『今朝の浅草』
久しぶりに雨はあがりましたが、南の海上を進んでいる台風9号の影響なのかどんよりと暗い朝になりました。予報では雨にはならないとのことですが、あほまろにとっては散歩の時間だけ雨が降らなければそれで充分なのです。なんたって、何処にも出かける予定なんて無いんですからね。それよりも、新しくなった秘密基地をできるだけ早めに片づけたいのが先決なんですよ。
あほまろの秘密基地には過去60年間に溜め込んだモノでいっぱいです。モノといっても様々あるでしょうけど、マッチのラベル、絵はがき、古写真、古雑誌、映画のポスターや様々なパンフレット類、更には新聞や雑誌の切り抜き等々、一般常識を兼ね備えた方から見るとゴミとしか見えないものだらけなのです。そんなモノでも整理をすることで鑑賞に堪えられるようにもなっていくカモしれない。そんな希望的観測で持っているだけなんです。
いつか整理をしよう、いつか整頓をしよう、何年も何十年もはやる気持ちを抑えながらただひたすら集めているだけなのかも知れません。でも、浅草に秘密基地を設けてから、マッチと絵はがきだけは、ちょっとずつですが整理がついてきたのです。これから他のモノの整理もしなければいけないのでしょう。
仕事で撮った写真類はジャンル別に整理をしてあるのですが、中でも、たぶん自分史で一番大切であろう過去のスナップ写真類、これがまだ全く手つかずで段ボール数個に入っているのです。旅行などで撮ったスナップ写真類はみな同時現像で紙焼きされてはいるのですが、今になって見ると、それがいったい何時、何処で撮ったものかも解らなくなっているのです。そんなモノはいかに長年連れ添った弟子とはいえ整理を命じるわけにはいきません。これだけは自分で整理をしなければいけないのです。
あほまろの人生60年間で溜まった記念写真類と想い出の品々、整理をするのに同じ時間を要してしまう、まさかそんなことは無いとは思いますが、死ぬまでに整理をしておかなくっちゃ、本当のゴミとして捨てられてしまうのでしょうね・・・。どんどん残り少なくなっている人生、急がなくっちゃ。
台東区は昭和22年に発足し、今年で60周年を迎えます。今年はそれを記念して様々な行事が行われております。その一環として「台東区地場産業ルネッサンス」が開催されます。
開催目的:
台東区は浅草の浅草寺、上野の寛永寺に代表される歴史と伝統の町です。
また、三社祭、六区興行街、花火、サンバカーニバルなど、いつの時代も
日本の市民文化をリードする華やかな舞台でもあります。
加えまして、台東区は江戸の昔から引き継ぐ伝統工芸や靴、鞄、バッグ
ベルトなどの皮革製品、帽子、ジュエリー、玩具人形などの地場産業
の町として発展し、活気と賑わいを呈してまいりました。
このプロジェクトは、台東区発足60周年記念事業として、台東区の地場産業、
商店街、観光が一体となって台東区の産業と観光を区内外にPRするために開
催するものです。(台東区広報)

広報には更に、「台東区は江戸の昔から引き継ぐ伝統工芸や靴、鞄、バッグ、ベルトなどの皮革製品、帽子、ジュエリー、玩具人形などの地場産業の町として発展し、活気と賑わいを呈してまいりました・・・」
確かに様々な産業と商売が成り立ってきましたが、もう一つ大切な商売をお忘れじゃないのでしょうか。浅草寺境内を始めイベントが開催されると必ずお目見えする露天商の「屋台」、子供の頃は誰もがお小遣いを握って覗いて歩いた想い出の「屋台」、今も変わることなく営業をしているのです。その中には、ここ浅草で発祥したとされるローカルフードの「屋台」も健在です。
「台東区地場産業ルネッサンス」もっとも庶民に密着して育ってきた「屋台」文化だって仲間に入れてあげても良いのではないでしょうか。
『今朝の雷門』
今朝、「台東区地場産業ルネッサンス」関係者と地場産業の話題の中で、「屋台は全国何処にでも有るじゃないか」、と断言されてしまいました。それじゃ、靴、バッグ、ベルト、革製品、帽子、ジュエリー、玩具などは、台東区だけにしか無いのでしょうか、「屋台」だって、台東区で独自に育ってきたものだってたくさんあるっての、お偉いさんにも教えてあげたいよな・・・。有史以来、浅草は庶民の街として賑わってきたのですから。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』
どんよりと曇った空が気持ち悪くも見えた今朝の境内でした。

