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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年8月24日(金) 旧暦7月12日赤口

- お主も悪よのぉ〜 -

日記写真


『今朝の浅草』
 天気図によると熱帯夜エリアが縮小して、ちょっと秋らしい朝になりました。これで段々と猛暑も収まってくれると良いのでしょうけど、月末にかねて、まだまだ予断は許せないようです。

 秋風を思わせるような涼しい風が吹いている中での朝の散歩、モモちゃんはとっても元気で歩いています。暑い時は浅草寺本堂の階段辛そうに上がるのですが、今朝はあほまろの先を走り上がっていくのです。まるで若い子犬のような勢いでしたよ。その様子をいつもの犬仲間が下から見ていたようで、“モモちゃん若返ったようだね”、なんて言われてしまいましたよ。
 お詣りを済ませ、いつもの井戸端会議にはビビアンちゃんの姿は有りません。集まって来るみんさんも心配しているのでしょうけど、突然元気になってしまったモモちゃんの話題で花が咲くと、苦しんでいるであろうビビアンちゃんの件に関して、誰もが口にしなかったのがせめてもの慰みでした。ビビアンちゃん元気にしているのでしょうかね・・・。

 明日はいよいよ浅草の夏最後のイベント「サンバカーニバル」が開催されます。パレードのコースになる沿道には黄色い提灯が並び、道の角々には交通規制の看板も設置されました。パレードの出発点となる観音裏広場にはすでにたくさんの機材が運び込まれ、雨除けの青テントがかけられています。その隙間から見える原色で彩られた南国飾りもすっかり浅草文化に根付いてきたように見えてくるのです。

 本場の「リオのカーニバル」は、カトリックのイースター(キリストの復活祭の前の40日間が禁欲期間とされ、その前の数日間を開放的に楽しもうということが始まりだったのですが、浅草の目的は「地域の観光開発・活性化」を銘打って異文化も浅草に同化させちゃえと始まったお祭りなのです。浅草に住み着き、この地域に暮らす方々の人間性を知れば知るほど、地域の活性化で、よさこいや阿波踊りを真似るよりも奇抜なサンバの方が浅草に似合っている。そう思えてくるのです。

 三井と住友が企業統合する世の中、何が起こっても驚くことは無くなってしまいましたが、今度は伊勢丹と三越が経営統合し日本最大の百貨店が誕生するようです。あほまろ家族は、独特な雰囲気を楽しむためにどちらの百貨店にも足を運んでいたのですが、これからはお互いの個性までも統合されてしまうのが残念ですね。

 三越といえば「越後屋」、「現銀掛値無し(げんきんかけねなし)」で値札通りの商売を始めたのです。これが日本におけるデパート商法の起源とも言われ、年配者を中心に親しまれてきたのです。一方、伊勢丹は、「ファッションの伊勢丹」を自他共に認める百貨店の地位を確立してきたのです。今では高いクウォリティや品揃えの細やかさで、ファッションに高い関心を持つ人に好まれている百貨店。今回の経営統合で、伊勢丹主導の経営統合が確実であり事実上伊勢丹傘下で経営が移行すると考えられるのです。

 “お主も悪よのぉ・・・”、時代劇で悪代官と企んで悪さ三昧の廻船問屋もしくは呉服屋は決まって「越後屋」。良い悪いは別としても、そんな伝統と、シンボル的存在だったライオン像も無くなってしまうのかもね。でも、今まではライバルとして競い合っていた間柄ですが、安さを売り物に勢力をの橋手いるスーパーやコンビニエンスストアに対向するためとはいえ、ただ規模を大きくすれば良いという安易な気持ちで無いことを願っていますよ。


『今朝の雷門』
 明日の【浅草サンバカーニバル】のお知らせです。

 弾ける強烈なサンバのリズムと躍動する華やかなコスチュームで盛り上がる、浅草サンバカーニバルが行われます。 東京下町の夏の終わりを告げる風物詩として、今年で27回目を迎えます。 パレードは馬道通りから、雷門通りのすし屋通り入口までで、 パレードコンテストは年を重ねるごとに本格化し、各チームがさまざまな趣向を 凝らしたダンスで競い合います。
【開 催 日】 2007年8月25日(土) ※小雨決行
【時  間】 パレード時間 13:30〜18:00(予定)
【開催場所】 馬道通り〜雷門通り
【参加チーム数】 27チーム(予定)
【主   催】浅草サンバカーニバル実行委員会
【お問い合せ】浅草サンバカーニバル事務局 03-3847-0038(平日10:00〜18:00)

