令和7年(2025)6月4日(水)旧暦5月9日 先勝
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数●枚
- 未来なんて待てないニャ。いますぐチュールを、 -
今日のヒロ語録:「朝焼けって、チュールの匂いはしないニャ。」 昨夜まで降り続いていた雨も、夜明け前にはすっかり止み、ひさしぶりに澄んだ空が朝焼けに染まりました。 窓の外には、東の空に広がる薄紅色の光を背に、浅草寺の五重塔が凛として立っております。その静かな威容に、思わず一礼したくなるような気持ちになりますよね。かつては、その背後に広がる浅草寺の大屋根までも一望できたのですが、残念ながら、昨年、手前に建ったビルの陰に、屋根の姿は隠れてしまいました。まるで、時代がそっと風景の一枚を引き取っていったかのようです。 それでも、変わらぬ五重塔の天辺を見つめていると、どこか安心いたしますね。横では、朝日を浴びたヒロちゃんもまどろみながら、小さな声で何かを語っているようでしたよ。 今日は、梅雨入り前の貴重な晴れ間になるとのことですが・・・、そこはまだ気まぐれな空模様、午後には雷様が目を覚まし、思い出したようにひと暴れするかもしれませんよ。 「晴れた空に油断したな」と空に笑われぬよう、どうぞ折りたたみ傘を鞄に忍ばせてお出かけください。忘れたときに限って、あの雲は容赦なくやってきますので、ご注意くださいね。 今日は思考を変えて、ヒロちゃんの“つぶやき”を添えてまいりましょう。 みなさんは、いま話題の「大阪・関西万博」にはもう行かれましたか? あほまろは・・・、と申しますと、ええ、まったく興味がございません。行く予定? ありませんとも、今のところはね。ニュースを見るたび、行かれた方々の話を聞くたび、心の中で「ふむ…」と腕を組みながら首をかしげている毎日なのです。 ねえ、ヒロちゃん。 傍らで日なたぼっこ中のヒロちゃんが、目も開けずに「ニャ」とだけ返事。 けれどね、あほまろにも“万博少年”だった頃があったんだよ。昭和45(1970)年の大阪万博。「人類の進歩と調和」という壮大なテーマに、日本中が未来を託していたあの頃。 会場にそびえ立つ「太陽の塔」が、まるで時代の神様のように見えたのですからね。 戦後25年、焼け跡から這い上がった日本が、高度経済成長のまっただ中で、「我が国の力はここまで来た!」と世界にアピールした、誇らしい大イベントだったのさ。 あほまろも何度も足を運び、あちこちのパビリオンを巡っては、未来に目を輝かせておりました。たとえば、エスカレーター風の動く歩道でさえ、当時は“近未来的な乗り物”だったんだよ。ああ、懐かしいなぁ・・・。 ここでヒロちゃん、あくびをひとつ。「未来より、今のチュールの方が重要ニャ」 ところがどっこい、2025年の大阪万博。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。 こんなタイトルだけ見ると、なんだか高尚すぎて、あほまろには少々ピンと来ませんよ。というのも、聞こえてくるのは「建設が間に合わない」「予算が膨らんだ」「万博リングは誰が作るのか」「有毒ガスが漏れた」などなど、どうも「未来社会」というより「未整備社会」に迷い込んだような場所なんだからね。 もちろん、時代は変わり、かつてのように「技術のショーウィンドウ」ではなく、環境・持続可能性・共生社会を語る時代ですから、派手さよりも“地に足のついた未来”を目指しているのでしょうけど。 でもね――ヒロちゃん、聞いてるの? 「ニャ…(半目)」 今のところ、あほまろは浅草の秘密基地からそっと見守るだけにしておきますよ。五重塔のてっぺんが朝焼けに染まるその姿の方が、よほど“いのち輝く”ってものですからね。 それにしても、未来ってやつは、昔は空に向かって伸びる塔のように見えたのに、今では足元の猫のぬくもりの中に感じるようになったって、ヒロちゃん、未来を考えたことある?。 未来なんて待てないニャ。いますぐチュールを! アメリカデイゴが咲きそうだ、ニャー。 今朝の日の出は午前4時25分。 鯉のぼりが片付けられた後も、ポールだけは空に向かって立ったまま。 そのてっぺんに、突然「カァ〜」とひと声。あほまろが見上げると、一羽のカラスがとまっておりました。 その姿に、あれ……? もしかして――と胸がざわつきました。あの鳴き方、あの目つき。