あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)6月5日(木)旧暦5月10日 友引

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
706

- 銀杏の夢。カラスとの交友。 -

日記写真

 境内の銀杏の小さな実が、日に日にふっくらと膨らんでまいりましたよ。まだ青くて固いけれど、そのまん丸の姿は、どこか眠っている猫のヒロちゃんのほっぺたにも似ているような……いやいや、ヒロちゃんのはもっと柔らかいけどね。
 季節は確実に夏へと歩を進めていて、青葉の間に生まれた命たちが、静かに、でもたくましく成長していく様子は、見ているだけで元気をもらえます。ヒロちゃんはと言えば、そんな成長ぶりなど気にも留めず、今日もお気に入りの毛布の上で夢の中。もしかして、銀杏の夢でも見てるのかな?
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 昨夜の雨もすっかり上がり、今朝は雲がやや多めながらも、気温はぐんと上がって、とても暖かい朝となりましたよ。これから徐々に日差しが届き始め、日中は晴天となり、気温も28℃を超える見込みです。朝晩は過ごしやすくても、日中は夏日となりますので、熱中症や紫外線対策はしっかりと行ってくださいね。
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 このところ雨の日が続いていますが、どうやら本格的な梅雨入りはまだ先のようです。例年、梅雨入りは6月7日頃とされていますが、今年はやや遅れており、6月21日頃になるとの予想が出ておりました。しばらくは梅雨の足音に耳を澄ませながら、初夏の移ろいを楽しむ時間が続きそうですね。
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 今日は「世界環境デー」、つまり「環境の日」なのですよ。英語で言うと「World Environment Day」、ちょっと舌を噛みそうですけどね。
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 日本では、平成5(1993)年に制定された「環境基本法」によって、6月5日を「環境の日」と正式に定めたそうです。目的はというと、環境の保全について国民の関心と理解を深め、さらには積極的に保全活動を行う意欲を育てよう、というもの。要するに「みんな、自然をもっと大事にしようね」という日なのです。
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 ところで、「環境」っていったい何なのでしょうね。辞書をひもとくと、「人間または生物を取り巻くまわりの状況。影響を与える外界」と、まぁ立派な言葉が並んでおりますが、もう少し簡単に言えば、「生き物たちが暮らしている空気や水や木や土や、その他いろいろ」ってことです。つまり、わたしたちが呼吸する空気も、ゴクゴク飲む水も、寝そべる芝生も、ぜんぶが「環境」という名の舞台の上で共演しているってことなんですね。
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 ところが最近は、その舞台があちこちで壊れ始めております。大気汚染に水質汚濁、森林伐採に生物絶滅。これらのほとんどが人間の都合で起こっているのですから、実に勝手な話ですよ。便利な暮らしと引き換えに、未来の自然をすり減らしているという現実。環境の変化は地球全体にまで影響を与えるものであり、人類は自分で自分の首を絞めているようなものです。いやはや、困ったものです。
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 でもね、あほまろは思うのです。毎朝、浅草の境内を歩きながら、カラスのキョエちゃんにごあいさつし、梅や銀杏の成長を見守り、季節の花や草に声をかけている。そんな小さな習慣も、立派な「環境との対話」なのではないかと。だって、自然と心を通わせるということは、壊したくない、守りたいという気持ちの始まりですから。
 「環境の日」だからと言って、特別なことをするつもりはありません。これからも、いつも通り、自然に優しく、人にも優しく。ビニール袋は使わず、鳥の声に耳を傾け、風のにおいで季節を知る。そんなあほまろ流の環境保全を、今日もまた静かに続けてまいりますよ。
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 今朝も、キョエちゃん親子が浅草神社の鳥居前で、じっとあほまろの姿を待っていてくれましたよ。
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 人間でも、毎朝同じ人に会うのが面倒くさくなる時がありますが、彼女たちは文句も言わず、律儀に待っていてくれる。いや、もしかしたら文句を言ってるけど、カラス語なのであほまろには通じていないだけなのかもしれませんね。
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 「おはよう」と声をかけると、気分が良い日には「おはよう」と返してくれることもありますが、それはあくまでキョエちゃんたちのご機嫌次第。今朝は、どうやらご機嫌ナナメだったようで、くちばしを一度も開いてはくれませんでした。
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 あほまろだって、たまには返事が欲しいと思う日もあるのですが、これも自然との“間合い”というものでしょう。
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 キョエちゃんママとは、ほとんど毎朝顔を合わせておりましたが、昨日は久しぶりにキョエちゃん本人とも再会できたのです。いやはや、びっくりしましたよ。あのふっくらしていたキョエちゃんの顔が、なんともほっそりしてしまっていたのですから。
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 育児疲れ…とはよく言いますが、鳥の世界でも子育ては大変なのでしょうね。一ヶ月以上の子育てが終わって、ようやく羽を伸ばしに出てきた…そんな風にも見えました。
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 それでもキョエちゃんは元気そうで、あほまろが浅草寺本堂を巡っていると、少し離れたところからそっと着いてくるのです。
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 まるで、「あなたのこと、ちゃんと見てるわよ」とでも言いたげな距離感。それがまた嬉しいやら、くすぐったいやら。
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 こんな風に、人と鳥とが、さりげなく寄り添い、日々の営みを共にしているのも、この浅草神社の境内が“良い環境”に保たれている証拠かもしれませんね。
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 コンクリートに囲まれた都会の中で、自然と命が共鳴する場所があるというのは、本当にありがたいことです。
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 あほまろは、今日もそんな境内の空気に包まれながら、静かに「おはよう」と心でつぶやきましたよ。
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 いつかまた、キョエちゃんが「おはよう」と返してくれるその日まで、あほまろは通い続けます。人間も、カラスも、同じ空の下で今日を生きているのですから。
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 アメリカデイゴの花がどんどん咲き始めましたよ。
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 真っ赤に燃えるようなその花は、毎年、初夏の訪れを告げる使者のようで、咲いたとたんに境内の空気をパッと明るくしてくれるのです。
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 よく見ると、まだ開ききらない蕾の形が、なんとも不思議。どことなく、あのカラスのくちばしに似ているではありませんか。
