今朝は昨日に比べると気温が若干下がったようで散歩も気持ち良かったね。それでも今日も猛暑は続くようですね。

　気象庁によると、昨日は一日中３０度を下らなかったんだって。

　今日の最高気温は昨日よりやや低くなるようですが、猛暑には変わり無し。そして、落雷や竜巻などの突風、急な川の増水、それに低い土地の浸水などに十分注意するよう呼びかけていますよ。

　暑くなると、エアコンの効いた室内に居ると、ついつい、うとうとというか、うつらうつらしてしまいますね。昨日のあほまろも、ソファーでナナちゃんを抱っこしながらうつらうつら、気付くと２時間近くも眠ってしまったのです。

　おかげで、寝苦しい夕べなのに目が冴えて辛かったね。おかげで、久しぶりに遅い時間までテレビを観てしまいましたよ。　　

　夕べの番組は終戦６０周年を記念し、２００５年に制作された「火垂るの墓」の再放送でした。この物語は、以前にアニメで観たことがありますが、実写で観るのは始めてですね。

　野坂昭如自身の戦争原体験を題材に、浮浪児兄妹の餓死までの悲劇の物語はご存じの通りですが、アニメと違って、リアルな実写の舞台の陳腐なこと甚だしく、見るに堪えらませんでしたよ。

　特に、蛍が飛び回るシーン、もっと、なんとかならなかったのかな・・・。とか、うつらうつらしながら怒ってたね。

　あほまろは戦後生まれで戦争体験は無いので、生まれた時代の世相が当たり前、その時代が戦前と比較することも不可能なので、肌感覚で時代に感応して生活してきたよ。

　ただ、大人たちが話す過ぎた日の懐古と観念によって、戦争で世の中の総てが変わってしまったことと、異なる時代を抱える人々の肌感覚に理解が出来なかったけど、みんなそれなりに生きていた。

　今になって思うと、人間の知識は経験から生じるもので、今の時代の考えが基準でしたね。昨日より明日が良くなるとの希望を持って生活して来ただけです。

　確かに、戦争で人々が苦しんだのでしょう。なぜ世の中から戦争や争いごとがなくならないのか、真剣に考えたこともありました。しかし、歴史を学んでいると、過去に戦争で世の中が良くなった国も実際にあるようで、何が正義なのか判らなく悩んだこともありましたよ。

　日本の終戦記念日（８月１５日）が近づくと、TVや映画に悲惨な戦争シーンが多くなります。今夏は映画で「終戦のエンペラー」、宮崎駿の新作「風立ちぬ」なども公開されていますが、若い世代に戦争はかっこいいものと、誤解を与えるような内容だけは止めて欲しいですね。

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「第５回新宿クラシックカメラ博」会場内写真展にて、東京スカイツリーと自然現象を捉えた、三遊亭あほまろ「天空半影」・高村達「天空反映」を同時開催いたします。
　場所：新宿高島屋１１階催事場
　期日：８月２２日（木）〜２８日（水）
　但し、２４日（土）は、トークショーのため一旦展示を休止いたします。下の写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。