あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成20年3月12日(火) 旧暦2月5日赤口
- 春の気配 -
日記写真
『今朝の浅草』

 書斎で寝ているモモちゃんを起こしに行くと、我慢が出来なかったのか書斎で用を足してしまったようです。年なのでしかたが無いのですけど、普段我慢が出来なかった時にには、ちゃんとおしっこマットの上で用を足してくれているのですが、今朝はそれが間に合わなかったのか床を汚していたのです。そんな時のモモちゃん、あほまろと目線を合わせようとはしないのですよ。きっと、失敗を叱られるのが怖いのでしょうかね。あほまろは怒ったりしないですよ。
 用を済ませてしまったといっても、モモちゃんの体力維持のために朝の散歩は欠かせません。しかし、相変わらずモモちゃんは歩いてくれないので、家を出たところから抱っこしなければならないのです。これじゃ、モモちゃんの体力維持にはならないですよね。でも、重たいモモちゃんを抱っこしながら歩くって、あほまろにとって体力維持の運動、それでも良いのかな・・・。

 みなさんは、どんな状況で春を感じますか。日本で春の代名詞と言えばやっぱり桜でしょうね。今朝、アメリカから来られた学生さんから「日本の春の気配」を問われ、とっさに出た言葉が花粉症だったのです。花粉症には縁の無いあほまろがどうしてとっさにこんな言葉を口にしてしまったのでしょうね。確かに、この時期は花粉症にお悩みの方も多いでしょう。しかし、最近の花粉症と春と結びつけるのは風流じゃ無かったですよね。そもそも花粉症の原因は都市化によっていつまでも空中を漂い続ける花粉数が増えている状態に起因しているのですから。データによると、杉の木だらけの地域にお住いの方々よりも都会に住む方々の方がより多くの被害を被っているのですから。

 そんな「春の気配」とは、聴覚・嗅覚・触覚などや、過去の名残や影響などを含んだ感覚から感じるものなので、人によって感じ方はそれぞれでしょう。今朝、彼等が使っていた英語表現に「sign」「indication」とおっしゃってましたが、人間の五感により読み取る事を含んだ「感じる」という風流な意味合いからしたら、「sense」という動詞の方が適当なのじゃないかな。なんて、アメリカ人に偉そうな講釈をたれてしまったのですが、せっかく日本に来たのだから、日本人の「春の感じ方」を調べに来たUCLAで人類学(Anthropology)を専攻している方達だけあって、次々と飛び出す突飛な質問に朝っぱらから往生してしまいましたよ。あほまろには、そんなこと勉強していったい何の役にたつのかは解りませんけど、これから「春の気配」を感じるたびに、きっと今朝のことを思い出してしまうかも知れませんね。

 浅草寺本堂前には「春の観光祭」の桜茶屋が造られています。境内には桜の木は少ないのですが、これから隅田川周辺に桜が咲くと浅草を訪れる観光客が増えるので、観光案内所や休憩所として使われる建物なのです。雰囲気を盛り上げるために造花のソメイヨシノも植えられ、桜茶屋の周りだけがいつもでも「春の気配」を楽しませてくれるのです。

 伝法院のお庭に面した「鎮護堂」の管理人の住まいが取り壊されてしまいました。ここにお住いだった管理人さんは、以前、モモちゃんとそっくりな柴犬を飼っていたので、その頃は毎朝寄っていたのでしたが、目が見えなくなってからは体調を崩し、家の中で静養していることが多かったようです。いつの間にかお亡くなりになったそうです。あの懐かしい木造のお住いと小さなお庭、こうして無くなってしまうと妙に懐かしさが込み上げてくるのでした。

『今朝の雷門』

 杉花粉もそうですが、発情期を迎えたネコの鳴き声を聞くと春を感じますね。今朝も雷門前に盛の付いた猫の鳴き声が響いてました。そういえば、ワンちゃん仲間のおかあさん、スーパーの総菜売り場にタラの芽の天麩羅が並んでいたことで春を感じたなんていってましたよ。もう一人のおかあさんは、いつの間には床暖房の電源を入れなくなったことで春を感じたとも。そういえば、あほまろの居間にも床暖房が付いているのですけど、今まで入れたことなんて無かったよな・・・。こんなのに高いお金を出してしまったのって、かなり無駄遣いだったかもね。なんて、春を感じるよりも現実を感じてしまったあほまろでした。
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『今朝の宝蔵門』

 春の観光祭の奉納提灯を取り付ける枠が設置されました。ここに提灯が並ぶと雰囲気が一変するのですよ。前を歩いているのは、バビちゃんとココアちゃんです。
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『今朝の本堂』
 4月になると、本堂の開門が6時半から6時と、30分早まります。それに従ってワンちゃんたちの散歩も繰り上がる方々も多いようです。あほまろの散歩も早めるつもりですが、そうなったらレギュラーのワンちゃんたちに逢えなくなるのが困りますね。そろそろみなさんと時間の打合せをしておかなくっちゃ。
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『本堂から宝蔵門』 

