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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年8月26日(日) 旧暦7月14日友引

- 熱くて熱い夏も・・・ -

日記写真


『今朝の浅草』
 浅草の夏の終わりを彩るイベント「サンバカーニバル」が終わると暑くて熱かった夏も終わってしまうのですね。あほまろは性分としてこのイベントが済むまでゆっくり夏を楽しむことができないのです。写真間違いなく撮れることを知りながらも、年に一度の大イベントなので絶対に失敗は許されない。本番が始まるまでは、露出やシャッター速度、更に踊り子さんのアングルなどを何度も何度も過去の写真を振り返し見ているのです。
 でも、本番が始まってしまうと現実は頭に描いていた通りにいくはずはありません。特に今年は神谷バーの角が交通傷害を起こすとのことで立ち入り禁止地区に指定されてしまったからです。もちろん、パレードもその間だけは踊りを止めてぞろぞろ歩くだけなので被写体として絵にはならないのですが、あほまろが求めていたのは、隅田川の対岸のアサシビールのモニュメント(うんこ)を背景に踊る姿なのです。そのために、何度も現場に足を運び、準備万端で撮影に望んだのですけどね・・・。

 もちろん、浅草で開催されていることを強調するためには雷門が最高なのですが、この時期は柳の枝が伸びすぎているのと、見物の人混みで埋まってしまうので誰もが思い描くような構図で撮ることは出来ないのです。それと、早朝から場所取りで陣取っている方々も多く、いくら許可を得て撮影しているとはいえ、あのブーイングにも絶える勇気が無いのも理由の一つでしょうね。
 
 第27回目となる今年の「サンバカーニバル」は、本場ブラジルからやって来た踊り子さんを始め、サンバ愛好者や学校など27団体・約4600人のダンサーらが色とりどりの衣装や羽飾りを身にまとって参加しました。約800メートルの沿道には猛暑にもかかわらず、約495000人(主催者発表)が異国文化と下町文化が融合し、新しい伝統文化になってしまったかのような熱い暑いイベントを楽しんだのでした。

 様々な変更で戸惑ったのですが、あほまろは助手の古麻呂を従え、午後1時の浅草観光連盟前のスタート地点のセレモニーから、熱くて暑いパレードを、およそ5時間、2274枚の写真を撮ってしまったのです。今年は歩き回るのを止め、雷門西側の記者席に陣取って撮っていたのですが、それでも朝起きると、まだ、腕も腰も頭の中まで疲労の塊が居座ったままなのです。ども、みなさんが期待して待っているようなので、なんとか今日中に写真をアップしてあげなくっちゃね。なんとか午後3時頃にはアップすることが出来ると思います。参加された方々、あなたも写っているかも知れません。時々覗いてみてくださいね。

 一夜明けてもまだサンバの塊から抜け出せない人は、あほまろだけじゃ無いようです。パレード終了後にみんなで徹夜で打ち上げをした連中があちこちでくたばっています。雷門通りのスターバックス前に一人、仲見世の途中で一人、境内の三地蔵さんの前にも一人。みなさん、側に大きな太鼓や色とりどりの衣装が投げ出されているので、一目でそれとわかるのです。これも毎年の恒例になってしまいましたね。そんな様子を嬉しなって写真に収めて歩くあほまろの態度も恒例になってしまったといって良いのでしょうかね。

 昨日の本番中のモモちゃん、パレードの音がうるさくて落ち着いて寝ていられなかったようです。なぜそれに気付いたかといえば、いつも秘密基地の雷門通りに面している場所にマットを敷いて寝ているのですが、昨日撮影を終えて帰ると、奥のトイレの前に手拭いが敷かれているのです。きっと、あまりのうるささに閉口してたのでしょうね。


『今朝の雷門』
 何も無かったかのようにいつも通りに佇む雷門です。ただ、いつもと違っていたのは、歩道に積もったゴミの山だけでしょうかね。それも、これから清掃員がやって来て、みなさんが来る前には総てが片付けられているのですよ。
 “私は高円寺で阿波踊り
を観てきたんです。下品なサンバはどうも好きになれないんですよ”、いつものワンちゃんのお母さんがいってました。あほまろは一度も観たことはありませんが、高円寺の阿波踊りは浅草のサンバよりも長い伝統があるようです。調べてみると、今年で51回目となるそうです。昨日の踊り子は約7000人で、サンバよりも多い数の踊り子さんがパレードをしたようです。
 でもね、阿波踊りだって江戸時代には上方の方々から下品な盆踊りと言われていたのですよ。その証拠に掛け声が「踊る阿呆に見る阿呆」ですからね(笑)。

