お天気おねえさんが、今日はこれから時々パラパラと雨が降って、ザッと強まることもありますよとか言ってましたが、

道路は乾いているし、たいした雨には成らないだろうと傘を持たずに散歩に出掛けたのでした。

台風が近づいているとのことなので、日中は雨になるのでしょうね・・・、なんてこと考えながら、のんびり歩いていると、

雷門前で霧雨が降ってきたけど、散歩には問題無しだったよ。

今日から10月。仲見世の沿道では、紅葉の飾りが取り付け作業が行われてましたよ。

秋深し、今月は菊花展も始まりますね。

浅草寺境内の「菊花展」は、境内に見事な菊花が並んで、10月15日〜11月15日まで開催されます。

そして、10月18日は、「菊供養会」。ご信徒の持参する献菊(小菊、境内にて授与)と、すでに献花された下供菊とを交換することで賑います。交換した菊は陰干しした後、枕の下に敷いて寝ることでご利益があるとされているんだけど、

あほまろは毎年見ているだけ。そういえば、昨年、女房が境内で買ったのですが、下供菊とを交換せずにそのまま持って帰ってしまったので、ご利益にはあずかれ無かったね。

といっても、いったいどんな御利益なのかは、不明だけど、縁結びとかなら不要だね。

菊は春の桜と並び日本を代表する花で、天皇家の紋章でもありますね。

ところが、意外なことに菊の花は日本原産の花じゃ無かったようです。菊は古代バビロンの時代より装飾として使われ、古代インドや中国でも建築装飾に用いられ、日本には奈良時代に中国から入って来たんだって。

皇室で初めて菊の紋が使用されたのは、後鳥羽上皇(平安時代)で、個人的に菊を好まれ刀や輿車・御服などに菊紋をつけたのが始まり。それから代々天皇家にて受け継がれ、いつしか皇室の御紋章となったんだってさ。

とかなんとか考えながら、いつものコースで境内を巡っていると、パワースポットに来た頃から雨が激しくなってしまったよ。

慌て、お水舎の中で待機。ご覧の通りの土砂降りだったね。

激しい雨を何で、「土砂降り」って言うのでしょう。

調べると、突然の出来事や急用などのため混乱している状態を言う言葉で、ごたごたして落ち着かない雨なので、「土砂降り」。当て字みたいなもんだね。

雷門ホテルのおかみさん、いつも和服で参拝にいらっしゃるのです。
おはようございます。こんな日でも和服ですか、わたくし、洋服を持ってい無いもので、と、おっしゃってました。

台風が近づいているので、明日も明後日も雨の予報。これからは、お天気おねえさんの言葉を信じ、邪魔でも傘を持って出掛けなくちゃいけませんね。

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第32回浅草サンバカーニバル公式記録の一部を公開します。
協力:浅草商店連合会 撮影:古麻呂

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