境内のハナミズキの葉が染まって、実が膨らんてきましたよ。真っ赤に紅葉すると、実も真っ赤に育って、ヒヨドリやムクドリなど鳥たちが集まってくるのです。

　今朝の外勤は22℃でしたが、冷たい北風が吹いていたので寒かったですね。おまけに雨が降るかも知れないとのことだったので、散歩はもちろん長袖にジャンバーを着て、折り畳み傘も持って行きましたが、雨に降られることはありませんでした。

　これから広い範囲で雨が降る見込みなので、外出時は雨具が欠かせませんね。

　浅草が芸能街として栄えていた1970年代に、いつもシャツ一枚に半ズボンで興業街を竹ぼうきを持ってブラついていた名物男「乞食のキヨシ」をご存じでしょうか。

　井上ひさし作の舞台「浅草キヨシ伝 強いばかりが男じゃないといつか 教えてくれたひと」と、小説「イサムよりよろしく」のモデルになった人で、彼が認めた役者は大物になるという伝説があったことから、芸人のみなさんに大切に扱われていた、伝統の乞食で、口癖は「口は災いの元」だったとか。

　浅草から芸能の匂いが消えてしまった昨今は、乞食、いわゆるホームレスは見かけなくなってしまいました。あれはもう12年ほど経つでしょうか、浅草寺境内を四六時中ブラついていた東北訛りの老人が毎朝弁天山の下で、ナナちゃんの散歩を待っていてくれたのでした。出会った頃はあまり近付かないようにしていましたが、これは汚くないよと犬用のポーロを2〜3粒ナナちゃんに与えてくれるようになったので、なんとなく挨拶を交わすようになり、世間話もするようになってしまったのでした。

　とっても雄弁な方で、延々と難しい政治経済の話題を喋るのを聞くのが面倒くさかったけど、あまりの話し上手に聴き入ってしまう話題も多かったけど、適当に聞き流し黙っていると、「沈黙は金、雄弁は銀」という格言を知ってるか。 相手の話を聞かずに自分の話をする人は余裕がない者、これは良好な人間関係を築くために必要な格言であると覚えておきなさい。そんなことを言ってました。
　
　老人は、今、ホームレスをしているが乞食では無い。乞食をホームレスと言っても良いが、 ホームレスを乞食と言ってはけない。そんな言葉も記憶しているのです。
　ハナミズキの紅葉が始まった今頃だったと記憶してます。いつも老人が待っていた場所にパトカーと大勢の警察官が何かやっていたのでした。何が起こったのか遠巻きで見ていた散歩仲間に聞くと、境内で暮らすホームレス同志の喧嘩でホームレスが一人殺されたらしいとのことでした。

　その翌日より境内のホームレスの姿が消え、あの老人が犯人なのか殺されたのかは不明のままでしたが、たぶん、雄弁な口論が災いしたのかも知れません。良好な人間関係を築くためには、「沈黙は金、雄弁は銀」より、「口は災いの元」かも。言い争いで勝っても殺されたら意味がないのですよ。

　 ハナミズキの葉が染まってきたのを見ると、あの頃を思い出してしまうのでした。

　おはようございます。今朝は開門１分ちょっと前にやって来た野崎さん。まだ半袖でしたよ。

　境内の椿の実。



　ハナミズキの葉が朱く染まってきました。　

　これから真っ赤に染まって、真っ赤な実も出来るのですよ。

　今日はこれから雨になって、明日まで降り続くようですね。

　今日のあほまろは、女房が退院した後でお世話になるケアマネージャーとの打ち合わせなすよ。

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　夕べの睡眠は84％でした。

　おはようナナちゃん。と言っても、散歩から帰って来てもまだ寝ていたのです。

　いつもヒロちゃんと一緒ですよ。

　そろそろご飯の時間ですよ。

　あほまろの朝食は、秘密基地でほぼ最後のとうもろこしでした、

　昨日の夕方の東京スカイツリー。

　お帰りなさい。ナナちゃん玄関であほまろの帰りを待ってました。

　ヒロちゃんは寝室でお出迎え。

　昨日の夕食は、娘が作ったあほまろ流「肉じゃが」でした。

　あほまろ流とは、嫌いな人参は少な目で肉多め、変とうもろこしも入っているので、美味しいんだよ。実は、あほまろは子どもの頃から好き嫌いは全くありませんでしたが、強いて言えば、ナスビと人参と野菜とイクラとピーマンとトマトが大嫌いだっけど、今は、イヤイヤ食べてます。

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