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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の浅草寺』  

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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

 週末なので早朝から浅草寺を訪れる方も多いようです。
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『今朝の二天門』  
 
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『今朝の境内』 

 少年たちの記念写真。何かのスポーツ合宿なのでしょうか。
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 祭の後の寂しさ。観音裏広場には使い終わった廃材がまだ残されていました。
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 大切な道具類がそのまま置かれているのか、あちこちのテントで見張りお泊まりをした方々も多いようです。こんなところで一夜を過ごすってのも観音様の御利益ですね。でも、浅草の連中はたぶん経験したことは無いでしょうね。世捨て人は別としてもね。
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『今朝の一写』
 はい、お疲れさま。でもね、足元に転がっている携帯電話だけはポケットに入れておいた方は良いんじゃないかな・・・。写真を取り合えると、ブルブル震えてましたよ。
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『浅草な人』
 みなさん大提灯の底が気になるようです。記念写真の後に必ず底も写真を撮っていく「浅草な人」
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  サンバの参加者でしょうか。南米系の顔をしたお姉さんでしたが、今は「浅草な人」。顔を撮りたかったのですが、まだ化粧をしていないのでダメと言われてしまいました。
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 こちらもお友達でしょうかね。同じく南米系の顔で素足な
「浅草な人」せっかくブラジルからやって来たので日本の朝を楽しんでいるのでしょうね。
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 韓国から新婚旅行でやって来たご夫婦。昨日のサンバカーニバルはホテルの窓から観ていたそうです。“日本って面白い国ですね。道路の裸踊りを警官が警備しているんですから”、ん・・・。韓国ではサンバは裸と見るのでしょうかね。確かにコマネチよりは過激かも。
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 こちらはアメリカからの「浅草な人」“サンバなんて有ったの”、浅草に泊まっているのに、昨日のサンバカーニバルを知らなかったんですって。
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大仏様の写真を撮っている「浅草な人」わざわざ三脚を立てて撮っているので、きっと特殊な狙いがるのでしょうね。
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『今朝の浅草神社』  
 浅草神社です。 
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 浅草の神田です。
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 ちょっとずつですが実は膨らんでいるようでしたよ。
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 浅草の神田の全体像。
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『今朝のワンちゃん』  
 今日もバビちゃんが動かないんですよ。重たいの動き出すまで待っているのです。
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 柴犬ですね。側で写真を撮っているおばさん、モモちゃんの写真も撮ってましたよ。
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 いつものワンちゃん。この後寝そべって歩かなくなってしまったので、おじさん困ってました。考えてみると、我が家のモモちゃんはどんな時でも歩かないとダダこねることは無いですね。
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 おはよう。
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 まだご主人が出張から帰っていないそうです。ココアちゃんの散歩はご主人の仕事なのですよね。
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 さて、そろそろ歩こうか。このワンちゃんもお疲れかな。涼しかった境内も6時半を過ぎると急に暑くなってきますよね。
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 モモちゃんが気になるのですけど、怖くて近づいて来ないワンちゃんです。
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『今朝の自転車』  
 朝の体操イチニイサン。
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 浅草寺の警備員さんです。
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 二天門の前で自転車を狙おうと待っていたのですが、今朝もほとんど通らないのです。
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『昨日の行事』  
 「第27回浅草サンバカーニバル」27チーム約4500人のダンサーが軽快なリズムに合わせて歌や踊りを披露しました。今年の審査委員長は松崎しげるさんでした。
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 浅草は最高気温32.9度を記録しましたが、お色気お姉さんたちを見ていると、暑さなんか忘れてしまいますよね。
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 昨日の様子は、後日(今日中に終わるかも)もっと大きな写真でご覧にいれますね。
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 それまで、小さな写真でお楽しみください。
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 今回は踊り子さんだけじゃなく、子供も男の方も撮ってあげましたよ。毎年「女ばっかりじゃないか」なんてお叱りを受けますからね。
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 でも、やはりこのコスチュームが最高ですよね。他の報道陣もこの格好の踊り子ばかりを追いかけていました。
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 パレードの最後は「仲見世バルバロス」今年はS1サンバ・リーグで2位だったようです。
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 ここが終点。あほまろも撮影を終えダウンしました。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数168枚
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