『今朝の浅草』
「台風20号は27日午前6時現在、沖縄・南大東島の東北東約330キロの海上を時速約45キロで北東に進んでいる・・・」
その影響で今朝の浅草も激しい雨が降っています。どちらかといえば、モモちゃんは寒い日が不得意で、雨は意外と平気なのです。今回の台風が暖かい空気を運んで来るのか今朝の気温は高めで、モモちゃんも嫌がらずに歩いていましたよ。その反対に、あほまろは寒い日は平気ですが雨が苦手、なんたって傘を持ったままで写真を撮らなくっちゃいけないのですからね。特に雨の日は暗くてシャッター速度も遅くなるので、片手でカメラをホールドするのは至難の業なのです。でも、ブレを覚悟で雰囲気だけでもと、いつものように撮り歩いてきました。
「緑のオーナー」という制度、ご存じですか。昭和61年から平成10年まで募集した国の制度なのです。あほまろは、15年ほど前に故郷北海道で公募していた「国有林の分収育林」という制度に応募したのです。この資金は、森林の手入れや管理は林野庁で行い、契約期間が来るとその樹木を売って収益を分配するというというもので、税制上の特権もあるという魅力的な買い物でした。
あほまろは、この制度に参加している者に毎年送られて来る分厚い年次報告書に今までは目を通すことは無かったのですが、先日、いったいどんなことが記載されているのか開けてみて驚いたのです。また、出資した森林の話題とは全く異なった、地球環境にとって森林が如何に大事なものかを謳った内容ばかりで、その最後に「全国平均山元立木価格の推移」を表にしたものが掲載されているだけ。
それも、あほまろが参加した平成3年頃から年々下がり、現在の価格は参加時の1/3にまで落ち込んでいるのです。「緑のオーナー」に意味を再確認するかのように、「緑は、私たちの暮らしに欠かせない大切な資源、それがみなさんの協力によって、森林をむやみに伐採することなく保たれているのです・・・」。契約当時を思い出してみると、確かに地球環境に一役買うことが目的で、どこにも儲かるなんてことは聞いていなかったようにも感じるのですが・・・。
なぜ今ごろそんなことを思い出したのかといえば、今朝の新聞に
『「緑のオーナー」元本割れ多発、国は責任否定』
内容は、「国有林のスギやヒノキの育成について、林野庁が1口25万円か50万円で出資を募り、成長した木の販売代金の一部を出資者に分配する仕組み。木材の価格低迷で、満期を迎えた出資者のうち9割以上が元本割れし、50万円の出資に対する平均受取額は昨年度29万5000円だった。今後の対応を検討していた同庁は26日、出資者に対する損失補てんはしない方針を発表した」。
なんともはや、あほまろの物件の契約期限はあと3年先ですが、その頃には更に下がってしまうのでしょうね。また、オークションと同じように「不落」なんてことになったとしたら、総てが水の泡になってしまうのかもね。ちなみにあほまろの出資額は僅か一口、25万円だけだったので、森林が売れないことによって緑が保たれているのなら、それだけでも良いことをしていると自己満足するきゃ無いのかもね。
これじゃまるで、「国」が詐欺商法をやっていたってことになるのではなにのかな。あほまろにとってもっともっと重要なのは、なけなしの財産をつぎ込んでいる「国債」っての、それこそ「国」そのものだよね・・・。
『今朝の雷門』
雨は激しく降っていますが、まだ風はほとんど吹いていません。台風の暴風圏はこれから明日の朝にかけて関東地方に近づいて来るようです。今回も雷門の大提灯の損傷を逃れるために畳まれるのでしょうね。
昨年、台風の接近を取材していたNHKのニュースクルーが、境内を管理する新門の鳶頭にお願いをして、すでに畳まれている大提灯を降ろさせ、再度畳むところを撮っていました。それが放送された時には、あたかも偶然居合わせたかのような表現、これをヤラセとはいわないのでしょうかね・・・。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
激しく降る雨の影響で、霞んでますね。
『今朝の二天門』
正面から。
裏側(境内側)から。2年間この状態が続くのです。
『今朝の境内』
誰も居ない境内は寂しいですね。
宝蔵門の東側にフェンスが取り付けられました。今度は何が行われるのでしょう。
「菊花展」が開催されている境内ですが、今朝は雨のため、まだ覆いのままでした。
今朝の「大懸崖」です。

昨日よりも気持、開いてきたような。

『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
どっかの建設会社の方々がテントを張っています。これから特別なご祈祷でも受けられるのでしょうかね。
『今朝の一写』
ちょうど本堂前に着いた時に、画面でも雨が確認出来るほど強い雨になりました。
『浅草な人』
そんな中、傘もささずに歩いてきた「浅草な人」。そういえば、昔、ロンドンで雨に遭遇した時に気付いたのは、現地の方々は雨の中を傘も無く平気で歩いていたのに驚きました。きっと、それも国民性なのでしょうね。
雨なので当然のように傘をさして歩いてくる「浅草な人」。こんな姿は安心して見てられますよね。
雨が降っても境内のお掃除はを欠かせない「浅草な人」。
まさか傘をさしてお掃除は出来ませんよね「浅草な人」。ご苦労さんです。
『今朝のワンちゃん』
こんな朝に散歩をするワンちゃんなんて居ないだろうなと、諦めて帰ろうとした時、遠くにココアちゃんの後ろ姿が。雨が強いので残念ながらあほまろの声は届かなかったようです。
こんな日でも散歩してるのと驚いています。時々境内でお逢いする方が声をかけてくれたのです。でも、あなただって自転車の前カゴの中、厚いビニールの下にちゃんとワンちゃんがいるじゃないですか。お互い、犬を飼った者の責任として、どんな日でも散歩は欠かせないんですよね。
『今朝の街並』
特に意味は無いのですが、雨のために写真が少なかったもので、雨の花やしき通りでもご覧ください。ちょっと暗かったのですけどね。
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