『今朝の浅草』
寒さが戻ってしまいました。今朝は吐く息がタバコのように真っ白、体感的にはこの秋一番の冷え込みのように感じる朝です。この寒さ、モモちゃんもすっかり慣れてしまったようで、最近は文句も言わずに歩いてますよ。寒さよりも早く用を足したいとの気持の方が強いのでしょうかね。
何物にも抗うことなく、ただ流される浮草の如き生活をおくっているあほまろの唯一の生き甲斐は、毎朝のモモちゃんとの散歩と、境内にやって来る方々との触れあいによって充実しているのです。これがもし、モモちゃんが居なくなってしまったら・・・。
モモちゃんの首筋のシコリに気付いたのは、先月の末頃でした。固く細長いものが少しずつ大きくなっているようです。触っても全く痛がらないのですが、犬の病気に詳しい方が、リンパ腺のガンのようだとおっしゃたのですが、なんとなく怖くて病院に連れていけないのです。15才を過ぎたモモちゃんなので、検査にも絶えられないでしょうし、ましてや手術なんて無理ですよね。
モモちゃんと同じ年で、今年の4月に他界したヨークシャテリアのハニーちゃんは乳ガンで亡くなったのです。それも、シコリを見付けて病院に連れて行ったのですが、先生は早めに取り去らなければ3ヶ月もたないと言われたのでした。しかし、僅か2キロの体重の老犬、家族会議の結果、手術をせずに天命を全うさせてあげようとなったのでしたが、先生の診断を裏切るかのように、それから2年近くも元気に生きてくれたのです。苦しんだのは、亡くなり前の一月足らずでした。
今回のモモちゃんのシコリも素人判断でも解るようなリンパ腺ガンなのでしょう。これも女房と相談し、ハニーちゃんの時と同じように痛い手術をさせないで、自然のままに暮らさせてあげることにしたのです。なんたって、お正月がやって来ると16才になってしまうのですからね。
今日で「菊花展」が終了します。最終日なので、いつもの大懸崖をしっかり撮っておかなくちゃと、展示場に急いだのでしたが、今朝はまだ開いていないのです。それじゃと、いつも通りのコースを散歩して帰って来てもまだなのです。詰め所の方にお願いして開けてもらおうと声をかけると、突っ慳貪な返事で全く相手にしてくれないのです。そんな係員の態度は「菊花展」が始まった時から変わってはいないのですが、ちょっとむかついたので強い口調で文句をいうと、“俺は金を貰ってやっているわけじゃ無いんだ”等々、訳の解らない言葉を並べ立てたデカイ声で怒鳴るのです。
何か面白くないことがあったのか、それとも虫の居所が悪いのか、自分が何を言っているのかの判断も付かない理不尽な言葉の羅列なのです。相手に出来ないので立ち去ろうとしたところに、責任者のような方がやって来て、“なんだ、まだ開けていないんのか”、バツの悪そうに慌てて走っていった係員、会場の覆いに八つ当たりしてましたよ。人間、何事も素直にならなくっちゃね。浮き草人生をおくっているあほまろは誰にも逆らうことは無いのですよ。そんな連中と逢うのも、今日でお終いなのですね。
テレビで「ボージョレ・ヌーボー」の解禁が報じられています。11月第3木曜日の午前0時の解禁を待ち侘びた若者たちが狂ったようにワインに群がっている様子です。「ボージョレ・ヌーボー」といえば、あれは昨年の今日でしたね、自分の吐く息が「ボージョレ・ヌーボー」、頭の中も「ボージョレ・ヌーボー」、ただただボーっと、ボーっと「ボージョレ・ヌーボー」だった嫌な思い出が・・・。
みなさん、くれぐれも飲み過ぎには気を付けましょうね。
『今朝の雷門』
昨日の東京新聞の夕刊に、かつて暮らしていた我が家を一目見ようと、浅草の簡易宿泊所から埼玉県鷲宮まで歩いた方のことが載っていました。男は63才で、体調を崩して職にも就けずに簡易宿泊所暮らしを送っているのです。
寂しくなると、かつて妻子と一緒に幸せだった鷲宮町での生活に思いを募らせ、わが家を一目見ようと、浅草から約五十キロの道のりを十三時間かけて歩いてたどり着くと、人手に渡ったかつての自宅には人けがなく、入り口はロープでふさがれていたのです。それを良いことに勝手に忍び込んで、二晩を過ごしたのです。
懐かしいかつての我が家での想い出は良かったとして、その後、故郷のスーパーで、菓子類を万引、捕まった時の所持金はわずか二百円。空腹で背に腹はかえられなかったようですね。
雷門前に所帯道具を一式背負って歩いて行った世捨て人の後ろ姿を見ながら、あの人にも故郷も家族も有ったんだろうな・・・。あのニュースを思い出してしまいましたよ。こんなのを本当の浮草人生って言うのでしょうね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
ココアちゃんが歩いていきましたね。

