久々に良いお天気ですが、暑くも無く爽やかな朝でしたね。

今まで鈴鹿だった蝉も、今朝は一気に鳴き出しましたね。蒸し暑い日の蝉の鳴き声は煩わしいけど、爽やかな朝は夏を感じて風流でございますよ。

外の陽気とは別世界の秘密基地の中で仕事をしていると、たまには夏を満喫したくなりますよね。

でも、夏らしいことっていったいどんなことかな。真っ先に思いつくのがビヤガーデンじゃ禁酒中の身に良くないし、日記を終えたら、セミの声でも聞きながらナナちゃん抱っこして昼寝しようかな・・・。

そんなこと考えてしまうんだけど、来週8月7日はもう「立秋」、暦の上では秋になってしまうんだよね。その証拠に、空を見上げると巻雲、秋の雲も見え始めましたね。

4年前までは、夏になると浅草寺仲見世の沿道に電動式の日除屋根が設置されていたのですが、雷門から宝蔵門を望め無いとの理由で設置が禁止され、昨年より、藤棚のような棚に造花を吊って、お客様から直射日光を避けるようになりました。雨の凌ぎにはならないけど、見た目の涼しさは感じられますね。ただ、大変なのは設置業者のカワスミさんです。参拝客が少ない早朝のチェックご苦労様です。

毎年、あほまろは夏らしいことが全然できてないけど、昨日、浅草駅で、日光の天然氷で作るかき氷のポスターを見つけたよ。

それも、日本に5軒しかない天然氷屋「日光天然の氷四代目徳次郎」のかき氷とか。

冷凍庫が無い時代、日本各地に氷専門店や沼から切り出した天然氷を販売する店が存在していましたが、家庭用冷蔵庫の普及とともに氷を専門とする店はどんどん数を減らし、特に天然氷を製造している会社は今では日本全国で5件になってしまったようですね。

平安時代に清少納言の枕草子に「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」、天然氷とは、このことですね。
平安貴族たちもかき氷で涼をとって、暑い夏を乗り切っていたのですね。日光まで行かなくちゃ食べられない平安時代の味ですが、それがなんと、8月20日までの期間限定で、JR大阪三越伊勢丹で食べることが出来るんだって。

栃木県産とちおとめいちご(税込840円)、静岡県産プチヴェール緑茶入り(税込945円)と、ちょっと高めですが、食べてみたいですね。

わざわざ日光とか大阪まで行かなくても東京でも食べれるんじゃ無いのかなと、ネットを探すと、「日光天然の氷通販」ってページを見つけましたよ。

でも、残念ながら「ご好評により本年度の日光 天然の氷 四代目徳次郎は全て完売いたしました」と記されてました。

かき氷も良いけど、天然水のかちわりで焼酎か・・・、あぁ、極上の天然氷で夏を感じたかったけど、禁酒中だしな・・・。来年は早めに注文しておきましょうかね。

北海道では、夏の風物詩を「氷水」っていうんだよ。
あほまろが東京に出て来た頃、喫茶店で「氷水」ってを注文したら、氷が入ったお水が出て来たっけ。北海道では今でも「氷水」って言ってるのにね・・・。
鹿児島では「シロクマ」って言うのと似たようなものだね。

さて、来週からは本格的な「真夏日」がやって来るようです。全国的に「かき氷」の消費も多くなることでしょうね。でも、気をつけないければいけないのが、水道水をそのまま凍らせたものを食べると、おなかを壊すよ。水道水は、沸騰させてから使ったほうが安全です。でも、放射能は抜けませんよ。

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「第5回新宿クラシックカメラ博」会場内写真展にて、東京スカイツリーと自然現象を捉えた、三遊亭あほまろ「天空半影」・高村達「天空反映」を同時開催いたします。
場所:新宿高島屋11階催事場
期日:8月22日(木)〜28日(水)
但し、24日(土)は、トークショーのため一旦展示を休止いたします。下の写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます。

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