あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成20年1月20日(日) 旧暦12月13日赤口
- 消防団 -
日記写真
『今朝の浅草』

 文句をいってもしかたがないのですけど、寒いですね・・・。こんな朝は指がかじかんでカメラを操作することもままならないのです。指の感覚が麻痺しているので、シャッターを押したかどっかの手応えも無くなってしまうのですよ。おかげで、今朝も写真もこれぞと思った瞬間を逃しっぱなしでした。特に、ワンちゃんたちはじ〜っとしていてはくれないですからね。

 昨日の1月19日は、日付の語呂合わせ「119」から、全国消防機器販売業協会が「家庭消火器点検の日」に制定した記念日のようです。それと何か関係があるのか、今朝の浅草寺境内には消防団員の方が何かの調査をしていました。長いメジャで境内の一角を測ってましたよ。いったい何をさせるのでしょう。消防団といえば、今月15日には雷門前にテントを張って街頭で団員募集を呼び掛ける全国初のキャンペーンを実施していましたね。現在、23区内の消防団では定員1万6000人に対して2000人近く少ない1万4194人で、平均年齢も全国平均に比べ10歳も高いそうです。そんな消防団、もっと若者の気を引く何かイベントでも催そうとしているのでしょうかね。

 東京には、消防のようで消防で無い連中で組織されている「江戸消防記念会」の組織があります。「火事と喧嘩は江戸の華」「またその華は町火消」などと言われた江戸時代には、若者たちは火消し装束に憧れ、「与力・相撲に火消の頭」が「江戸の三男」と言われて大人気だったとか。その「江戸の華」「華」の部分だけを今に伝えるために組織されたのが「江戸消防記念会」で、江戸町火消に倣った旧6地区と、昭和23年以降に加入した5地区の計11地区に地域割りし、これを「区」と呼び、その下に「組」を設け、これを番組と称しており、その総数は87組。正会員の組頭・副組頭・小頭と準会員の筒先・纒持ち・梯子持ち・若衆等を併せて約800名が「義理と人情と痩せ我慢」を信条として結束しているのです。

 が・・・、現在では火消しじゃ無いのです。あほまろの知り合いも鳶頭、近所で火災が発生した時刺し子を来て水をかぶり、勇んで現場に駆けつけたのですが、消防団員に制止され規制線から中に入れなかったと嘆いてましたよ。でもね、団員が足りなくて躍起になって募集しているのですから、この際、「義理と人情と痩せ我慢」の約800名も正式な消防団員として登録してあげたら良いのではないのでしょうか。火事場で勇壮に纏いを降る姿に感動した若者たち、きっと入団を希望する者も現れることでしょう。闇雲にパンフレットを配って訴えるよりも効果は絶大じゃ、ないかな・・・。

『今朝の雷門』

 社寺仏閣や武家屋敷の門にはそれなりの格付けがあるそうですね。たとえば、東大の加賀前田家の御守殿門(赤門)は、100万石の大名だったことで造ることが許されたと伝えられています。

 社寺仏閣では、東京都内最古の建築物にして東日本最大級を誇っている芝の増上寺の「三解脱門(三門)」ですね。これも徳川将軍15代のうち、6人の将軍様が葬られていることで、超弩級な門が許されたのでしょう。良くこの門のことを「大門(だいもん)」と勘違いをしている方も見受けられますが、「大門(だいもん)」は、その前に立つ表門のことで、現在は鉄筋コンクリートで近代的な姿で立っているのです。

 かつてここ浅草吉原の廓の入口にも「大門」 が存在していました。現在は門は無くその名称だけが地名となって残っているだけなのですが、こちらの名称は「大門(おおもん)」、将軍様の菩提寺の門と同じ名称じゃ恐れ多いと、あえて名称を変えて呼称されるようになったのでした。
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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の本堂』

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『本堂から宝蔵門』
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『本堂から宝蔵門の大提灯』
 ボビちゃんのおばあちゃんが帰ってきますね。毎朝、境内から雷門まで行って戻ってくるのですよ。
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『今朝の境内』

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 まだ咲くには早い「おもいのまま」です。
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『今朝の浅草神社』 
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『今朝の一写』
 日曜日なので、訪れる人も多くなります。でも、よく見るとほとんどが地元の方々ですね。毎朝、ラジオ体操で集まっているみなさん、体操を終えるとウォーキングで浅草寺にやって来るのですよ。
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『浅草な人』
 観音裏広場でもメジャーで何かを計っている消防団のみなさんです。足首に巻かれた蛍光色の帯が目立ってましたよ。これも現代の「江戸の華」ってか。
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『今朝のワンちゃん』
 寒いね・・・、歩くのを嫌がるモモちゃんを余所に、元気いっぱいのナナちゃんです。若いって良いですね・・・。
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 ボクちゃんも身体は大きいけど、まだ子供なので、元気元気!
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 ココアちゃんだっていつも元気だよね。
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 今朝は誰も居ませんね。ココアちゃんのおとうさんと、そんな話しをしているところにレンゲちゃんがやって来ました。
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 ココアちゃんもご挨拶できるのかな?
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 ゴンタ君も来ましたよ。ご覧下さい、モモちゃんはいつもこんなに濃厚なご挨拶するのですよ。
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 おとうさんがゴンタ君を可愛がっても、ココアちゃんは焼き餅焼かないのかな。
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 ボビちゃんとおばあちゃん。最近は寒くなったので、散歩を休まれる朝も多いとか。
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 久しぶりにモモちゃんともご挨拶ですね。
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 このワンちゃんは始めてお逢いしますね。
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 哲学の哲で、哲之助君なんですって。どうりで雰囲気は思想家のような・・・。
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 こちらも始めてお逢いするワンちゃん、ベジュ君です。
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 メグちゃんもやって来ました。
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 遊んで欲しいとこんな格好で挑発するランディ君です。
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 変な格好するなよな。
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 本堂上からいつもの大提灯を撮っていると、ココアちゃんが帰って行きましたよ。 また明日ね・・・。
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『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
 江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、 また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより 廃業する銭湯の数は少なくありません。
 今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。 
  展示内容
 ・江戸時代の「湯屋」の模型展示
 ・現代の銭湯の模型展示
 ・台東区内「銭湯めぐり」写真展
 ・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
  開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
  ※休館日を除く

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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250mm F3.5-6.3
Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
撮影枚数144枚
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