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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年9月3日(月) 旧暦7月22日仏滅

- 新学期 -

日記写真


『今朝の浅草』
 何日ぶりでしょう、雲一つ無い晴天の朝になりました。でも、つい先日までのような暑さはありません。歩いているとちょっと汗ばむこともありましたがおおむね爽やか、伝法院の広いお庭に赤とんぼが一匹遊んでいます。いよいよ浅草にも秋がやって来たのでしょうね。
 子供たちも今日から始業式です。子供たちは宿題がいっぱい詰まった袋を持って、観音様に二学期も無事に済ませられますようにと一礼をし、学校に急ぎます。元気な男の子に、“宿題は何をやったの?”と聞いてみると、“作文と工作”元気な声が返ってきましたけど、全部自分で仕上げたのかな・・・。

 昨夜のテレビで、夏休みの宿題特集をやっていました。その中で驚いたのは、大学生がネットで宿題を代行をするサービスが流行っているようです。算数の回答1門500円から作文3000円、読書感想文5000円等々、ちゃんと料金表も設定されているのです。ほとんどの依頼は夏休み末期に集中してしまうようで、稼ぐ学生はこの時期だけで100万円にもなるとのことでした。

 番組の中で紹介された親からのメール、宿題で出された本の感想文を書いて欲しいとのことでしたが、ユニークだったのは「学校で賞が貰えるような文章にして欲しい」との依頼です。もし、それで賞を貰らったとしたら、自分の子供は優秀なんだと人に誇ることが出来る親のエゴだけなで高い金を払うのでしょうかね。本当に困った世の中ですね。
 
 こんな商売があるのを学校の先生は知っているのでしょうか。普段、真面目に子供たちと接している先生なら、個々の生徒の性格はもちろん文章の文体や家族のことなども把握し、本人が書いたのか、他人が書いたのかは一目瞭然のはず。それでも学校の規則優先の教育では、宿題を誰がやろうと、規定通りに持ってくればそれで良いとするのが、現代の教育なのでしょうかね・・・。

 あほまろの知り合いに、かつて都内の小学校で校長をしていた奴がいます。彼によると、小学校教育は、先生個々がどんなに優秀であっても、ずば抜けた授業内容は区の教育委員会の怒りに触れるし、宿題も規定通りに持ってくればそれで由としなければ、教育委員会よりも更に怖い親の怒りに触れてしまう。もし、そんなことにでもなったら先生本人はもちろん、校長まで責任をとらされてしまう。だから、教育は国が定めた内容を規定通りにこなして事なきを得る、それが今の教育の実態なんだ。

 日本の学校教育における教育方法の原則は、自発的な問題解決学習よりも強制的な系統学習を強いられている子供たち。そんな中で「ゆとり教育」の実施によるり学習内容の削減が基礎学力の低下を招いているという批判も多いのです。「教育」の語源である「教」「励まし模倣させること」「育」「こどもが生まれること」又は「こどもを養うこと」を意味しています。教育とは、「励まし模倣させてこどもを養う」、それを実践するのが、教師じゃないのでしょうか。

 しかし、今では誰のための「ゆとり」かも問題にもなっています。教育よりも自分の立場を守り、普通の公務員のように週休二日を勝ち取った教師たち。学校は、充分な「ゆとり」が得られる幸せな職業になってしまったんでしょうかね・・・。

 今月1日から、警視庁は、毎年この時期になると、「家族の行方が分からない」などといった問い合わせが多く寄せられるため、身元不明遺体の確認強化月間とし、浅草署観音前警備派出所と警視庁本部に相談所が設置されます。

 昨年は期間中に677件の相談が寄せられて、33人の身元が確認された。相談所では全国の身元不明遺体の写真や所持品に関する情報が閲覧できるようにもなっているそうです。土・日曜や祝日も含め、30日までの午前9時から午後4時半まで相談を受け付けております。


『今朝の雷門』
 「台東区横断・縦断ウルトラクイズ」って知ってますか。以前、台東区史を一緒に調べるのを手伝ってくれた方が声をかけてきました。

 東京商工会議所台東支部青年部が、設立20周年記念イベントとして、今年の10月27日に
「台東区横断・縦断ウルトラクイズ」実施するそうです。区内の有名観光スポットなどを周遊しながら、クイズに答え、最終決戦の場「寛永寺」を目指すイベント、参加費は無料で定員は200人。優勝者にはオーストラリア・ペア旅行券が贈呈されるそうですよ。

 「智」を訪ね、「美」に触れて、「史」を学ぶ
「台東区横断・縦断ウルトラクイズ」詳細はこちらから。
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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の浅草寺』  
 
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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

 
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『今朝の二天門』 
 
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『今朝の境内』 
 
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『今朝の一写』
 今日から新学期。宿題がいっぱい詰まったバッグの中にはいったいどんなモノが詰まっているのでしょうね。親子で浅草寺に一礼してから学校です。
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『浅草な人』
 
身体が自由にならなくても、こんなに便利なショッピングカートのおかげで毎朝のお詣りができるのは幸せですよと「浅草な人」
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 今、若者に流行っているのも同じようなカートですが、これを曳いて歩くこともファッションなのよ「浅草な人」
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『今朝の浅草神社』  
 浅草神社です。
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 浅草の神田です。 
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 毎日同じことしか書けないので何も書かない方はが良さそうですね、
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『今朝のワンちゃん』 
 
お天気が良くなったので、昨日より散歩するワンちゃんも多いような今朝の境内です。
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 いつも仲見世でボールを追いかけているワンちゃん、今朝はちょっと遅いお出ましですね。
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 お父さんと一緒にお詣りをするワンちゃん。
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 日向は暑いですが、日陰に入ると爽やかな風も吹いていましたよね。ワンちゃんも秋を感じているようでした。
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 ココアちゃんですね。
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 こちらは・・・、お名前を忘れてしまったよ。
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『今朝の自転車』  
 写真では日があたって暑そうに見えますが、見た目より爽やかでしたよ。
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 五重塔前です。
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 こちらから撮ると直射日光が眩しいのですが、レンズは素直に被写体を捉えてくれるのですよ。
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 こんな早朝のお相撲さん、朝の稽古は終えたのでしょうかね。
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『浅草イベント情報』 
 9月19日(水)F1チーム「レッドブル」が浅草寺で安全祈願を行います。F1レーシングカーを台車に乗せ、雷門通りを往復後、雷門から仲見世を通って本堂に向かいます。
 朝日新聞にも紹介されております。
 それによると、
 マシンは、三社祭のみこしが置かれる台車に載せられ、19日午前10時に雷門前を出発。その後、仲見世通りを練り歩き、午前11時半から浅草寺で入賞と安全の祈願を受ける。
先導は高張りちょうちん。浅草芸者衆が手古舞を、とびの頭たちが木やりを披露して盛り上げる。午後0時10分からは浅草寺東側通路で車体を地面に下ろし、エンジンをかけるなどの「お披露目」もあるという。同観光連盟の永野章一郎会長は「浅草とF1は一見ミスマッチかもしれないが、江戸の頃から大の新しいもの好きが浅草の気質。定着したサンバのように盛り上げたい」と話した。

 奇抜なパレード、いったいどんな様子になることでしょう。楽しみですね。

 ポスターをクリックすると拡大画像がご覧になれます。
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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数117枚
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