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
毎朝、打ち水を行っているので、曇った日は宝蔵門の床は仲見世の飾りで色を添えてくれるのです。
『今朝の二天門』
『今朝の境内』
『今朝の一写』
境内に設置された簡易休憩所、毎日大勢の方々が喜んで利用されていますね。今朝、ここのベンチに座って一生懸命に競馬新聞を読み込んでいるおじさんが座っていました。黒い背広に黒縁眼鏡、それにかんかん帽をかぶった容姿、永井荷風というよりも「永井似風」でしたよ。これでステッキを持ったら完璧だったんですけどね。
『浅草な人』
仲見世を歩く「浅草な人」が発した言葉、“まぁ、うちのモモちゃんそっくり”、メスの柴犬で一番多い名前がモモちゃんなんです。次に多いのがナナちゃん。あほまろ家は平均的な家族ですから、どっちもぴったりな名前なんでしょうね。

“モモちゃんですよね?”、あほまろの日記を知ってか知らずかそう訪ねられました。柴犬のメスを見たら“モモちゃんですか”と声をかけても当たる確立は大きいですからね。「浅草な人」。
犬が嫌いだといいながらモモちゃんを除けて通っていったご夫婦も「浅草な人」。
うつむいて歩けば、お金が落ちているかも知れないとは思ってはいない「浅草な人」。
健康第一「浅草な人」。
花やしき通りの外人さんも、「浅草な人」。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
浅草の神田です。

頭が垂れてきましたよ。
農林水産省によると、九州地方では、収穫がほぼ終わった早期米の作柄が、「著しい不良」だったと発表しました。早期米は温暖な気候を利用して8月中旬ごろまでに収穫されるコメで、長雨による日照不足や台風4号の影響で稲の生育が進まなかったのでしょうね。でも、ここ浅草の神田は順調に育っているようですよ。

『今朝のワンちゃん』
新仲見世を歩いて来たワンちゃん。大きなお目々が可愛いですね。

知り合いが仲見世を歩いて来るのを何枚か撮ってあげたのですが、その時に限って通行人が多く彼とワンちゃん全体が入った写真はこれだけでした。

久ちゃん、いよいよ明日から学校が始まるので散歩もお孫さんの通学時間に合わせなければいけませんね。
弁天山を散歩するワンちゃんです。
伝法院通りのワンちゃん。

我が家の側で。

『今朝の自転車』
自転車楽チンワンちゃん。

高砂親方に似ている方でしたよ。

最近のあほまろさんは堂々と撮るようになりましたね。昔は、物陰から狙っていたのに。そうです、物陰から狙って撮ったら盗撮になってしまうので、堂々と撮ってる方がお互いに気分が良いですよね。

目が合って笑顔で会釈。素敵なお姉さん“おはようございます。”
どうして自転車の写真ばっかり撮ってるんだい。毎日、そんな質問をいただきますが、好きで撮ってる訳じゃなし、嫌いじゃ撮れないし・・・。
こんな可愛い光景に遭遇するのが楽しいので狙っているのでしょうかね。
このように、後ろ姿だって撮ってるんですよ。塾に娘さんを送るお母さんに見えるでしょ。これが前からだと背中に背負ったカバンが見えないので、どこか遊びに行く所にしか見えないのですよ。
『浅草イベント情報』
9月19日(水)F1チーム「レッドブル」が浅草寺で安全祈願を行います。F1レーシングカーを台車に乗せ、雷門通りを往復後、雷門から仲見世を通って本堂に向かいます。
朝日新聞にも紹介されております。
それによると、
マシンは、三社祭のみこしが置かれる台車に載せられ、19日午前10時に雷門前を出発。その後、仲見世通りを練り歩き、午前11時半から浅草寺で入賞と安全の祈願を受ける。先導は高張りちょうちん。浅草芸者衆が手古舞を、とびの頭たちが木やりを披露して盛り上げる。午後0時10分からは浅草寺東側通路で車体を地面に下ろし、エンジンをかけるなどの「お披露目」もあるという。同観光連盟の永野章一郎会長は「浅草とF1は一見ミスマッチかもしれないが、江戸の頃から大の新しいもの好きが浅草の気質。定着したサンバのように盛り上げたい」と話した。
奇抜なパレード、いったいどんな様子になることでしょう。楽しみですね。
ポスターをクリックすると拡大画像がご覧になれます。
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