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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年8月23日(木) 旧暦7月11日大安

- お世辞と敬語 -

日記写真


『今朝の浅草』
 雨の朝になりました。おかげで涼しくはなったのですがいつものワンちゃんたちの姿がありません。みなさんワンちゃんが濡れるのを嫌っているのでしょうね。でも、我が家の犬たちはたとえ台風の豪雨でも平気なんです。濡れるよりも早く用を足したい気分の方が勝っているのでしょうね。それと、このところ暑い朝が続いたので多少濡れても涼しいので気持は良さそうでしたよ。それよりも、昨日、調子を崩してしまったビビアンちゃん、今朝はどんな様態なのか女房も心配していましたよ。早く元気になって戻って来て欲しいと観音様にお祈りをしました。
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 いよいよ10月から再開される「ふくまる旅館」の撮影が始まりました。今朝は浅草の実景だけの撮影ですが、これから本格的なロケに入るのでしょうね。
 TBSの「ふくまる旅館」のホームページを見ると、

 『昔の下町旅館は商人宿と呼ばれ、常に常連さんばかりでした。そのため、旅館は客にとって「第二の家」なのです。お迎えする時に「いらっしゃいませ、○○様!」という言い方をしたら、気持ち悪がられてしまう。「○○さん!しばらくぶりじゃない。さ、入って入って」というように「客と従業員」の関係ではなく、同じ立場でおもてなしをするのです。なぜなら、お客さんは家族ですから。』

 そんなことが書かれています。先日、久しぶりに行った修善寺温泉では、従業員のみなさんが、“○○様お食事の用意が・・・”。“こちらは○○様のお荷物でしょうか”等々、みなさん泊まり客の名前を覚えるのをモットーにしているようでした。でも、あまりの仰々しさに恥ずかしい気持になってしまったのです。また、敬語の使い方もかなり程度の低い間違いも多いのです。

 食事で“こちらは伊豆で採られました○○でございます。どうぞお食べください”、などはまだ良い方で、“こちらの旅館は文豪夏目漱石様が当館のためにお書き頂いた短冊でございます。○○様もどうぞ御拝見なさってください”、いったい誰に尊敬しているのか理解に苦しむようなお言葉も、ま、何処の誰かも解らない一見の客より、誰もが知っている夏目漱石を敬っているのは良いとしても、お客さんに対しては“ご覧下さい”ですよね。いずれも、尊敬語を使うべきところで謙譲語を使っているために、喋っている自分にも解らなくなってしまうのでしょう。

 それはそれ、浅草辺りにやって来るお客さんは下町らしさを求めてやって来るのです。客と従業員の立場では無く、まるで友人でも迎えるような態度で接してもらった方が浅草に来た実感も得られるのでしょう。
 残念ながらあほまろは浅草の旅館に泊まったことはありませんが、旅館やホテルでの宴席には何度かお邪魔したことがあります。それだけでも他との違いを感じてしまうほど、くだけた態度で接客するところなのです。もちろん、どんな偉い人に対しても“○○さん”で許されてしまう。それが浅草なんですよね。

 昨日はこの夏二番目の暑さだったようです。暑いのなんのって表現にも事欠くような暑さが夜まで続いたのです。そんな中、浅草東町会では青年部が中心になった「子供会」が開催されました。一番の人気は「ドジョウすくい」、大きなプールの中に生きたまま入れられたドジョウを子供たちがずぶ濡れになりながら戯れるのです。しかし、折からのクソ暑さで子供たちよりも青年部の連中が水中プロレスのまねごとで楽しんでいるのでした。可愛そうなのがドジョウたち。プールの中で暴れ回る連中を除けながら迷惑そうに泳いでいるのでした。詳細は「昨日の行事」をご覧ください。
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 さて、今年の暑い夏の浅草行事の締めくくりは土曜日の「サンバカーニバル」ですね。今では「江戸下町情緒」の一つと化してしまったパレードです。現在では、出場するチームも全国区となり、本場ブラジルからも高い評価をいただいているそうですよ。今週末は浅草で本番さながらの熱気と興奮をお楽しみください。


『今朝の雷門』
 雷門前には交番があります。ここのお仕事で一番多いのが道案内なので、お巡りさんも浅草を勉強しなければいけないのでしょう。今朝、観光客が交番でお巡りさんに聞いていたのは朝食の美味しいお店です。そんな質問にも、ちゃんとこの時間に開いているお店を紹介してましたよ。こんなお巡りさんは頼りになるのですが・・・。

