昨日は、関東地方で「春一番」が吹いたと発表されました。昨年は「春一番」が吹いておらず、2年ぶりと言ってましたね。立春から春分の間に初めて吹く南よりの強風が「春一番」。昨日は関東各地で風速15メートル前後が記録されたようです。

今日も、北海道付近で急速に発達している低気圧の影響で、北海道と東北では明日にかけて暴風雪の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けてます。春一番のあとは冬の嵐になるようだね。

まだ薄暗い浅草、それでも毎朝定点撮影は欠かせません。これもデジカメの性能が良くなったおかげです。しかし、この数日の写真に手ぶれしたのが多くなってしまったのが気になっているので、今朝もカメラのホールドに気をつけながら撮影をしたのです。

こんなに手ぶれをするなんて、あほまろは年と共に腕も鈍ってしまったのかなも。そんなことを考えながら、レンズを眺めると、何と、手ぶれ補正がOFFになってたじゃ無いですか。

手ぶれ補正のON-OFFスイッチは、簡単に動く構造じゃ無いのに、いったい何時切ってしまったのでしょう。あほまろの散歩カメラはもちろん散歩専用で、他の用途に使用しすることは無いんだけど、何かの弾みで切れてしまったようですね。

しかし、今まで手ぶれ補正を頼り切っていたってことは、やっぱしあほまろの腕が悪いってことになるんだよな・・・。手ぶれは、ピンボケと並び、失敗写真の最大の理由なんだから。そんなことつぶやきながら、風が強くて誰も居ない仲見世、ナナちゃんと笑いながら歩いてきましたよ。

手ぶれ補正の機能は、レンズの動きを検知して動作するのです。たとえカメラが固定されていても被写体が動いているときは、手ぶれ補正は効果がありません。

そんなワケで、いつものワンちゃんたちを撮る時には、露出が多少アンダーになってもにシャッター速度を早くしているので手ぶれ補正の必要は無いんだけど、暗い時間の東京スカイツリーなどには、大きな効果をもたらしてくれるのですよ。
ナナちゃんは、カメラを向けるとじ〜っとしてくれるよ。なんたって、6年間、毎日撮ってるモデル犬ですからね。

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少しあかりて…

日の出の早まりを、待望する春への思いを込めて喜びとして感じる清少納言の「枕草子」がらの一節です。

平安時代は、夜の明けてゆく経過を、「あかつき」→「しののめ」→「あけぼの」と、順に呼ばれているのですね。千年の昔から春の訪れは、夜が明け始める頃に感じてきたのですね・・・。

季節は着実に春に向かって進んでいます。今はまだ寒くても、そのうちに暖かくなる。桜の春まで、もうしばらくの辛抱ですね。

日の出時間が早まって来ると、やたら「春はあけぼの」を感じる光景を取り過ぎてしまうようで、今朝の撮影枚数は千枚を超えてしまいました。これもデジタルだからこそでしょうね。いっぱい撮って、その中から良い写真だけを選べば良いのですから。

ということは、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ってことだね。たくさんやってみれば中にはまぐれ当たりもあるというたとえじゃ、やっぱり、あほまろは写真の腕は悪いってことなのかな・・・。いやいや、これで終わりだと諦めないで、さらに色々撮ってみる。それで枚数が増えてしまうってことにしておきましょう。
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