 浅草サンバの由来
 浅草っ子は新しいもの好き。明治時代にはいち早くエレベーターや水族館を取り入れ、大正時代の浅草は「大正オペラ」や「安来節」など幅広いジャンルの音楽劇で賑わっていました。昭和30年代後半から40年代にかけて、こうした地域の特性を活かして浅草の新しいイメージになるものを作ろうと、当時の内山台東区長と浅草喜劇俳優の故・伴淳三郎氏が提案して取り入れたのがブラジルのサンバカーニバルだったのです。

 
 さて、今年もパレードの総てをご紹介するために頑張って撮影に励みますよ。

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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の浅草寺』  

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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

 浅草寺境内では、どんなに暑くても冬用のジャンバーを着て歩いている方を見かけます。ウォーキングは汗をたくさんかいた方が効果があるのでしょうね。でも、多汗症のあほまろには真似できないな・・・。
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『今朝の二天門』  
 
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『今朝の境内』 

 今朝はどんよりと曇ってまだ薄暗かったので、カメラの感度を上げて撮ってきました。それでもご覧の通り、暗かったですよ。
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 無料休憩所を利用する方は、夜から明け方まではほぼ世捨人、日中は希望に満ちあふれた観光客です。毎日、一つの休憩所で展開される二つの世界、観察していると楽しいですよ。
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 宝蔵門に奉納されている大わらじを10年ぶりに新造するため、山形県村山市楯岡荒町の住民組織「大わらじ製作実行委員会」では、特別な水田で育てられているそうです。9月の稲刈りの後、来年1月からわらじを編み、10月に奉納する予定だそうです。
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『今朝の一写』
 東京都交通規則の第十条によると、「16歳以上の運転者が6歳未満の者1人を子守バンド等で確実に背負つている場合(中略)当該16歳以上の運転者の一部とみなす」と書かれています。「子守バンド」ってのが笑えますが、しっかりおんぶしていれば人数にカウントしないのでも良いと言いたいようですね。
 しかし、その規則はあくまでも公道だけ。ここ浅草寺境内は私道なので
「子守バンド」なんか使わなくても、お父さんと一体になって楽しんでね。
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『浅草な人』
 今朝は早すぎたのか、観光客の姿がほとんどありませんでした。とりあえず待っていると、あほまろの罠にはまった「浅草な人」
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 携帯電話も「浅草な人」
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『今朝の浅草神社』  
 浅草神社です。今朝は本殿を開くのが早いですね。
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 浅草の神田です。
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 実ってきましたよ・・・。
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 手前の菜園は実を付けたまま腐ってしまいました。元々食う気は無かったんですね。
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『今朝のワンちゃん』  
 まだ暗いのでパワーの無い写真になってしまいました。
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 ナナちゃんがやって来ました。
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 みんな朝のご挨拶。尻尾の無いワンちゃんはコーギーって種類ですね。コーギーは主人の合図によって自家の牛を守り、他家の牛を追い払うという人間でも混乱しそうな作業をこなす犬なんですって。でも、浅草で暮らすコーギーは牛なんか見たことも無いでしょうね。
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 親子で散歩。モモちゃんを見付けて走り寄ってきました。
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 大きいワンちゃんはモモちゃんが怖がるので、後ろから失礼。
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 犬の体型は飼い主に似るとか言われてますが・・・。後ろ姿、似てますね。
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 まだ子犬の柴犬です。ハアハアいいながら歩いてましたが、今朝はそんなに暑くは無いですよ。
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 またまた大きなワンちゃん。小さい事に噛まれそうになったので、モモちゃんはこの種類のワンちゃんが嫌いなのです。
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 神社の境内を散歩するワンちゃん。
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 桜橋から歩いて来たので、疲れてしまったそうです。立ち上がるのをジ〜っと待っているのでした。35キロの身体は簡単に抱っこできませんよね。
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『今朝の自転車』  
 ちょっと暗かったので、手振れしてますね。でも、朝の雰囲気でも。
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 お孫さんと一緒にお散歩ですね。東京都交通規則では、「16歳以上の運転者が幼児用座席を設けた二輪又は三輪の自転車を運転する場合は(中略)幼児用座席に6歳未満の者を1人に限り乗車させることができる」とあるので、これは合法。
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 今朝の自転車は、二天門を背景に狙ってみました。
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 でも、ほとんど来ないんですよ。
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 およそ15分で僅か7台だけでした。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数126枚
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