今日も梅雨の中休みが続き、とっても暑くて何かこのまま夏になってしまいそうだね。

夕べは、サッカーのワールドカップ最終予選で敗色濃厚だったのに、ロスタイムになんとかPKを獲得し同点で終わりましたね。

最後までハラハラさせられ、はっきり言って後味の悪い予選勝ち抜け、勝利が欲しかったね。でも、日本はもう1試合イラク戦を残しているので、スッキリ勝ってブラジル大会に望んで欲しいですよね。

あほまろは毎朝、浅草を撮り続けているのですが、いつも同じ構図での失敗を繰り返すことが多いんだね。

どんな失敗かと言うと下の写真がそれですね。手前に人物が入っている時の露出の決め方。人物を鮮明に表現しようとすると、背景の東京スカイツリーは露出オーバーになるので、この状況では消えてしまうかも知れないので、適正露出より一段アンダーで撮ってしまうんだよ。それでも、ストレート現像ではこのようになってしまうのです。

もちろん、現像ソフトの部分焼きで持ち上げることも出来るんだけど、一枚一枚の写真にその作業をする時間も無いので、出来るだけ撮ったままで載せられるようにしようと、撮影時は苦労しているんだよ。

あほまろは毎朝、午前5時頃から午前7時ちょっと前までの約2時間、多い時で1000枚、雨などで少ない時でも500枚、平均すると一日7〜800枚の写真を撮って帰って来るのです。

そのほとんどが、定点観測地での記録ですが、状況を把握できないのが、境内に集まるワンちゃんたちの数と行動です。

ワンちゃんたちは可能な限り、飼い主とのツーショットを基準に撮ろうとしていますが、時にはみんなが団子になってしまったり、余計な人が入って来たりして、思い通りに写真が撮れないのです。

だからと言って、演出はしません。

あくまでも、自然のままに飼い主と遊ぶ姿を求めているのです。

昔は、ワンちゃんの数も少なく、じっくり表情を狙えたのでしたが、最近は、新しいワンちゃんも多くなってしまい、目標が定まらないことも多くなってしまいました。

中には、一過性のワンちゃんも多く、勝手に撮ると叱られてしまっうこともあるので、慣れ親しんだワンちゃんだけに絞るようにしているので、誰でも彼でも撮ってあげているワケではありません。

境内でいちばん長く撮っているワンちゃんは、もう10才を遙かに超えています。また、ここ数年で親しくなったワンちゃんも居ますが、自分の表現が見つけられるワンちゃんだけには夢中になってしまうのも、被写体へのこだわりなのです。

写真は、存在する物を撮ることしかできないので、写真はすべてドキュメントです。ドキュメントと言っても、死を恐れず戦場で写真を撮り散って行くカメラマンとはワケが違い、飼い主と一体になったワンちゃんたちを説得力あるドキュメント写真として残したいためにだけ続けているってワケですね。

写真はすべてドキュメントで芸術では無いと思っているんだね。
ただ、ナナちゃんとあほまろの一体感だけは撮ることが出来ないのが残念だけど・・・。一体感とは、気持ちと考えが一つになって見えていることで、いわゆる仲良しってこと。自分もそうでありたいと思われる被写体への嫉妬までもが写真には記録されるんだね。
毎日の写真の一部だけを公開していますが、はっきり言って、良いショットもいっぱい、作品で発表するまで見せられませんよ。
仲良きことは美しきかな(武者小路実篤)

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