もしや、キョエちゃんではないのか……? そう思った瞬間、カラスはふわりと舞い上がり、浅草神社の方角へと飛んで行ったのです。 あわてて後を追いかけていくと、神社の鉄パイプの上に、先ほどのカラスがとまってこちらを見ているのです。 うやら、あほまろが来るのを待っていたようで、目が合った瞬間、もう一度ヒラリと飛び立ち、 今度は水田の縁に舞い降りたのでした。 そこには、キョエちゃんママの姿もありました。 ふたりは顔を見合わせると、まるで何事もなかったように、水田の水を仲良く飲み始めましたよ。 やっぱり……やっぱり、キョエちゃんだったのですね。 しばらく見かけないうちに、ほんの少しスリムになっていたせいか、最初は気づきませんでしたよ。 いったいどこへ行っていたのでしょうね。どんな旅をしてきたのか、何を見て、何を感じてきたのか。 言葉は交わせずとも、その仕草のひとつひとつが、物語を語っているように見えました。 親子で並んで水を飲む後ろ姿に、あほまろは胸がいっぱいになりましたよ。 おかあさんも、そんなキョエちゃんの姿を、そっと優しく見守っていました。 親子で並んで水を飲む後ろ姿に、あほまろは胸がいっぱいになりましたよ。明日も来てくれるかな。 キョエちゃん、あほまろは、毎朝、ここで待っているからね。 キョエちゃん親子が去ると、ハトのビクトリーがやって来ましたよ。 キョエちゃん親子が静かに去っていったあと、まるでその隙間を埋めるように、ハトのビクトリー君が姿を見せてくれました。 まっすぐに水田へ向かい、ぴょこんと縁にとまり、小さなくちばしで水面をすくって一口。その姿が、まるで「この水飲み場、気に入ったぞ」と言わんばかりに、嬉しそうでしたよ。 おっと、そう思ったら、いつもの乱舞が始まりました。 地面を軽やかにタッチアンドゴー、羽をふわりと広げながら、空気を弾ませるような旋回。まるで舞台役者のごとき舞姿です。 そんなビクトリー君の舞に、お参りに来たおねえさんが立ち止まり、目を細めてこう一言。 「まぁ、お上手ねぇ。」 そのひとことがよほど嬉しかったのか、ビクトリー君はさらに勢いづき、羽を広げて、もうひと舞い、もうひと舞い。 見ているこちらが照れてしまうほど、得意げに踊り続けておりましたとさ。 ヒロ語録:「踊ってもチュールは出ないのだ、ニャ。」 おはようございます。今朝は開門2分前にお友達とやって来た野崎さん。 「グッドモーニング!」 浅草寺の境内で、ネバダ州から観光にいらしたご家族と出会いました。 笑顔のまま話しかけてこられ、携帯電話での記念写真をお願いされたので、あほまろがシャッターを切ろうとしたその瞬間、まさかの「メモリーフル」エラー表示。 どうやら、初めての日本旅があまりにも楽しくて、あれもこれもと写真を撮りすぎてしまったようですね。お話を伺うと、バックアップの手段もなく、保存先も残されていないとのこと。 それでも、お母さんが笑顔でこうおっしゃいました。「残りの二日間は、家族の目に焼きつけて帰ります」と。 旅の記憶は、シャッターの中だけでなく、心の奥に残るもの。 きっとこの浅草での朝のひとときも、三人の胸にあたたかく刻まれていくことでしょうね。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 初夏の境内をご覧下さい。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。ガンバレよ。 キンシバイ(金糸梅) 奥山の梅の実。 アジサイ。 良い天気になりますが、突然に雨に気をつけニャー。と、ヒロちゃんが言ってました。 あほまろは今日も秘密基地で執筆作業に勤しみます。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は95%でした。 おはようヒロちゃん。 勝手に、日記にヒロちゃんを使わないで欲しいニャー。 今度使ったら、チュールもらうのだ。 今朝の朝の朝食は、お肉と味噌ピーパン。 妻のコレクションは、モモちゃんと千草ちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 チュール欲しいニャー。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに未開封の「黒佐藤」を飾って、シュウマイと味噌ピーパン。デザートはアメリカンチェリー。 妻のコレクションは、ジェームちゃんと秋田こまちちゃん。 Memo iPhone 16 ProMAX