あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成20年1月19日(土) 旧暦12月12日大安
- 霜柱 -
日記写真
『今朝の浅草』

 冷え込みがますます激しくなってきましたね。いつもの用足し場一面に「霜柱」が立っていました。モモちゃんは珍しいのか、用を足すのも忘れて「霜柱」をギュウギュウと踏みつけて遊んでましたよ。あほまろもギュウギュウ、モモちゃんもギュウギュウ、寒さも忘れてお互いに競うかのように総てのギュウギュウを踏みつけて遊びましたよ。おかげで、境内に入る時間が遅くなってしまって、いつものワンちゃんたちの多くが帰ってしまったようでした。

 この「霜柱」「霜」の字が付いてはいますが、全くの別物で地中の水が凍ってそれが生長して出来ているのです。特に、雨が降って地中に水分が多く含まれた朝には、大地からニョキニョキ長くなって生えてくるのです。でも、どれもてっぺんに土の粒を乗せているので傍目では下に氷の柱が有るとは思えませんね。まるで、氷の芸術品のような「霜柱」、これも冬の風物詩なのでしょう。
 でも、花の苗を植えておくと苗ごと押し出してしまうので園芸農家の方々にとってはとっても迷惑な芸術品でもあるようですけど、あほまろとモモちゃんは「霜柱」が大好きなんです。
 見付けるとギュウギュウ、みんなギュウギュウ、全部ギュウギュウ。「霜柱」ギュウギュウ。
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 古来から「霜柱」が立つ日はお天気が良いといわれますね。霜柱が最もよく立ちやすいのは、夜間を通して快晴で冷え込みの強い日です。これは、大陸の高気圧に日本がおおわれている時で、このような時には低気圧が日本付近を通ることがないので天気が良くなると見てよいそうです。科学の発達していなかった頃にも、「霜柱」で天気を予想していたなんて、人間の観察力って凄いですよね。

『今朝の雷門』

 「東京マラソン」まで一月を切ってしまいましたね。昨年は土砂降りの雨に見舞われてしまいましたが、お天気の月間予報では2月17日は晴れるようです。でも、信用には値しないようですけどね。
 昨年の「東京マラソン」、あほまろはここ雷門前で並木通りを雷門に向かって走って来る選手を傘を差しながら撮っていました。特に印象的だったのは、有森裕子さんが走りながら雷門に手を合わせてお詣りをしていたことです。その様子を正面から望遠でバッチリ撮った写真、スポーツ誌にも提供してあげたので、今年のパンフレットにも使われてますね。
 さて、今年はいったいどんな写真が撮れるのやら。それよりも雨だけは降らないで欲しいですよね・・・。
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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の本堂』

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『本堂から宝蔵門』
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『本堂から宝蔵門の大提灯』
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『今朝の境内』
 寒い境内、今朝は霜柱と戯れていたおかげでここに入るのがちょっと遅れてしまいましたよ。
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 淡島堂の白梅です。ようやく蕾が柔らかくなってきたようです。
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 こちらは「おもいのまま」、いったいどんな色の花を付けてくれるのでしょう。
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『今朝の浅草神社』 
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 絵馬掛けに千羽鶴が掛けられていました。いったいどんな願いを込めて吊されたのでしょう。そう、鶴はどうして「つる」と名付けられたのかご存じですか。つ〜と来て、る〜と止まったからだそうです。いや〜落語もためになるものですね。
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『今朝の一写』
 歩いているだけでも寒いっていうのに、自転車で風を切って走るのって、とっても寒いですよね。そう、今度、自転車にも道路交通法が適用されるようです。片手運転、走りながらの携帯電話利用、また、アイポットも走りながら聞いちゃダメなんですってね。
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『浅草な人』
 こんな寒い朝だってのに、龍ちゃんはお散歩をするのですね。自分で歩けるようになったので、嬉しくてたまらないんだよね。
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『今朝のワンちゃん』
 ココアちゃんのお父さんは、昨夜まで行われていた温座秘法陀羅尼会で、4時間交代でお経を唱えていたそうです。お坊さんってとっても大変な職業なのですね。
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 私には、そんなの関係ない。いつもマイペースなココアちゃん。今朝は珍しくモモちゃんの方から近づいて行きましたよ。
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 今朝の龍ちゃんはココアちゃんと遊びたく無いようですね。
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 ぬいぐるみのようなゴンタ君です。
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 いつもモモちゃんとご挨拶してくれるのですよね。 かわいいね。
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 おや、こんな所でリリーちゃんにお会いするのって始めてですね。
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 明日、おとうさんが退院だそうです。おとうさんが帰って来たら、また、みんなと遊びましょうね。今朝も、いつものラジオ体操の方々が寂しがってましたよ。
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 アレックス君ですよね?とっても久しぶりだよね。元気そうでなによりです。
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『今朝の街並』
 工事中の花やしき通りです。
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 同じ軒先が連なるのも良いけど、何か下町の個性が無くなってしまうようで悲しいかもね。
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 ま、ここはイベント通りとしては良いのかも。
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『温座秘法陀羅尼会・亡者送り』
 毎年1月12日午前6時から18日午後6時まで、昼夜不断に勤修される密教の大法「温座秘法陀羅尼会(おんざひほうだらにえ)」の結願日は亡者送りが行われるのです。
 この、難しい漢字は読んで字のことく、一座の修法が終われば、すぐ次の僧が交替に登壇修法し7日間に168座の観音法を修するために、台座が冷える暇が無いってことを表しているそうです。また、「陀羅尼」とは種々の善法を集めて退散させない呪文を意味する仏教用語です。
 「温座秘法陀羅尼会(おんざひほうだらにえ)」法要は、今年一年間の天下泰平と五穀豊穣、玉体安穏、万民豊楽を祈もので「亡者送り」の結願法要では、赤白の鬼が松明を地面に叩きつけ、その燃えかすを拾うことで邪気が払われると信じられているのです。
 
 浅草寺最大の行事 浅草の行事といわれているのです、世間にはあまり知られていないのか、見物客も100名程だったのが寂しい限りですね。

 午後5時55分、「温座秘法陀羅尼会」の終了と同時に、本堂の照明が一斉に消灯され、陀羅尼門から松明を掲げた二体の鬼が飛び出してきました。
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 階段上で松明を合わせる鬼たち。さあ、これから亡者送りの始まりです。
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 一気に階段を駆け下り、大香炉に向かいます。
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 大香炉の周りを松明を地面に打ち付けながら三周。
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 そして宝蔵門へ。鬼の落としていった松明の燃えかすを持ち帰り供えれば、一年間の火除けお守りになるのです。
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 宝蔵門内も大きく三周、とっても迫力ありましたよ。
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 このように松明を地面に叩き付けるのです。今朝の表紙の写真の墨は、その跡ですよ。
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 人が少ないので側まで近づくことが出来るのですけど、これがもっと大勢の人が訪れることになったら、ここまでは近寄れないでしょうね。
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 大声を出して松明を叩き付ける鬼、かなり疲れてましたよ。
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 そして松明の燃えかすを納めて終了。
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 毎年、赤鬼はお坊さんで、白鬼は仲見世町会の若者が選ばれるのです。今年は、「文扇堂」の良太君でした。お疲れさま。
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『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
 江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、 また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより 廃業する銭湯の数は少なくありません。
 今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。 
  展示内容
 ・江戸時代の「湯屋」の模型展示
 ・現代の銭湯の模型展示
 ・台東区内「銭湯めぐり」写真展
 ・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
  開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
  ※休館日を除く

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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250mm F3.5-6.3
Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
撮影枚数120枚
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