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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年11月17日(土) 旧暦10月8日大安

- 同行二人 -

日記写真


『今朝の浅草』
 寒いよ〜。マジ寒い朝になりました。手がかじかんでしまう感覚はまるで冬ですね。おかげで、シャッタを押す指の感覚も麻痺してしまいましたよ。寒がるあほまろとは裏腹に、今朝のモモちゃんはとっても元気なのです。きっと、首筋に出来たシコリを取り去ってもらったからなのかな。
 昨日の日記でモモちゃんの腫瘍がガンで無かったことをお知らせしたことで、今朝は日記を読んでくれているみなさんが喜んでくれました。“良かったねモモちゃん”と声をかけられると、それに応えるかのように、人見知りの激しいモモちゃんは、今まで見たことも無い態度で余所の方にすり寄っていくのです。人間の言葉を理解できない犬であっても、みんなが心配してくれたことに感謝しているかのようでした。

 今朝の寒い境内、終末というのに人影が無く、いつものワンちゃんたちも居ないようです。きっと、みなさんこの寒さで出かけるのを躊躇しているのかも知れません。そんな寒さの中でも、もちろん散歩をするワンちゃんもいますよ。いつも可愛いお洋服を着せてもらって散歩をしているココアちゃんのおとうさんも、昨日は寝坊して散歩の時間が遅くなって逢えなかったので、モモちゃんの容態が悪くて散歩に来られないのかと心配していたそうです。でも、帰ってから日記を見て安心してくれました。愛犬家は、たとえ他人のワンちゃんでも、毎日親しくしていると、人ごとで無くなってしまうんですよね。

 先月末に無くなったミニーちゃんのおばあちゃん、元気に遊んでいるワンちゃんたちを眺めながら一人で観音様を詣でています。幸せそうな我々を避けるかのように離れた所からご挨拶、亡くなってまだ一月も経っていない悲しさ、とっても理解できますね。でもね、仏様はいつも心の中に宿ってくれているのです、お遍路さんの「同行二人」はいつも弘法大師様と一緒の意味と同じく、亡くなったミニーちゃんの姿は見えなくなってしまったも、いつもおばあちゃんと「同行二人」、いつも一緒に、おばあちゃんの健康をお祈りしているのですよ。そして、あの世でまた再開を喜ぶことでしょう。ワンちゃんも人間も、いつかは仏様になってしまうのですからね。

 明日は、浅草寺の宝蔵門に大ワラジを奉納している山形県村上市の物産市が開催されます。10年ごとに新しい大わらじを奉納し続けており、次回の取り替えは来年です。村上市では、そのために特別な田んぼを用意して、人力で収穫され、のべ800人の方々が約1ヶ月かかって作るのです。

 「停電になったら、ご飯が食べられない」、そんな時代でしか暮らした事が無い世代の方々も多くなった現在、田植えも収穫も手から機械になって農家の方々を重労働から解放してくれた機械化の恩恵は評価してもしきれないほどです。しかし、機械化の基本となった手作業の技術を、次の世代に引き継ぐ必要も重要なことなのです。手作業は、単にノスタルジアとして切り捨てることは出来ないのです。過去、日本の農業は手作業による労働を基に、農村文化が培われてきたわけで、その継承は大いに意味のあることなのです。
 そのため、手作業の技術を後世に伝える意味もあって、浅草寺に供える稲作だけでもと、地域のみんなが協力して農業技術の継承を図っているのですよ。


 そんな縁もあって、毎年この時期に境内を借りて物産市と地元の踊り「徳内ばやし」も披露されるのです。寒さが厳しくなって来ましたが、明日は若者たちの熱気で暖まりましょう。

 徳内ばやしの披露予定時間は、
 第1回 10時30分
 第2回 11時30分
 第3回 12時30分
 第四回 3時30分
 第5回 14時30分

 
 観光物産市では、新米・銘酒などの販売・いも煮・玉こんにゃくなどの販売・試食が行われます。みんさんも明日は是非、浅草寺にいらっしゃいませんか。

 勇壮な徳内ばやしをご覧になった後は、現在テプコ浅草で開催中の「心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語」にもお立ち寄りください。
 明日は、
スペシャルイベント「庶民文化研究家町田忍氏の銭湯トーク&中島盛夫氏による銭湯のペンキ絵ライブイベント」が開催されます。本物のお風呂屋さんい描かれているペンキ絵をみなさまの目の前で中島盛夫氏が一気に書き上げてしまうイベントです。こんなの滅多に見ることはできませんよ。

