『今朝の浅草』
観音縁日の今朝は晴天になりましたが、寒さは一段と厳しいようです。でも、近頃のモモちゃんはとっても元気が良いのです。寒いので歩きが鈍くなっているあほまろを引っ張るかのように率先して歩いているのです。いったいモモちゃんの心境はどうなっているのでしょうね。ま、元気が無いよりもマシでしょうが、あまりにはしゃぎすぎるモモちゃんを見て、近所の方が、“うちのワンちゃんも15才で死ぬ間際になって急に元気になったんですよ”、なんて悲しいことを言ってました。まさか、モモちゃんも最後の力を振り絞っているなんて思いたくは無いですよね。まだまだ元気に歩いてもらわなくっちゃね。
我が家のマンションに入っている八百屋のお爺ちゃんが他界されました。毎朝モモちゃんと出かける時に声をかけてくれていた元気なお爺ちゃんでしたが、今年の夏頃から姿を見かけなくなってしまったので心配していたのです。享年91才といえば大往生ですね。今日がお葬式ですが、あほまろはイベントの仕事が入っているので、変わりに女房が参列させていただきます。今も元気な声が聞こえてくるようなお爺ちゃん、ご冥福をお祈り申し上げます。
本日午後から、テプコ浅草館で開催中の「下町と銭湯の物語」展のスペシャルイベントが開催されます。銭湯背景画絵師の中島盛夫さんが本物のペンキ絵描きを実演してくれるのです。実際のお風呂屋さんのペンキ絵は営業に支障が無いようにと、お湯を張る前に仕上げなくちゃいけなく、速攻仕上げが要求されるお仕事なのです。あほまろは、中島さんのお仕事を何度か拝見したことがありましたが、いつもおよそ1時間ほどで完璧に仕上げてしまうのですが、今回は、銭湯研究家の町田氏の解説を交えながらの公開製作ということで、休憩を挟んでおよそ2時間で仕上げる予定になっているのです。こんなチャンスは滅多に無いこと、お時間の許せる方は、ぜひテプコ浅草館にお越し下さい。
会場には、江戸期の「湯屋」の模型を始め、現代の銭湯模型や、台東区内で営業中の銭湯の紹介、庶民に親しまれている家庭薬の数々と、懐かしのホーロー看板等々が展示されております。入場は無料ですよ。
また、本日は浅草寺境内において、山形県村山市の観光物産展も開催されております。展示会に協賛して、村山市の伝統舞踊も披露されますので、風呂絵を堪能された後、浅草寺境内も見逃せませんよ。あほまろはどっちも取材しなければいけないので、今日の観音縁日は忙しい日になりそうですね。とはいっても、観音様とは全く関係の無いイベントなのですが・・・。
こんなイベントが浅草で開催されるのも、みんな観音様の御利益に他ならないのです。昨日、「国際浅草学」の発足式がありました。
『今朝の雷門』
明治大学と台東区の確立に関する協定によると、「国際浅草学」の主旨は、「浅草は国際観光地として広く世界に知られていますが、本格的な国際共同研究の枠組みで論じられたことは今までありませんでした。今までにも浅草に関する優れた個別研究は存在しましたが、このたび、台東区と明治大学で「国際浅草学プロジェクト」を設立することによって、あらためて浅草が国際的な学問と研究の優れた対象であることを内外に明示し、浅草に関する学術面での発信の拠点としていきます」。
この学問が確立することによって、世界中の歴史風俗学者たちが、浅草を見る目も変わってくるかも知れませんね。なんたって、江戸東京を語るには、浅草は無くてはならない場所なのです。昨日の設立記念シンポジュームの詳細がまとまり次第、このホームページでも紹介いたしますね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
観音縁日なので、提灯が出されています。モモちゃんと提灯を一緒に撮ってあげようとしても、絶対にお座りをしなかったモモちゃんです。観音様に失礼と思ったのかな。
「菊花展」の会場が一転して山形県村山市の物産展の会場に造り替えられました。昨日の午後から設置作業が行われていたのです。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
『今朝の一写』
今朝も「浅草ふくまる旅館」の撮影が行われていました。女子学生が超デカイ声でおしゃべりをしながら歩く姿を撮ってましたよ。いったいどんな内容になるのかな。