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『本堂から宝蔵門の大提灯』

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『今朝の境内』

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 こちらが桜茶屋です。
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 宝蔵門の大ワラジ、完成したことが昨日の新聞に載ってましたね。それによると、

大わらじは、町内会の住民で組織する浅草寺奉納大草鞋(わらじ)製作実行委員会(松田正弘会長)が作った。長さ4.5メートル、幅1.5メートル、重さは片方だけで約500キロ。わら一本一本を巧みに生かし芸術の域にまで高めた。10月26日に奉納される。(山形新聞)
  それまでは、村山市役所に展示されているそうです。
写真00  梅の花びらが散るお地蔵さん広場。春の気配ですね。
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 久米平内堂の白梅の葉が付近に飛び散っているのです。
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 こちらは紅白の梅「おもいのまま」
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 そろそろピークが過ぎたかな。
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 これが完全に無くなると、ソメイヨシノの開花が始まるのです。
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 住宅部分の改築工事中の鎮護堂です。
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 鎮護堂から見える伝法院のお庭。桜が咲くと綺麗ですよ。
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『今朝の浅草神社』
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 浅草神社の桜の木。
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 蕾はまだ固いですね。
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『今朝の一写』

 本堂前で撮影が始まるようです。いったい何の撮影なのか解りませんけど、男性が数人衣装に着替えてました。遠くでこちいを見てるのは、ボブ君とランディ君ですね。この方々は人気役者なのかな・・・。
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『浅草な人』

 なごみちゃん。今朝の笑顔はとってもステキでしたよ。そろそろ暖かい春ですからね。
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『今朝のワンちゃん』

 いきなり年老いたモモちゃんから登場です。下に降ろしてもこの格好のまま絶対に歩かないのです。
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 バビちゃんは元気に歩いているのですけど、モモちゃんには関係無いようでした。これで、ナナちゃんが一緒なら意地でも歩くのですけどね。
写真00   チャコちゃんは早速とお詣りを済ませてお帰りです。
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 このワンちゃんは初顔ですね。まだ生後半年なので、ようやく外に連れ出せるようになったそうです。お名前はモモちゃんですよ。これからもよろしくね。
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 こちらはいつものココアちゃん。今朝は暖かいのでお洋服来てませんね。それも春の気配なのかな。
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 はい、ポーズ。なんとなくお顔がおとうさんに似てきたような・・・。気のせいかな。
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 こちらも新顔だったかな・・・。クッキーちゃんと聞くと以前もお逢いしたような。
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 みんなで春を感じる幸せな朝、龍ちゃんも同じことを思っているのでしょうね。
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 クッキーちゃんは集まったみんなに愛想良しでしたよ。
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 まだ早いですね・・・。おかあさんが桜の蕾で風流してるというのに、ランディ君が急かせてましたよ。
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 ロッタちゃん、今朝は毛糸の洋服ですね。おとうさんよりも多くの服を持っているとか、ココアちゃんと一緒ですね。
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 ボブちゃん。放し飼いのボクちゃんに増えられて震えてましたよ。
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 境内で放し飼いはいけませんよね。何度も注意しているのですけど・・・。
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 チコちゃんです。いつものような影を撮ろうと思ったのですけど、あまり日差しは強くないようでした。
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 はい、おはよう。チコちゃん、なんとなく雰囲気がナナちゃんに似てますね。
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 チョロちゃんが手形広場を歩いています。今年は、緒形 拳・小林 幸子・安田 祥子と由紀 さおり姉妹の手形が増えたのですよ。3月22日浅草芸能大賞授賞式と同時に手形顕彰が行われます。
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 ポッキーちゃんのおかあさんはお孫さんも連れてお散歩ですよ。
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 精悍な顔のポッキーちゃん。
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 お孫さんが興味深く見つめているワンちゃんはケン君ですよ。
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『今朝の街並み』
 田中画伯の暫。昨日から進んでませんね。
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 前田食堂さんの藤娘も変化無し。
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 おや、早川さんの勧進帳を先に完成させるつもりなのかな。
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 この通りのシャッター総てに絵が入るそうでうよ。完成が楽しみですね。
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 伝法院通り東側の工事もほぼ終わりました。これから道の両側に並んだポールに旧宝蔵門の鬼瓦が取り付けられるそうです。
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 花やしき通りは道路の舗装で完成。完成祝賀会は3月26日に開催されます。あほまろのところにも招待状が届いてましたよ。
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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF28-300mm F3.5-6.3 Di VC
Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
撮影枚数200枚
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