あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成21年8月15日(土) 旧暦6月25日赤口
- 64回目の終戦記念日 
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日記写真

 今朝のワンちゃんはこちらのページに移動しました。
あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
● かっぱ橋本通り 下町七夕まつり
● 入谷朝顔まつり
● 浅草寺 ほうづき市
● 隅田川花火大会

『つくづくと』
 終戦から64年目の記念日ですね。戦後世代のあほまろであっても、この日は特別な思いの記念日なんですよ。あほまろが浅草に越して来る10年前、千代田区一番町に住み、モモちゃんとハニーちゃんの散歩は北の丸公園から靖国神社、帰りは千鳥ヶ淵を通って帰っていました。千鳥ケ淵には、特定宗派の宗教性を帯びない戦没者墓苑が有り、この時期になると、仏教・神道・キリスト教等の各種団体の行事も行われ、行事が行われるたびに愛犬たちとお詣りをしていたのですよ。

 しかし、「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」、文字の上では「墓」となってはいるのですが、墓苑を管轄する千代田区としては、「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」を「墓地、埋葬等に関する法律」上の「墓」とは認めておらず、法的性格は遺骨の「倉庫」もしくは「保管庫」に過ぎないとされているのです。そのため、「天皇・朝廷・政府側の立場で命を捧げた」戦没者、英霊の施設は、お隣の「靖国神社」とされていることが、状況を複雑にしているのです。

 今日、終戦記念日には政府主催「全国戦没者追悼式」がすぐお隣の日本武道館で開かれています。この行事は宗教性を帯びないとはいえ、天皇・皇后両陛下をはじめ、麻生太郎首相や全国各地の遺族の代表が参列し、追悼と平和への祈りが行われるのです。

 戦後64年経っても戦没者の慰霊と靖国神社問題は解決せず、戦争責任者であるA級戦犯を合祀し続ける靖国神社に代わる新たな無宗教追悼施設の必要性を訴える戦没者の遺族の苦しい想い、理解できるような・・・。厚生労働省によると、『遺族の高齢化が進み、今回、政府主催の全国戦没者追悼式の参列者のうち、戦没者の親は昨年に続き3度目のゼロ。妻の参列が1%台にまで落ち込む一方、子どもが今年も3分の2に。参列遺族の中で戦後生まれが過去最多を更新するなど、遺族の世代交代が一層進んだ。』、と発表しています。遺族の世代交代を機に、日本政府としても何らかの対策をとらなければ、あの戦争で犠牲になった多くの人々の英霊だって「靖国神社」を否定され、国の行く末を憂いでいることでしょう。
 
 終戦記念日の夜明けは4時59分でした。これからも陽は昇り陽は沈み、規則正しい時を刻んではいるのですが、昇る位置と沈む位置が違うように、二度とあやまちを繰り返すことの無い平和な世界を約束するため、それがたとえ「靖国神社」であったとしても、過去を反省し、戦争犠牲者を悼むための場所。日本人として当然の行為と思っているのですけどね・・・。
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 朝はまだ雲が多いようですが、予報によると、これから気持ちの良い青空が広がりますが、気温は30度を超えないようですね。過ごしやすい一日になりそうです。
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 クレーンの位置が昨日と同じ、「東京スカイツリー」の工事もお盆休みですね。(EF70-200 F4L USM ISO400)
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『ジオラマで訪ねる荷風の世界』
 永井荷風生誕130年、没後50年企画 
 明治から昭和にかけて、多くの作品を残した文豪永井荷風は、江戸情緒を残す人情味豊かな東京・下町をことのほか愛した作家でした。

 今回の展示会では、永井荷風生誕130年、没後50年企画として、荷風ファンでもある造形作家山本高樹氏が、荷風の歩いた町「浅草・玉の井・銀座」をジオラマで再現し「荷風の世界」をご紹介します。この展示にあたり、新たに戦後の浅草六区の象徴でもあった「浅草ロック座」の外観を25分の1の模型で再現しました。当時のロック座の客席は200席、そのうちの50席と満員の観客と踊り子たちの姿も再現、また、踊り子たちと楽屋で談笑する荷風を始め、木戸番、裏方たちの様子も楽しめます。
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会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年7月14日(火)〜9月13日(日)
   入場無料
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800

『今朝の浅草』

 テレビのニュースで、小泉純一郎元首相、安倍晋三元首相、野田聖子消費者行政担当相が靖国神社を参拝する様子が写し出されています。
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 早く、みんなが同じ気持ちで犠牲になった英霊を参拝できるようになって欲しいですよね。
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 超党派の国会議員で構成する「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」も参拝するようですが、選挙前なので、ほとんどが秘書を代理として参拝させているようです。それで大義名分を果たしたと言えるのかな・・・。
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 日本の民俗的な信仰体系は「神道」なんだよな・・・。
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 古来から日本人は、仏教と神道の習慣と信仰を両立させているからこそ、日本文化が今に伝わっているのですよね。
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 外来の宗教である仏教と対になる日本固有の信仰が今も残っている。
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 そんな国って、他に類が無いですよね。あほまろだって、どちらも大切にしていますよ。当然、我が家にはどっちも祀られていますよ。お盆なので、と故ハニーちゃん、モモちゃんを迎えるために、二匹が大好きだったチキンと牛乳パンをお供えしてあげました。当然、神仏にもね。
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『今朝の宝蔵門』

 
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『今朝の本堂』 

 
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 いつもの時間。
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 まだ、誰も居ない時間に賽銭箱前でナナちゃんの写真を撮っているのです。
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 みなさんが集まって来るのは、開門の10分前くらいかな。
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 本堂の屋根瓦が撤去されたので、扉の開放が軽くなったそうです。
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 三界万霊位。
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 開門後の本堂を下から見たところです。
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 いつも写真を撮っているところで、ヒナちゃんとお逢いしました。
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『本堂から宝蔵門の大提灯』 
 
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『今朝の境内』

 
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 ハスの花はまだ残っています。
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 白ハス。
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 紅ハス。
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 五重塔ビューポイント。
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 母子地蔵(満州地蔵)さんは、終戦記念日なので、お花が供えられていましたよ。引き上げの苦しみ、ちばてつや先生の漫画でも描かれていますね。
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 今年の境内には、セミの数が多いのです。
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 アブラゼミとミンミンゼミが並んで鳴いていました。
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 セミの命、地中から出て僅か一週間なんですよね。
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 ご覧ください。この穴はみんなセミの幼虫が這い出して来た穴なのですよ。幼虫といっても、地中にその姿で5〜6年も過ごしているので、表現はおかしいかもね。
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『今朝の浅草神社』   
 
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 なんとなく屋根瓦が目に付いたもので撮っておきました。本殿に向かって右側と、
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 左側。
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『今朝の猫ちゃん』
 浅草神社のA猫ちゃん。
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 C黒猫ちゃん。
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 そろそろいつもの餌おじさんがやって来る時間だね。
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 ほら来た。このおじさんは、毎朝、猫用の缶詰を開けて配っているんですよ。贅沢な猫ちゃん。
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 浅草公会堂前の白猫ちゃんは、このビルの飼い猫のようですね。
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 絵描きの田中猫ちゃん。
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 どんどん色が載ってくると、全体が派手になりましたね。
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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記





今朝の写真
Canon EOS 5D Mark II
Canon EF17-40 F4L USM
Canon EF24-105 F4L IS USM
Canon EF70-200 F40L USM
現像 Adobe Photoshop Lightroom 2
撮影枚数516枚

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