 イベント開催 13時〜15時
 イベント会場 テプコ浅草館駐車場時


 お待ちしております。


『今朝の雷門』
 柴犬の名前のルーツは、「その色が刈り取った芝に似ているから」、「小さいものを意味するシバに後から柴の文字をあてた」等、諸説があります。柴犬の性格は、日本犬の代表的な「自立性」「飼い主への忠誠心」を持ち合わせた洋犬にはない独特の持ち味がとても魅力的で、アメリカをはじめとする海外でも人気があるのです。

 今朝、仲見世でお逢いしたアメリカ人の若者3人のうちの2人が柴犬を飼っているそうです。アメリカでも、柴犬の名前を日本名にする人も多いようで、彼等の柴犬も「ムサシ」「ヨーコ」でしたよ。もう一人も、今は飼っていないけど、飼うとしたらやっぱり柴犬だね、名前は「モモ」にしょうかな。なんていってましした。でも、アメリカ人が発音すると、「モーモー」って聞こえてしまいます。それじゃ、日本では牛だよね。
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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の本堂』
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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

 寒さで手がかじかんでしまって、いつもの光景も手振れしてしまいましたよ。
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『今朝の二天門』 
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『今朝の境内』
 
菊花展も終わって、展示場を片づけられています。
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 まだ残っているとことは今日中に取り払われてしまうのでしょうね。既に「浅草ふくまる旅館」は撤去されていました。
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 長い間楽しませてくれた「大懸崖」「菊人形」を運び出す車が入ってきました。また来年もお逢いしましょうね。
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『今朝の浅草神社』 
 浅草神社です。
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『今朝の一写』
 土日はJRAの場外馬券売り場が開きます。集まる人たちの誘導警備にあたるガードマンが朝礼を終え、各々の持ち場に付くようですね。聞くところによると、ここを警備するガードマンは、10名編成で6チームもいるのですって。気になって数を数えてみたら、この編成9名しかいませんよ。きっと、この寒さで風邪でもひいて欠勤してしまったのかな・・・。それともずる休みかな・・・。なんてくだらないこと考えるの、あほまろの楽しみだったりして。
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『浅草な人』
 今朝の「浅草な人」は、竜ちゃん。漢字が解らなかったもので、いつもリュウちゃんって書いてましたが、やっぱし金竜山の竜だったんだね。よちよと歩きの竜ちゃんに近寄って遊ぼうよと、ココアちゃんとモモちゃん、ちょっと怖がってまたかな。子供もこの頃が一番可愛いんだよね。
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『今朝のワンちゃん』
 ランディ君のリードは皮製なので、こんな日はとっても冷たいそうですよ。
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 ようやく、モモちゃんとも仲良くなってくれたランディ君です。以前は、喜んで飛びかかって来るのが嫌で、ランディ君の側には近寄らなかったのです。
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  お久しぶりですね。ヨークシャテリアの小太郎君です。
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 まだ4ヶ月ですが、ちゃんとお座りもするようになったんですね。こんな姿を見ていると、かってのハニーちゃんを思い出してしまいましたよ。
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 こちらもランディ君です。遠くを歩いていたのでご挨拶出来なくて失礼しました。
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 この日記もこのところ、モモちゃんとココアちゃんの日記のようになってしまいましたね。
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 人が大好きなので、とても甘えん坊なわんちゃんなのです。
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 いつもリードも無く、一匹で境内を走り回っているワンちゃんはボクちゃんというお名前だったんですね。
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 遠くに、大きなラブラドールを二匹も連れている方を見付けました。このワンちゃんは境内には来ていないので始めてかな・・・。
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『復活ロッキン新天地』
 昨夜、浅草クラウドで、約一年間休止していた浅草ジンタの『ロッキン新天地vol.18!!ロッキン新天地復活祭!!!』が開催されました。
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 メンバーの一部が入れ替わった新体制のジンタ、写真の整理がつき次第公開します。
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『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』

 江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、 また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより 廃業する銭湯の数は少なくありません。
 今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。

  いよいよオープンしました。
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 今回のあほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
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  展示内容
 ・江戸時代の「湯屋」の模型展示
 ・現代の銭湯の模型展示
 ・台東区内「銭湯めぐり」写真展
 ・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
  開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
  ※休館日を除く

 「スペシャルイベント」
 庶民文化研究家町田忍氏の銭湯トーク&中島盛夫氏による銭湯のペンキ絵ライブイベント
 イベント開催日時 2007年11月18日(日)13時〜15時
 イベント会場 テプコ浅草館駐車場時
 ※展示内容・期間等が変更になる場合がありますので、ご了承下さい。
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 今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。


今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数93枚
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