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
今日が最終日となった「菊花展」会場です。
菊人形もそれなりに花を付けてくれましたね。最終日の今日がちょうど七五三です。
最後の「大懸崖」です。
残念ながら、ここ一個だけが、全く開かずに終わってしまいましたね。

『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
『今朝の一写』
境内を散歩する幸せなワンちゃんたちを見ながら、あほまろの横で呟いている世捨て人、“あの犬たちは俺よりも良いもの喰ってるんだよな・・・”。
やって来たのは、ベルちゃんとマロちゃんです。冗談じゃ無いよ。我々はちゃんと、真面目に働いているから、ワンちゃんたちとも楽しく暮らせるんだよね。
『浅草な人』
今朝の「浅草な人」リュウちゃん、ようやく歩けるようになって、ココアちゃんともお友達になりましたね。
こちらの「浅草な人」は、あほまろ日記の初顔です。あかちゃんはリュウセイちゃん、浅草には、金竜山浅草寺にちなんで「竜」の付く名前が多いようですね。
『今朝のワンちゃん』
メイちゃんとご挨拶をしようとした時、な、なんと、モモちゃんこんなところでウンチしてしまいました。出るモノ所構わずといったって、何もこんなところでね・・・。おばあちゃんとメイちゃんに笑われてますよ。
もう足がすっかり良くなったボビちゃん、今朝も走ってきましたよ。
サツキちゃんは若いので、いつも走っています。モモちゃんにもこんな時代があったんですよ。なんていっても、今の姿からは想像もできませんけどね。
どんどん大人しくなってきたかなランディ君。今朝はちゃんと言うことを聞いてお座りしてましたよ。
最近はサボって家の近所で散歩を済ませていたナナちゃん、今朝は境内までやって来ましたね。
観音様にお詣りしているココアちゃんです。
ゴンタ君もお詣りに来ましたね。みんなで観音様の御利益をいっぱい頂いて返りましょうね。
いつもリード無しで自由なリリーちゃん。我々を階段の上から見下ろしてましたよ。
「浅草な人」にも登場したとってもかわいいワンちゃんは、アンジェリー君とボンド君です。
こちらがボンド君で、
これがアンジェリー君で、間違いないよね。
ポンタにゴンタ、お久しぶりね。
いつも中が良くて羨ましいですよ。我が家のナナちゃん、もっと大人しくなってくれると、このようにモモちゃんと一緒に散歩が出来るのにね・・・。
こちらも暫くぶりの登場、ヒナちゃんとチクワ君です。
ヒナちゃんは、ゴールデンリトリバーですが、とっても小さい身体なのです。いつも、ミニゴールデンですかって聞かれるそうですよ。そういえば、モモちゃんだってちいさいので、いつもマメシバですかって聞かれるのです。そんな時は、きっぱり違いますって、言うんですよね。お互いに。

おばあちゃんとバビちゃん。今朝は娘さんと一緒に散歩で良かったですね。
シオン君が我々を見付けて遠くから走ってきました。
いつもモモちゃんと気が合っているワンちゃんなんですよ。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
いよいよオープンしました。
今回のあほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
「スペシャルイベント」
庶民文化研究家町田忍氏の銭湯トーク&中島盛夫氏による銭湯のペンキ絵ライブイベント
イベント開催日時 2007年11月18日(日)13時〜15時
イベント会場 テプコ浅草館駐車場時
※展示内容・期間等が変更になる場合がありますので、ご了承下さい。
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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