『つくづくと』
　急激に暖かくなってきましたね。昨日は各地で２５度を超える夏日を記録、今日も晴れて昼間は暑いくらいの汗ばむ陽気となるようです。これからは快適な服装になことでしょう。しかし、夕方からは気温も下がり冷え込むところもあるようです。暖かいからといって、半袖だけではお出かけになれませんよ。季節の変わり目、体調管理には充分ご注意ください。なんてことあほまろは言えませんよね。鼻風邪なのか、花粉症なのかいつまでもくしゃみが止まらず、寝起きから頭痛を感じているのです。今朝のナナちゃんも雷門前でくしゃみ三回、ルル三錠でしたよ。

　モモちゃんが体調を崩して一月以上が経ちました。今朝も調子が悪いのか、ゲージの中で横になっています。調子が悪いので散歩に連れ出さなくなってしまったのが影響しているのか、ゲージの外に出しても歩きはよろよろですが、畳みの上ではまだ大丈夫なようですね。しかし、我が家の廊下と居間はフローリングなので、そこでは足が滑って立っていられないのです。元気な頃は廊下でも居間でも走り回っていたんですよ。可愛そうだけど、老化には廊下が辛いんだよね。

　人間はみな老いていきます。あほまろの父親は元気なうちのガンで介護の手を差し伸べるまでもなく突然逝ってしまいました。しかし、母親は８年間意識も無く寝たきりのまま北海道の病院で亡くなりました。日頃の世話は北海動に住んでいる妹に任せっぱなし。場所が離れていることで、時々お見舞いに行くだけで、恥ずかしながら介護してあげた経験はありません。妹のおかげで誰にも世話をされずに一人で寂しく逝かせなかったことだけが心の救いでした。人間はみな老いていきます。もし、あほまろが母親と同じ状況になってしまったら、子どもたちはいったい・・・。自分がそうだったように、やっぱり死んで行く者よりも、自分が生きることの方を優先してしまうのでしょうね。

　親は子どもよりも先に死を向かえる。これは当たり前のことで、もしそれが逆になったら親不孝とも言われてますよね。しかし、犬の一生は人間の５分の１〜７分の１。犬にとって飼い主は親も同然で、産まれたばかりの姿から、老いて天国に召されるまで看取ってあげなければいけないのです。親より先には、当たり前なんですよね。あほまろは老いのモモちゃん、病気で寝たきりのポーちゃん、二匹の愛犬に向き合い、愛とは、介護とは、死とは、前向きに取り組んでいかなければならないのです。

　テプコ浅草館で、江戸庶民の暮らしを再現「檜細工師三浦宏 匠の技」展が開催されております。詳細は、こちら。

　暖かい朝です。上着を着て出かけたのですが、ココまで歩いて来ただけで汗ばんでしまいましたよ。

　今朝の仲見世前は、日の出１５分後の５時半でした。

　

　伝法院の前庭です。

　今朝もピンクの絨毯ですが、色が寂しくなってしまいました。

　すっかり無くなってしまいましたね・・・。

　

　

　今年植樹された垂れ桜、花はまったく無くなってしまいました。

　鉄鋼の覆いが完成した浅草寺本堂です。これから白い幕が取り付けられるようです。

　開門を待つメイちゃん。

　６時ちょうど開門です。

　

　今朝は福島県から修学旅行の中学生が来てましたよ。

　







『本堂から宝蔵門』
　修学旅行は、こんな早朝から活動するんですね・・・。



『本堂から宝蔵門の大提灯』　
　

　久米平内堂のウメの木です。

　



　あんなに綺麗だったのに・・・。

　桜はいろいろな姿を短い期間で見せてくれる素敵な春の花。

　花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものは我が身なりけり。
（入道前太政大臣・にゅうどうさきのだじょうだいじん）
　風が吹き雪のように花が美しく降る　ではなく私はただただ年老い散ってゆくのだ・・・。

　つらぬきとめぬ玉ぞ散りける（文屋朝康）

　咲く桜 風にまかせて 散りゆくも 己の道ぞ 顧みはせじ。

　こちらも今年植樹された垂れ桜、少しだけ花が咲きました。

　弁天山の鐘楼前には、桃の花ですね。

　六角堂の垂れ桜もそろそろお終いですね。

　これから実が成ると葉が丸まって芋虫のようになるんですよ。鳥たちを騙して種を撒いてもらうために。

　「都」の桜ですね。

『今朝の浅草神社』　　　
　

　

　

　早く咲いた浅草神社の桜なので、どんどん散っていきます。

　もう実が膨らんできた枝もありましたよ。