『浅草な人』
今朝の「浅草な人」は、村山観光物産展の会場を警備するガードマンです。イベントのたびに徹夜の勤務も、みんな浅草を訪れる方々へのサービスなのですよ。なんたって、浅草は学問になったんですからね。
『今朝のワンちゃん』
最初に出会ったのは、リリーちゃんでしたよ。いつもペコちゃんのように舌を出して歩いている可愛いワンちゃんなんです。でも、モモちゃんを怖がって近づいてくれないのが残念ですけどね。
シェットランドのモモちゃんですよ。
精悍なお顔がステキですね。
同じモモちゃんでも、雰囲気の違うモモちゃん。同じ名前なので何かが通じ合うのか、仲良くご挨拶してました。
たまには、ナナちゃんも撮ってよ。女房も走ってきました。たまにはといっても、この寒さで、いつも家の周りだけで済ませているからでしょ。ナナちゃんは若いんだからもっともっと歩きたいんだよね。
おや、後ろから来たのは・・・。
テンちゃんですね。お久しぶりです。
じ〜っとモモちゃんと睨めっこ、様子を伺っているのかな・・・。
でもすぐに仲良くなったようですね。鼻をくっつけてのご挨拶も出来ましたよ。
えっ、この大ワラジは山形から来ているの。ボビちゃんのおばあちゃん驚いて見上げています。毎日眺めていても知らなかったんですって。そうですよ、そのご縁で境内にて村山展が開催できるのですから。
モナカちゃん〜!なかなかモモちゃんに気付いてくれなかったんです。いつもと違う雰囲気の境内が気になっていたのでしょうね。
え〜と、お名前を忘れました。
メグちゃんとモモちゃんは何故かお互いに避けて通るのです。ワンちゃんだって、好みってのがあるんでしょうね。
ボブちゃんのおかあさん、今朝は携帯電話でボブちゃんの写真を撮りながら歩いてきましたよ。
はい、ちゃんんとお座りをして写してもらいましょうね。
でも、あほまろはこんなボブちゃんの姿が好きなんですけどね。まるでぬいぐるみのようですね。
ペコちゃんもやって来ました。ペコちゃんとはこの後、六区でもお逢いしましたよ。
ふくまる旅館の撮影現場でお逢いしたのはマロン君です。撮影のため通行止めにされてしまったんですよね。
チョビ君も通行止めに会ってしまったのかな。
モモちゃんに興味を示して近づいて来るのですが、モモちゃんは嫌がって逃げてましたよ。まったく好き嫌いの激しいモモちゃんなんだから・・・。年寄りなので小さなワンちゃんが煩わしのでしょうね。
『国際浅草学プロジェクト』
昨日発足式を行った「国際浅草学」の様子です。この学問の主幹は、明治大学の井戸田総一郎教授。彼は、浅草に生まれ育った方で、かつての浅草興行で有名だった根岸興行の親類なのだそうです。子供の頃は、いつも浅草の舞台の裏側から浅草に集まる人々を見ていたことから興味を持ち、長年の懸案だった学問化にこぎ着けたと述べておりました。
発足式には、6名の先生方が参加され、浅草学の今後を熱く語っていました。
参加された先生たちです。
左から、カンザス大学のイレイン・ジェールベル氏、ロンドン大学のアンガス・ロキヤ氏、カ・フォスカリ大学のローザ・カロリー氏、ミュンヘン大学のエーヴェリン・シュルツ氏、ライデン大学のマルガリータ・ウインケル氏、ウィーン大学のセップ・リンハルト氏です。
会場となった台東区民会館には200名を超える方と、マスコミ各社も新しい試みを期待して参加されました。「国際浅草学」プロジェクト、あほまろも庶民文化の観点から参加するつもりでおります。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
いよいよオープンしました。
今回のあほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
「スペシャルイベント」
庶民文化研究家町田忍氏の銭湯トーク&中島盛夫氏による銭湯のペンキ絵ライブイベント
イベント開催日時 2007年11月18日(日)13時〜15時
イベント会場 テプコ浅草館駐車場時
※展示内容・期間等が変更になる場合がありますので、ご了承下さい。
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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