モモちゃん笑っているようでしょ。女房に抱かれてエレベータで降りている時の写真です。久しぶりのお散歩、嬉しいのかな。
さて今日はいったいどんなお天気になるのでしょうね。朝6時の浅草、まだどんよりと曇っていましたが、予報では、これから昼間にかけて日差しが暖かく感じられ、お出かけ日和とか言ってます。本当に暖かくなってくれると良いのですが・・・。まだ、とっても寒い朝なんですけどね・・・。このところ、雨と晴れの日が一日おきに変わっています。とりあえず今日の雨は無さそうですが、明日はまた雨が降るようですが、それによって桜のつぼみも順調に膨ら続けているようです。桜にとって、この時期は成長を促すための雨も必要なようで、順調に膨らみ続けているようなので、不安点なお天気でも文句は言えないよね。
今朝はモモちゃんも途中まで一緒に散歩でした。表紙の写真の先を歩いているのがナナちゃんですよ。後ろから見ていると、女房はリードを強引に引っ張っているようですが、やはり辛いのか、途中で何度も立ち止まってしまうようですね。それでも、ナナちゃんが近づいてちょっかいを出すと、怒りながらもナナちゃんを追いかけるのです。まだ、気力だけは衰えていないようですね。きっと、ナナちゃんもそれを確かめたかったのかもね。まだ大丈夫、安心した態度でモモちゃんの歩きを後ろから見守っているのでした。
目も耳も犬の生命線である臭覚さえも失ってしまったモモちゃん17才ですが、長年歩き慣れた道の感覚だけは衰えていないようです。歩くのが辛い朝は抱っこをして歩くのですが、いつも伝法院通りと浅草公会堂の角に来ると自分で歩くと腕の中で暴れるのです。そこからそれまでの態度が嘘のように元気に歩いて我が家まで帰って来るのです。今は女房が散歩に連れて行くのですが、その態度は以前と変わらないようです。早く帰って休みたい、それともお食事かな、どっちにしても、モモちゃんにとって、自宅がいちばん落ち着く場所なのですよね。
老犬の介護は、排泄や食事の世話、それと掃除など、かなりのエネルギーを要します。それにも関わらずどんどん老いが深まって行くのです。そんな世話は女房の仕事ですが、時々疲れきってほっぽったままにされると、モモちゃんの不安も高まるのです。特に困るのは夜泣きをすることですね。いくら老犬とはいえ、常に可愛がっていることを示してあげないといけないのです。
我が家にやって来た時、ちっちゃくてあどけなくて、お顔の毛もまだ真っ黒だったモモちゃん。家族がみんながモモちゃんを抱っこしたくて取り合いましたよね。モモちゃんとのスタートの日は、今も忘れませんよ。それから10年の歳月が流れ、お互いに深い信頼関係も出来上がり、浅草での素敵な思い出もたくさん出来ましたよね。特に、あほまろは、モモちゃんのおかげで、この日記をも続けることが出来たのです。これからも時々散歩に連れ出してあげますよ。今朝の散歩を終えたモモちゃん、久しぶりにあほまろの書斎をうろうろ歩き回り、あほまろの足を見つけると擦り寄ってきます。これからはお互いあまり無理をせず、また、老犬だからといって甘やかさない心のゆとりを持って接してあげなければいけないのでしょう。大好きなモモちゃんと最後まで幸せな時を過ごしていたいですからね。
今日から10日まで浅草公会堂で、東京大空襲資料展が開催されています。 |