 同じ
お巡りさんでも、警視庁立川署地域課のお巡りさんが、飲食店従業員をストーカー行為の末に拳銃で殺してしまった事件は許せませんよね。このお巡りさんは、パトカーで女性を送ってあげたり警邏中に制服で女性の家を訪ねたりしていたそうです。そんなバレバレの行為を放っておいた上司や同僚だって管理責任が問われても良さそうですよね。

 この
お巡りさんは女性を殺害し、自分も拳銃自殺をしてしまったのですが、死亡したことで警視庁立川署の処分は「退職」扱いだそうです。事件の処分は別としても「退職」といえば、遺族に税金から「退職金」が支払われるのですよ。被害者には何も支払われないというのにこれが日本のお役所なんですよ。
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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の浅草寺』  

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『本堂から宝蔵門』  
 
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

 雨なので訪れる人も少なめです。写真に写っているのは「ふくまる旅館」のロケで来た方々のようです。人が居ないので仕事はやりやすいでしょうけど、この雨じゃね・・・。
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『今朝の二天門』  
 
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『今朝の境内』 
 雨は断続的に降ってきます。日記を書いている最中、一時は日が照っていたのですが、再び雨が。今日は一日こんな天気なのでしょうね。

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 観音裏広場には「サンバカーニバル」の機材が運び込まれています。参加者はここから出発するのですよ。
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 「ふくまる旅館」のロケ隊が宝蔵門を撮っています。そう、今年の春の放送時にはまだ宝蔵門が修復作業中でしたよね。宝蔵門がこのドラマに登場するのは始めてですよね。
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『今朝の一写』
 かわいそうに御髪がずぶ濡れになってしまいましたね。ここで雨宿りをしているのでしょうか。でも、当分止む気配は無いようですよ。
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『浅草な人』
 雨の中でも「浅草な人」
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 境内を行ったり来たりの「浅草な人」ロケのスタッフですね。
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 浅草寺に一礼して通り過ぎていった「浅草な人」
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 ひたすら急ぐ「浅草な人」
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 傘が無いので困っている様子の「浅草な人」
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 女性同士で相合い傘も「浅草な人」
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『今朝の浅草神社』  
 浅草神社に入ろうかどうしようかと迷っている「浅草な人」
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 浅草の神田も雨に濡れ。
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 確実に実を付けているのが解るようになってきました。触って見るとちょっと固くなってきたようです。
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 収穫したらいったい誰が食べるのかな・・・。きっと神主さんが全部食べてしまうんでしょうね。新米に納豆をかけて食べたら美味しいよ。
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『今朝のワンちゃん』  
 雨なので境内で見かけたワンちゃんはたった二組だけでした。
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 馬道通りに出ると更に一匹。はやり雨の日は敬遠されるのでしょうね。ところで、こんな朝のワンちゃんの用足しはいったい・・・。
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『今朝の自転車』  
 もちろん自転車も少なかったですよ。
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 それでも傘を差して何台か通り過ぎていきました。
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 暗くてシャッターも低速になってしまうので、今日の写真は雰囲気ということで、ちょっとブレはご愛敬。こんな朝は手振れ防止機能の付いたレンズを持ってくれば良かったかもね。
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『昨日の行事』  
 浅草東町会の「子供会」です。浅草にもこんなに大勢の子供たちが居たのですね。この夏の東京で二番目に暑い日だというのにみんな元気に遊んでいました。
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 カラーボールすくいは小さな子に人気ですよ。オタマジャクシですくうんですね。
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 ダメだっていうのに〜!暑いのでヨーヨーのプールで水遊び。
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 ザリガニ釣りです。スルメを餌に釣るのですが、なかなか食いついてくれないようです。釣れなくても欲しい人にはあげますよ。でも、みんな欲しがらないの。
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 これがドジョウと戯れられるプールです。
かなり大きいのでもっと水を入れると泳げますね。
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 これだけドジョウが居ると、会場中が生臭くなっていました。子供たちは面白そうに戯れていましたが、持って帰って食べたいとは思っていないようです。でも、食用のドジョウを築地で仕入れてきたといっていましたよ。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数133枚
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