とシューマイと鰻少々。デザートはトウモロコシとSuica。久しぶりに「三岳」を飾ってきました。
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 妻のコレクションは、ドレス姿のテラちゃんとペコちゃん。
 ドレスアップしたふたりには、ワインではなく、やっぱり日本の夏の象徴――よく冷えたスイカが似合いますね。
 まるで、舞踏会の前にひとくち。そんな雰囲気が漂っておりました。
 昨夜はちょっとした夏の贅沢を楽しもうと、冷えたスイカを用意していたのでした。
 ただの冷やしスイカではございませんよ。なんと、スプーンも皿ごとまるっと冷凍庫に入れておいた“本気の冷やし”でございます。
 いざ実食――と、勇んでスプーンを手に取ったその瞬間、事件が起こったのです。キンッと凍りついたスプーンが、なんとあほまろの指にピタリとくっついて離れない。まるで磁石のように、“ねっぱって”しまったのでありますよ。
 ああ、思い出すのは、かつて暮らした北海道の冬の日。
 外に出た瞬間、ドアノブに触れた指が“ねっぱって”、文字通り痛い目にあった、あの感覚、まさか、東京の真夏に同じ感覚を味わうとは……。

「スイカより 先にしみたよ 指の先 夏のねっぱり 冬の思い出」(阿呆人也)
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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