今日から三月、春らしい暖かな南風が吹く朝になりました。でも、これから日中にかけてこの風が強風になって来るとか。もしかしたらこれが「春一番」になるかもね。

つい先日に年が明けたような気がしていたのに、もう二月も過ぎてしまったのですね。時間が経つのはアッと言う間、あほまろは、今年に入ってからいったい何をやっていたのかな・・・。ただ、ぼーっとしていただけかもな・・・。

昨夜の夢の中で、あほまろは幼い頃の自分に出逢ってしまったんだよ。それも、場所は昔の深川木場界隈で、幼い自分に未来の出来事を話していたのです。

夢の中の出来事だけど、何か、とっても鮮明に会話の内容までが記憶が残っているんだよ。内容はプライベートなのでここでは省略しますが、とってもリアルだったので、プライベートの日記には内容も記しておくね。でも、これって、もしかしたら江戸時代から言われている「影のわずらい」の一種なのかも・・・。

しかし、「影のわずらい」とは、現実に自分の分身と出会ってしまう現象で、生きている人間の霊的な生き写しなど、ヨーロッパの伝承に出てくる「ドッペルゲンガー」のことだね。怖いのが、「その者の寿命が尽きる寸前の証」とか、「ドッペルゲンガーを見ると死期が近い」って言われていることだよ。

でも、ドッペルゲンガーの特徴は、影の人物は本人に関係のある場所に出現するけど、人間と会話はしないはず、でも、あほまろはちゃんと会話をしていたので、単なる夢の中の出来事だから問題無いよね。というか、夢は「ドッペルゲンガー」では無い。

過去の有名人も、「自分のドッペルゲンガーを見た」という例がありますね。そんな中で有名なのが芥川龍之介ですね。彼の短編小説「影」「二つの手紙」「歯車」などが、ドッペルゲンガーとの出会いの体験がモチーフになって書かれているんだよ。特に、「影」では、夫婦揃って「ドッペルゲンガー」と関わって、36年の生涯を薬物自殺で閉じた芥川龍之介の統合失調症の症状まで、克明に記されている怖い物語なんだよ。

ただ、夕べの夢は「怖い夢」じゃ無く「夢が怖い」ってことだね。その中で気になったのは、幼い頃に知らないおじさんに連れ去られようとして、一目散に逃げ帰ったことがあったよ。それが、その時の情景にそっくりだったこと。

もしかしたら、あの時に、未来の自分に出会っていたのかも。確かに不気味な経験だったことは間違い無いのです。事実は小説よりも奇なりだよね。

「怖い夢」じゃ無く「夢が怖い」。もうあんな夢なんか見たく無いんだけど、夢は自分でコントロール出来ないのが困るね。

みなさんは、ドッペルゲンガーを信じますか?

ドッペルゲンガーは他人じゃなく自分が目撃した場合だけ死をもらたすと言われているけど、ドッペルゲンガーを見たから死ぬというのじゃ無く、精神病だからドッペルゲンガーが見えるといった方が正しいのでしょうね。
秘密基地でナナちゃんが誰も居ない壁の方を吠えることがあるのです。それも、最近はほぼ毎日。ナナちゃんが何を見て吠えているのか知りたいけど、もしあほまろの分身なら吠えるワケ無いよね。

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昨日、秘密基地のお隣「日高屋」さんがリニューアルオープン。特に意味は無いんだけど、浅草の町並みに変化があると記録したくなる悪い性格を持ち合わせているもので・・・。

オレンジ通りのイルミネーションも先月で終わってしまったけど、まだ取り外されてませんね。


たまには、働く寿司屋の職人達も撮ってやるか。


若旦那、フグの刺身を制作中。

余所見してると、手を切るぞ。

はい完成。それじゃ味見をしてやるか。

Memo
Leica M-Monochrome
SUMICRON f2/35mm (8elements)
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