『今朝の浅草』
8月も終わりに近づくと暑さも少しずつ緩んできたようですね。今朝の散歩も爽やかでモモちゃんも快適に歩いてましたが、予報によると日中は30度を超えるとの予想が出されているようで、まだまだ予断は許されないのでしょうね。
モモちゃんの気分とは裏腹に、我が家のちょっとしたお家騒動で、愚痴りたくなるような憂鬱な朝。「他は是我にあらず」、来るか来ぬかわからない未来、確信の持てるのは、いま自分が生きている、この一瞬だけなのでしょうね。「更にいずれの時をか待たん」。
ごめんなさい、日記で愚痴るつもりは無かったのですが、ちょっとだけ今朝の気分を日記に刻んでおきたかったもので・・・。
浅草寺境内に、板東札所巡りのみなさんが集まってきました。埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県に散らばった板東札所、電車とバスを利用すると約十二日間を必要とし、徒歩では四十日かかるといわれていますが、今ではツアーバスで僅三泊四日で総てを巡ることが可能なのです。
札所巡りは一番からの真打ちか、三十三番の逆打ちで巡るのが本来の姿なのですが、最近ではあたかもスタンプラリーのように、どこからでも総てを埋めればそれで良い、そんな安易な巡礼でも御利益は一緒と「心の平安」も現代的になってしまったのですね。今朝の方々は、ここ十三番の浅草寺を出発点として、これから千葉県に向かうよとのこと、みなさん大きな荷物を持って集まって来るのでした。
あほまろも女房を従えて、いつかは四国巡礼のお遍路さんをやってみたい。そう考えています。でも、それにはモモちゃんを始めとする我が家の犬たちを天国に送りだしてからじゃないと実現しないでしょうね。その前に、あほあろの命の方が続いているのか心配ですけどね。
昨夜、早めにベッドに入りテレビを点けると、藤沢周平原作の「蝉しぐれ」の映画が流れていました。この映画は一昨年、まだ浅草東宝が営業していた頃のロードショーで観た映画ですが、藤沢作品を愛するあほまろとして原作のイメージをことごとく覆されてしまうほどの愚作と、頭にも残っていないほどの作品だったのです。
藤沢周平が描きたかった舞のは、舞台となった海坂藩の複雑なお家の事情に巻き込まれて行く物言えぬ下っ端役人の虚しさだったはず。淡い恋と友情、藩の苛烈な運命に翻弄されながらも逞しく成長してゆく少年藩士の姿は、幼なじみだった一人の女性の生涯に掻き消されてしまったかのような物語になっていたのでした。
常に領民の生活を気にかける父の姿を息子の文四郎はひそさかに尊敬していた。ただ最後の面会の日、面と向かった父にを尊敬していることをいえなかった・・・。親子の関係とは言葉を越えた気というものが通じ合っている。小説を詠んで、そんなことを教えられたのですけどね・・・。
映画のシーンで印象的だったのは、幼なじみの文四郎とお福が、お互いが40歳を過ぎた設定でのエンディングシーンでお福が呟いた言葉。
“あなたのお子が私の子供で、私の子供があなたのお子だったら、どんなに幸せだったでしょうね”
その言葉には、ちょっと泣かせられましたよ。
『今朝の雷門』
蝉が鳴いています。「しぐれ」とは、しきり続くもののたとえ。一年を通じて毎朝恒例のモモちゃんとの平凡な日々がおだやかに過ぎてゆくなか、蝉の鳴き声は蝉衣と共に、今の時期だけで絶えてしまうのです。
「ひとへなる蝉の羽衣夏はなほ 薄しといへどあつくぞありける」(後拾遺和歌集)
まだまだ暑さは続くのですね・・・。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
望遠で狙っていると、偶然知り合いがやって来る。ここれって、ちょっと幸せかも。
『今朝の二天門』
『今朝の境内』
今朝もけたたましいアブラゼミの鳴き声は無く、穏やかなミンミンゼミの鳴き声が境内に響いていました。

『今朝の一写』
“四国のお爺ちゃん、みんな元気で暑い夏を乗り切ってますよ”。浅草に住むご家族からのビデオレターです。
『浅草な人』
このご夫婦、実は、赤ちゃんの顔を撮りたくて偶然奥山から狙っていたんですよ。本堂前で“あほまろさんですか”って逆に声をかけられてしまいました。実は、こんなの久しぶりなんです。どんなのが久しいのかといえば、“モモちゃんですか”って声をかけられるのがほとんどなのです。またお逢いしましょうね「浅草な人」。

今朝もビビアンちゃんはやって来ません。もしかしたら、そんなことを思いながら来る方来る「浅草な人」にレンズを向けていました。
真剣な表情でお詣りしてますが、本堂を背にしてのお詣りには、何か意味ある「浅草な人」。
板東札所巡りに同行するお坊さんです。といっても、浅草寺のお坊さんじゃ無いようです。ツアー会社が手配した「浅草な人」。きっと、ありがたいお坊さんなのでしょうね。

さり気なく「浅草な人」。

「浅草な人」のように歩いてますね。

何処に向かうの「浅草な人」。
ご夫婦で参拝に来た「浅草な人」。
二天門を出る「浅草な人」。
海外からも「浅草な人」。

これから出勤「浅草な人」。

シルエットが素敵な「浅草な人」。

前向きも素敵な「浅草な人」。

『今朝の浅草神社』
浅草神社です。

浅草の神田です。
穂に実が入ってきたのが解りますか。
今年は豊作の予感しますね。
『今朝のワンちゃん』
ココアちゃんのご主人はまだお帰りになっていないようですね。
浅草神社を参拝してお帰りになるお友達のワンちゃん。

いつも二匹、仲良くお散歩です。
女性はいくつになってもお肌のケアに日傘が離せないですね。

『今朝の自転車』
今朝は境内を散歩するワンちゃんが少なかったのですが、自転車は多かったですよ。


早朝なので、新聞配達の方も境内を通って配達にでかけるのです。
毎朝、浅草神社を参拝してから学校に通っている感心な高校生。将来に期待しますよ。

さて、これから「サンバカーニバル」の写真をアップするために頑張ります。 |