『今朝の浅草』
　夜半に雨が降ったようで路面が濡れています。おかげで、まだ日が昇ったばかりの浅草はまるで打ち水をしたかのような爽やかさでしたが、それも散歩の途中まで、午前６時半を過ぎるころには雨が蒸発しているのか、いつもより蒸し暑くなっていくのでした。
　今日は「サンバカーニバル」です。パレードは午後１時から開始されるというのに、沿道では既に席取りをしている方がいるようです。道路規制は午後からなので、そのような行為は当然違反なので、お巡りさんが注意に廻っているのです。注意されていったんは片づけられるシートも、お巡りさんの姿が見えなくなると再び・・・。これも毎年いたちごっこ、サンバ見物風物詩ですね。

　沿道には席取りの方だけじゃ無く、着替えの会場になっている産業貿易センター前には運営係員やパレード参加者が太鼓や大きな荷物を抱えてぞろぞろ集まってきます。歩きながらサンバを口ずさみ、踊りながら歩いている女性もみかけましたよ。まるで三社祭の宮出しの朝のようなワクワク感、ブラジルのサンバカーニバルも浅草のお祭りとして定着してしまった証拠でしょうね。

　最近では、浅草以外でも同様のサンバカーニバルが開催されているようです。ネットで調べてみると、静岡県静岡市、埼玉県東松山市やさいたま市、愛媛県松山市などでも開催されているのが解ります。また、新小岩商店街や西荻窪商店街でも地域のお祭りとして恒例になっているようですが、浅草のように３千名を越える踊り子と、５０万人を越える観客で開催されるのとは違い、規模は極端に小さいようですけどね。

　それを考えると、浅草の「サンバカーニバル」は、きっと日本の本場といっても良いのでしょうかね。そのうちに伝統になっていくのかも。

　伝統といえば、今日は、宝暦7年8月25日、初代川柳こと柄井川柳（八右衛門）が川柳風の前句附興行を始めた日を記念して、川柳学会が提唱している「川柳発祥の日」。それも、今年がちょうど２５０周年とあって、テプコ浅草館では「目で識る川柳２５０年」が開催されています。展示では、現在の十五代目川柳まで、代々の川柳によって受け継がれてきた初代川柳の肖像画三点が、史上初めて公開されており、都営大江戸線上野御徒町駅コンコースなど台東区内七カ所でも川柳の展示会が行われております。

　また、今日は、２５０年を記念し、川柳発祥の地とされている台東区三筋の天台宗龍宝寺のすぐ側、三筋交差点に「川柳発祥の地」記念碑の建立除幕式も行われるそうですが、残念ながら、あほまろはサンバの撮影のため見にいくことができません。どなたか除幕式の様子の写真を送ってくれませんでしょうかね。

　川柳といえば、先日とある雑誌で見かけた句があほまろの頭から離れないのです。

　「お経より　意味がわかった　千の風」

　千の風の歌が流行って、みんなが死後の世界を創造するようになて完成した川柳のようですね。素敵な川柳ですが、どなたが創ったのかは忘れてしまいましたけど・・・。

　“モモちゃんって小さいんだ”、サンバの見物席に椅子を並べていた方がモモちゃんを指さして驚いていました。いつも写真で見ているイメージは大きな柴犬のように思っていたそうです。そんな方に必ず聞かれるのが“マメ柴ですか？”。それは違います。マメ柴とは、一説によると近親交配を重ねて小型化されて創り出された柴犬のことだそうで、鑑定書を発行するJKCでも犬種として認められていないのです。モモちゃんはちゃんと鑑定書も付けられた柴犬なんですよ。なんて教えてあげるんですけど、境内を散歩する柴犬の中でも一番小さいんですよ。

　　　
『今朝の宝蔵門』
　　　
『今朝の浅草寺』 　

　　　
『本堂から宝蔵門』　　
　
　　　

　今朝も撮影が行われるのでしょうか。誰も居ないのに、テレビカメラだけが寂しく立っていました。盗まれても知らないよ。
　　　

『今朝の二天門』　　
　
　　　

『今朝の境内』　

　　　
　無料休憩所でお化粧しているのは、もしかして女優さんでしょうかね。この時間の無料休憩場には世捨人が占領しているので、不思議な混在に見えてしまいました。
　　　 　

　観音裏に運び込まれたサンバの大道具類です。
　　　 　

　中国語が書かれた鳥居もありますね。これがどのように登場してくるのでしょう。
　　　

　早朝から漢音裏で出演者を待つスタッフの方々です。いったい何時からこの場所で待機していたのか、みなさん眠そうでしたよ。
　　

『浅草な人』
　暇そうというか、眠そうというか「浅草な人」。
　　　

　雷門前にも暇そうというか、眠そうというか「浅草な人」。
　　　

　浅草小学校のグランドに集まって来た踊り子たちは今日の主役の「浅草な人」。
　　　

　テレビ局もやって来ました。
　　　

『今朝の浅草神社』　　
　浅草神社です。
　　　
　浅草の神田です。
　　　
　穂が実って来るとどんどん頭が垂れます。「稔ほど頭の下がる稲穂かな」
　　　
　上の方が黄色くなってきたのがお解りですか。
　　　

　週末になるとあまり見かけないワンちゃんたちもやって来ます。
　　　
　柴犬の子犬は可愛いですね。モモちゃんもこんなだったんですよ。
　　　

　犬に曳かれて浅草寺。
　　　

　週末になると、
　　　

　週末になると散歩はお父さんのお仕事。毎朝のお母さんの苦労、解りますでしょ。
　　　

　　　
　ワンちゃんと一緒に元気に走っています。犬の散歩は人間にとっても良い運動になるのですよね。
　　　　
　あほまろもモモちゃんのおかげで健康で居られるんです。
　　　
　大きなワンちゃん。これもビビアンちゃんと同じゴールデンリトリバーの一種なのでしょうか。小円歌師匠も黒いゴールデンリトリバーを飼ったので、浅草寺境内を散歩しているといってましたが、まだここではお逢いしてません。
　　　　 　
　大きなワンちゃんが二匹も居ると、モモちゃんは怖がって歩かなくなるのです。
　　　　　
　コーギーにおはようろ挨拶をしようと近づいたのでしたが、後ろから近づいて来る黒い大きなワンちゃんに警戒して動かないモモちゃんです。

　　　

　今朝も自転車が少ないようです。これも、例の看板が効いてきたのでしょうかね。
　　　
　お爺ちゃんと朝の散歩かな。子供もワンちゃんのように毎朝散歩したいのでしょうね。
　　　
　さっそうと走るお姉さん。もしや今日のサンバに参加かな。