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 そう言えば、今朝もキョエちゃんがこちらを見下ろしていましたが、まさか「これは私の仲間です」とでも言いたかったのかもしれませんね。
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 自然の造形というものは、どこかしら似通っていて、それでいて絶妙なバランスを保っているのが面白いものです。
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 アメリカデイゴの蕾に、キョエちゃんのくちばしを重ねてしまうのは、きっと、毎朝彼女と“会話”を交わしているあほまろだけの特権かもしれません。
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 赤い花と黒い羽。静かな朝に浮かび上がるコントラストもまた、浅草の季節絵巻の一枚として、心に残るひとときなのでした。
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 境内でお馴染みのワンちゃんたちと戯れて、そろそろ帰ろうかという頃合い。ふと見上げれば、いつの間にか、あの方が柱の上にスッと現れておりましたよ。そう、キョエちゃんです。まるで「見送りますよ」とでも言いたげな顔をして、しかも、まるでモデル気取りで次々にポーズを決めてくるのです。
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 羽をすっと伸ばしたり、首を傾げて遠くを見つめたり。カラス界のファッション雑誌があれば、間違いなく表紙を飾っていたことでしょうね。あほまろとしては、「ああ、これはもう“撮れ”と言っているに違いない」と、自然とシャッターを切ってあげましたよ。
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 そんな朝の出来事の余韻も冷めやらぬうちに、常連のおばちゃんが近づいてきて、ふいにこうおっしゃったのです。「あほまろさんは、写真がお上手ですね」と。いやはや、思わず耳を疑ってしまいましたよ。なんたって、ここしばらく、いやもう何年も、褒められるということからは遠ざかっていたのですから。
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 思えば、写真を撮るという行為は、あほまろにとってはもはや“呼吸”のようなもので、特別なことでもなく、当たり前の仕事になっていたのです。だからこそ、誰に褒められるわけでもなく、ましてや自分で自分を褒めるなんて野暮なこともせずに過ごしてまいりましたよ。
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 それが、「お上手」だなんて。例えそれがお世辞の一片だったとしても、言葉の力というものは恐ろしいもので、あほまろの胸の奥に、ポッと灯がともった気がいたしましたよ。いやはや、あのひと言で、少し背筋が伸びたような、そんな心持ちになってしまいました。 写真00
 よし、これからも「お上手」と言われるように、いや、いっそ「さすがプロ」と唸られるぐらいに、精進してまいりましょう。もちろん、主役はあくまで被写体たち。あほまろは、そっとその美しさを引き出す黒子に徹する所存でございます。
 カラスにワンちゃん、猫に花々、そして境内の朝の光。そのすべてが、あほまろにとっての“被写体”であり、“対話相手”なのですからね。
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 今朝の日の出は午前4時25分。
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 おはようございます。今朝は開門2分前にお友達とやって来た野崎さん。
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 暖かくなってくると、色とりどりのウェアに身を包んだランナーたちが、早朝から境内を走り抜けて行きます。
 あほまろには、この“走る”という行為が、どうにも理解できないのですよ。だって、苦しいでしょう? 汗は出るし、息は切れるし、ましてや、膝や腰にだって負担がかかる。にもかかわらず、皆さんはなぜそんな苦行のようなことを、満面の笑みでこなしているのでしょうかね。
 しかし、ランナーたちが風のように駆け抜けていく後ろ姿には、どこか潔さのようなものも感じますけどね。立ち止まって彼らの姿を見送りながら、ほんの少しだけ羨ましさを感じる朝も、たまにはあるのですけどね。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 初夏の境内をご覧下さい。
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 深緑のジャパニーズ メイプル。
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 ネズミモチ。
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 ソメイヨシノ。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉は、まだ頑張ってますよ。
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 キンシバイ(金糸梅)
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 今年のアジサイには、水色の花がありませんよ。
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 奥山の梅の木を見上げて、驚きました。いつもの場所に、あの枝がないのです。そう、毎朝のように眺めていた、あの実をつけた枝が、昨日、剪定されてしまっていたのですよ。
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 あの実たちはどうなってしまったのかな。まだ青かったけれど、風に乗って落ちてしまったのか、それとも誰かの手によって拾われ、どこかで梅酒にでもなっているのか――そんな想像をめぐらせながら、あほまろはしばらく木の下から空を見上げておりましたよ。
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 でも、陰に隠れた一個だけが残ってましたよ。自然の中で育まれるものは、いつか必ず別れの時が来る。それが“剪定”という名であっても、“落果”であっても。だからこそ、日々目にする命のかけらを、大切に見つめていきたい。そう思わせてくれた、あの小さな梅の実たちに、心の中でそっと「ありがとう」とつぶやいた朝でございました。

 「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」ってか。
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 日中は夏日となりますので、熱中症や紫外線対策はしっかりと行ってくださいね。
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 今日も秘密基地に引き籠もって、執筆活動を続けますよ。
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 おや、今、何か届いたぞ。
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 夕べの睡眠は92%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、シチューとクロワッサン。デザートはバナナ。
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 妻のコレクションのイイべとシルバーは、宇宙に戻って行きました。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、娘が買ってきた高級風サンドイッチ。ポテチもあったので、「黒佐藤」を飾って、チリちゃんと雪子ちゃんでいただきました。
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 デザートは変わった形のケーキ風味。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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